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2019年05月13日

ケタへの播種開始

 ケタ焼きしたところへ、今日は午後から種まきに行ってきた。昨日やるはずだったのだが、ナラ山整備でいっぱいいっぱいで、できなくなったゆえ。
 陸稲もここに植えることにしたので、その場所をまず決めた。陸稲はネリカ。水稲のように浸水してからがよいのかどうか。そこは迷うところだれど、というより、ようわからんのだけど、そのまままいてみようかと思う。なにせ雨が降らないので気を使うのだ。大事な種だもの。
 今日のところは、北側から順にこんな具合だ。高知からやってきたモロコシ、赤穂のアマランサス、モチアワ、タカキビ。
 モチアワは鍬で筋をかいて、斜面上部に3筋ほど撒いたところで終わり。あとはばらまいてみた。
 アマランサスは最初からばらまき。
 タカキビとモロコシだけは、ていねいに一粒ずつ間隔をあけてまいた。
 小屋まわりと資材そばの草刈りも少々。茅が多いところの手刈りはしんどいなあ。手首がよう動かんようにまでなる。
 明日はお休み(して家の畑と庭仕事を)、明後日はナラ山の整備と阿井へ。明々後日にまた播種かな。
posted by 面代真樹 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年05月10日

ケタ焼き☓焼畑の試みとして

 礼和元年5月10日。ケタ焼きではあるものの、焼畑、すなわちそこで作物を栽培するということの、火入れを実行した。
 資料とするべく、大急ぎでざっくりと概要だけでも記しておく。

 準備に3日。草刈り2時間〜3時間が2回、草寄せ(防火帯)に2時間半ほどか。下見や計画なども含めれば、8時間ほどとみていい。
 もっとも、もっとていねいに準備するなら2人で5時間(1日)の作業かもしれない。
 刈払機が大半だが、手刈りも必要。今回、その手刈りを「まあいいか」と略した箇所が案の定、少しあぶなかった。

 さて、当日の今日。予定はしていたが確定したのは昨日。
 草刈りは7日前〜3日前にわけてやっているが、3日前の箇所も十分に乾燥していた。ここ数日の気温も高く、昨日も一昨日も少々風もあったことが大きい。また寒暖差があって朝露がおりる日もあった。いったん少し濡れてから風と日にあたるとさらに乾燥度があがるものだ。木材がそうなのだが、草もそうなのだろう。
 前日に草寄せをしたときに、もう十分と判断してのことなのだが、草の下の土はやや湿ったところもあって、草の浅いところが延焼・燃焼するかがわからなかった。燃えなかったら、それもいやだ、困る。煙だけ多いとかえってあぶないし、時間もかかるし、やっかいだ。
 なので、草寄せはひろげるよりも、厚めに斜面上部と上部平地に少しかかるくらいにおいた。
 防火帯以外は基本草刈り時のなりゆきまま。

 さて、現地着が14時30分頃。
 軽トラに0.5㎥水タンクを積み給水。エンジンポンプやシューターを準備し、燃料補給やシューターへの水入れなどをしたあと、給水に30分はかかるとみて、現場(徒歩2分か)へ草寄せの続きに。当日やればいいとした作業を残していたのだ。
 意外にあったなあと、急いでせっせと草を寄せていく。
 
 給水は400弱までとして。荷物を確認して現場へ。
 風向きをみて、予定通りに小屋のところから火を入れることにする。
 風下、微風、理想的。




 エンジンポンプの始動ともっとも燃えるものがある小屋の周辺に防火放水。
 シューター、レイキを配置して、15時50分頃にガストーチで着火。
 勢いよく延焼がはじまり、少々あせるが、やるべき3つのことを順序よくあたっていく。
1)草の寄せ直し
2)予定ラインを超えて延焼が起こっている場所へシューターで火消し
3)1)2)が計算できる落ち着きをみせたところで、エンジンポンプ始動しての防火放水
 
 これらが一段落し、写真を撮るくらいの余裕ができた頃合いがこれ。



 そして、終盤、そろそろ迎え火を打とうかという頃合いがこのあたり。



 そして、鎮火。17時頃。約1時間ほどか。面積などまたのちほど加筆。





 活躍した3つの道具。

 ただし、ガストーチは今回、火付けに3箇所程度と迎え火2箇所の点火用のみ。
 レーキは活躍したし、シューターは必須だと実感。達人はじょうろとバケツでやっておられるが、その域は、まだまだ雲の上を見上げるような遠くにかすかにある。

