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2017年08月30日

怒る大人、叱られる子供、やってはいけない事

 友達の家で、囲炉裏をひょいとまたいだら、その瞬間足を払われて鉄拳をもらった。コラとも、何が悪いとも、一言もない、大人は怒っていた。
 いま60代(とおぼしき)男性が幼少の頃の記憶を語った言葉である。
 何をしたら怒られたのか。
 そんなことも、次々と時代の波に洗われて見えなくなっていく。
 大人が何も言わずに怒ってげんこつで子供をなぐる。かれこれ50年も前のことになるのだろう。そんなことが”自然”であったのは。
 なぜやってはいけないのか。大人に言葉はない。問答無用。
 社会が今より少しは豊かさをもっていた時代。
 懐かしさや良きものをそこに想定しているのではない。1960年代、昭和30年代後半から、日本の社会はいよいよ崩壊へ向かって走っていく頃なのだから。
 しかしながら、ここで囲炉裏とはなんであったのかを、子供と大人の関係性とともに探り描くことは、とてもおもしろいことだと、私は思うのだ。
 囲炉裏に限らない。「怒られた記憶」「何をしたら怒られたのか」ーー跡形もなく洗い流される前にスケッチしておきたい。
 宿題がまたひとつ。無理のきかなくなった身体を奮い立たせるにはよい火種だ。
 さて、出かけますか。

 
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