 また、保険として用意し、いらないかなあと頭を何度かかすめたエンジンポンプとタンクもあってよかった。いやほんとに。




 以下、ざっくりとした備忘。

●イネ科系の細い葉っぱは生でもけっこう燃えて延焼にもいたりかねない。下に燃える枯れ葉の堆積がある程度あれば。
 夏の焼畑の際、緑色の生きた(はえた)草は、火が近寄ってきてもなかなか燃えず、防火帯にすらなるのかなあと捉えていたが、いやいや、間違いでした。とくに春はいかん。
 同様に、茅など地際で刈ったものから緑の葉がのびているくらいのものでも、ちょっとした乾いた箇所が残っているだけで、そこから火をあげて、延焼を促す。
 だからね。
 まあ、まず燃え広がることはないとみていた(それでも注意と準備はしていた)隣接する草原とて、まったく燃えないとは限らんと思いました。

●3年ほどの堆積があれば、こうした焼け方はふつうにできるのでは
 火を入れずに草刈りを年に1〜2回程度の地であれば、そして茅がまじってその堆積があれば、燃材としては結構な量があるのだと思う。
 そして、どんなに火が強かろうが、地面に草がまったくなければ(当たり前だが)そこは燃えずに火がとまる。水をかけるよりも、一筋の土の線があればよいということだ。

●煙を出さずに焼くことの重要性
 完全に燃焼させることの利点もだが、管理のしやすさ。
 うまく燃えたし、そういうやり方をしたため、ごくわずかしか煙がもうもうとする場面はなかったが、火が見えなくなるし、咳き込むし、まあ、いかんわ。
 
●燃やすことを促進させながら、消し止める
 燃える勢いの強いほうが、消火はある意味しやすい。広がる方向がわかりやすいこともある。

●かといって強すぎないように、いいあんばいに、風と状況をみて、草の位置や量を変えていく
 これの見極めを向上させていきたい。地形や火入れ地の形状、風向きなどの条件がよかったので、今回はうまくできたほうだと思うが、よくわからんところとわかったところと半々なり。

 さて、明日から種をまいていく。
 考え、集中して、楽しもうではないか。
 もう、寝る。


 
 



 





 




タグ:焼畑 火入れ
posted by 面代真樹 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年05月08日

2019年5月8日の山畑

 カフェオリゼの庭では、ナニワイバラの白い花が塀に鈴なり(とでも言うのだろうか)。ようやく春らしい暖かく過ごしやすい日が続いている。遅れている種まきやら草刈りやらを毎日少しずつこなすのにいい日和だ。
 今日に限らず、気がついたこと、やっておくべきことなどを徒然に記しておく。

牧場の山畑にて
 昨年春焼地の北東斜面を草刈り。草というよりは笹と竹なのだが、昨年刈った枝の堆積もあって、これは持ち上げて燃やしてしまうことにした。葉に覆われてはいるものの、下層にはオオアレチノギクが低い芽をひろげており、あぁ、2年目はこうなるのだなあということをつくづくも感じた。これはフラットな平地も同様。ただし、だ。里芋を掘り出した箇所については、その掘り返した地面だけは草ひとつはえていない。また、麦の周辺にも少ない。
 さて、斜面にはアマランサスを播種する予定なのだが、タカキビでもいいのかもしれない。斜面での作業のしやすさからいうと、モチアワなどは選択肢からはずれる。中背という点でモロコシか。

 スペルト小麦も裸麦もいまひとつ成育がよくない。スペルト小麦については、水はけのよくない粘土質土壌がよくないのだろうと思う。あるいはこの場所は、冬春秋の日照がよくないのだから、その影響も大か。土の問題と日照の問題、あとは播種が少し遅かったことか。同じ時期に播種した家の畑の小麦・大麦はよく育っているが、標高差は200mばかりあるのだから、そこらも加味して今後をかんがえねば。
 案件としては、そう、この昨年春焼地には大豆を主に播種する予定なのだが、考え直したほうがいいのかもしらん。思い切って斜面ぎわにキクイモを植えてみたりもしているが、うむ。
 枝豆としてもいける白大豆を中心に早めの播種でいってみるか、どうか、というところか。

 パープルサルシファイの発芽を確認した。あまりに雨が降らないので、先端が枯れているものもあったが、発芽率は9割以上だと思われる。

 道が倒木で塞がれているところが3箇所。来週チェーンソーで片付けよう。

 昨年の春焼地、焼いたところにはアレチノギクがびっしりなのだが、焼いてないところにはそんなことはなく他の雑草が優越している。なんで? ざっくり説明できるようにはしておくべし。

牧場のケタ地にて
 刈った草はよく乾いていて、明日にでも燃やせそう。量も乾燥してみれば、これっぽっちかという印象。明日、整えて、金曜日には焼いてしまうことにする。広がるほどの燃料はないから、シューターのみでよいだろう。念のため、タンクも用意するにせよ。よって、明日はポンプの始動確認と草寄せ、時間があれば、茅草の抜き取り。
 キクイモはこの日は植えず。寒暖差がある日当たりのよい場所といえば、このケタ地のほうだろうから、ここを中心に。来週草刈りに行く阿井には少しだけお試し的に。そのぶんは少し土に戻しておいたほうがよいのかもしらん。

その他
 ウツギはまだ花を見ない。下旬かな。
 鹿沼土を用意したので、挿し木の準備を。カメンガラ(ガマズミ)が中心だが、ジューンベリーやダメ元でいろいろやってみよう。




 




posted by 面代真樹 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年04月27日

出雲の山墾り〜sec.10

4月27日(土)。晴れ時々曇り一時小雨。気温は11時時点で11℃。
予定では7名〜9名参加とのリストがまわってきていたものの結果4名ほど。
火入れ地の確認などを10時〜12時ほどで。その後私1名でサルシファイの播種、キクイモ(一部)植え付け。

P1290274
posted by 面代真樹 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年02月26日

みざわの地蔵と麦の春

 3月24日、三沢、見覚えのあるサイノカミさん。以前見た場所からここまで移ってこられたのか、それとも兄弟姉妹関係にあるようなものなのか。確かめようと4年前だか5年前だかに撮影した写真を探してみるが出てこない。もとあった場所というのも、土から掘り出され、このあたりにあったのだろうと数メートルか数十メートルは場所を変えている。藪に覆われるようなところだったから、なくなっちゃいけないと、雨もしのげるこの場所に移されたのかも、しれない。
 いったいいつ頃つくられたものなのかという問も含めて、気になるので、ここに置いておく。



 焼畑地は麦の様子だけ確認。
 スペルト小麦




 裸麦



 畝間に草をしくかどうか、思案中。ススキなり笹なり、そばにあるものがよいだろうと思う。
 それにしても、家の裏の菜園畑とくらべると、草が少ないなあと思う。量も種類も。
 冬はもともと雪で覆われる場所だから、ということもあるだろうけれど。


posted by 面代真樹 at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

年取りカブのあるところ

 2月23日(土)。1年半ぶりくらいに年取りカブのある谷へ。
 谷に着いて車を降りると鶯の声。
 Yさんのお宅まで畑をみながら歩く。2年前は雪が降り積もる谷を歩いたっけと不確かな記憶をなぞりつつ。
 開口一番「鶯、鳴いてましたよ」といえば、「あぁ、2日前からないちょるね」と。
 1時間半ばかりあれこれお話を伺った。


・今年はカブがようできらんかったということを聞いたが、葉っぱをかじらせてもらうと、間違いない美味さ、その別格ぶりは健在だった。



・里芋も去年はダメだったと。こたつの上に出されていたのは、よそから種芋をもらってきて育てたもの。地のものとは味が違うという。形を聞いたらば、昨年から塾でも栽培している三刀屋在来と同じ系統のようだ。大事に育てよ。


・「あんたつづれもしらんかね」といって、出してきてもらった「つぅづぅれ」。裂織の綴。ボロの着物のことだが、仁多郡ではぼろ布を裂き織りにして作ったそでなしの仕事着のこと。中国地方山間部で用いられてきた方言。ちょっとした雨ならぬれないし、あたたかいし、しょいものやらにもいいと。



「わたしゃ背が低いけん、こげにみじかいだども、もっと長いもんだけんね」
文化財データベースなどでみると、その意味がよくわかる。というより、こっち、現役ですから。文化財とか遺産ってものがほんとに陳腐にみえてくるほどに、ビビッときた。
からさでさんのこと、縄(にかわ)のこと、ききそこねたこと多数。干し柿いただいた。ありがたし。

posted by 面代真樹 at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年02月24日

出雲の山墾り〜阿井の竹林でその1

 出雲の山墾り特別編ということで、阿井の竹林へ行ってきました。
 荒れた竹林を「きれいに」しつつ、タケノコ林として「再生」したいという希望に「ここは無理を押してでもいかねば」と、赴いた次第。草にしろ竹にしろ邪魔者扱いだけでうごくケースが大半な中、「ここのタケノコは白くて甘くて」というような愛がある。稀有なことなのです。

 というわけで、写真をいくつか。





posted by 面代真樹 at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年02月06日

足踏み脱穀機の初運転

 今年の冬はやる気ないんだろうか、昨日は日中の気温は14℃まであがっていたし、山肌に残っていた雪もすっかり消えている。裏の小さな畑では、カブの葉はロゼッタ状に地を這う形から、葉を立ててはじめ,蕾を抱えた薹まで立ちはじめた。
 ちょっと待ってよと、言えるものなら言ってみたい。かたや、暖かいのは仕事がはかどることでもあるわけで……。
 本来、秋のうちに終わっているべきことどもだって、片付けるチャンスなのだ。
 やるか! という勢いにものって、足踏み脱穀機を軒の下からおろして、宿題を少し片付けた。
・残っていた大豆の脱穀
・残っていたタカキビの脱穀
・スペルト小麦の脱穀試し
 ふたつが片付いた。スペルト小麦はやるなり無理だと判断。工夫の余地なしというくらいにうまくいかないのだった。

 そして、まったくといっていいほどに意識していなかったのだが、足踏み脱穀機の初運転なのだった。めでたしめでたし。
 大豆は650gほどまとまったので、味噌をつくるのだ。
posted by 面代真樹 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年01月30日

荒地に種をまく

「あぁ、あそこは○○さんが、なんとかしてやろうおもうて、刈って火いれたら火事になってのー。そーからなんもやっとられんけん、なんぼでもかりれーとおもうわ」
 陸稲や雑穀をやる土地を探している。
 今年は栽培しない管理地も含めて4〜6反ほどを手掛けるつもりでいる。実験的段階から本当の意味での実践的段階へと移行するのだ。ははは。
 先のセリフはEちゃんのこたえ。
 ここでやれたらなあという土地について、借りられるかとたずねたときのことだ。この後、もっと近いところがいいだろう、あそこはどうだなどと展開したあと、「好きにもっていっていいよー」と言われている柿園のあいている地面をつかわせてもらうことにした。「草刈りはやりますけん」ということで。
 雑穀半分、野菜半分にしようかと思う。週1回は通うことでやれるものを。

 それにしても、ここも「火事」になってということがとても興味深い。偶然とは思えないくらいに、いいなあと思うところで「火事」をやっている。これだけではない。何度か、いや、思い起こせば何度も、こうしたセリフを耳にしているのだ。いずれも共通するのはカヤ・ススキ、あるいは竹・笹がのしてきている土地であること。
 カヤ・ススキは、火の足が早く、飛び火もまわりやすい。草原の火入れを何度か経験せねばと改めて思うた。

三瓶の火入れは3月上旬か。
4月13日(土)…雲月山の山焼き2019|火を使った生態系管理
posted by 面代真樹 at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年01月19日

出雲の山墾り〜sec.3

 山陰の冬には珍しい青空が広がる晴れの日。10時時点での気温8℃。竹藪を整理したり、柵を補修していると汗ばむほどであった。参加者は5名。10時〜13時。
 穏やかな春ならぬ冬の一日。これもまた冬であることに思いを致そう。

 春焼き地の畑、一の畑の柵が倒され牛が入ってきていた。ゆるんでいたのはわかっていたのだが、冬の枯草だけが見えるなか、無理して入ることもあるまいと油断していた。さして足跡も糞跡もなく、何も食べるものがないゆえ早々に引き上げたのかなと思いきや、真新しいかじった跡が少々。タカキビの茎。ガジガジとかんだ跡がいくつかある。タカキビには砂糖を採る品種もあるくらいだから、甘さがあるのかもしれない。
 あとは大麦が少しばかり踏み潰され、真ん中に糞がひとつあるくらい。ヒトの糞便の75%は微生物であり、植物繊維は17%ほどだというが、牛の場合はどうなんだろう。そんなことをふと思った。(重量比。微生物は生死状態問わず。Allanna Collen,2015『あなたの体は9割が細菌』矢野真千子訳,2016,河出書房新社)
 踏み入った畑の中でいちばん青々としている小麦と大麦の若い芽。これこそうまいと思うのだが、まったく口をつけていないのは不思議である。周辺で食べた跡がよく見られるのは再生竹。笹は食べてないのにね、とこれも思いつつ、ハッと気がつく。あぁそうかもしれない。冬は茎がしっかりあるものが食べたいのかも。記憶にとどめておこう。ただし「かも」という半端な仮説部分はほどほどに。
 気温8℃というのが牛にとってどうななのかはよくわからないが、もっぱら日向で寝そべっていることは確かだ。もう少し日が斜面にもさしてきたら、そっちに移動する個体もあるだろうが。

posted by 面代真樹 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々