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2017年03月09日

住まいの床下は土であるべきと私は考える

 森と畑と牛と=MHU.が手がける奥出雲の小さな風の谷のプラン(自然地形としての谷にとって大事なのは水と風が淀まず流れ続けることです)。そこにはどんな建物がどこに配置されていくべきなのか。…てなことを皮切りに、忘却の箱にいれたままだった建築のことを少しずつ思い出しています。
 下山眞司さんのブログを読みながら、こんな記事を発見。
アリヂゴク・・・・アリヂゴクが棲める床下

《一般に、床下は湿気ると言われている。
 たとえば、「住宅金融支援機構(以前の「住宅金融公庫」)」の「木造住宅工事仕様書」には、「床下は、地面からの湿気の蒸発等により湿気がたまりやすい・・・」と解説があり、「ベタ基礎」以外の場合は「防湿用のコンクリートの打設」または「防湿フィルムの敷詰め」とすることを求めている。 この解説にある「床下の湿気理論」について、かねてから私は疑問を抱いている。》
 かねてから、古民家にこの仕様を施す例を散見するにつれ、疑問がぬぐえなかったのですね。構造的補強の仕方もですが、ここで問題視されている湿気・通気に与える影響についてからも。だって、土は呼吸しているんですから。
 引き続き引用(というには長いのですが)。
《では、普通の土地で、床下をコンクリートを打設したりフィルムを敷き詰めると、どのような事態が起きるだろうか。
 床下の地面は、陽が当らないから、その温度は屋外の地面よりは低い。コンクリートやフィルムの表面温度も、地面の温度と同じになっているはず。そこへ、床下の地表温度よりも暖かい湿気た空気が入り込むと、どうなるか。コンクリートやフィルムの表面に結露するのである。夏の朝、雨も降らなかったのに、舗装道路が濡れているのも同じ現象。
 そうならないようにと「断熱材(保温材)」をコンクリートやフィルムの下に敷きこめばよい、と考える人がいる。そういう「仕様」もある。しかしそれは、「断熱材」の「断熱」の語に惑わされている証拠。どんなに厚く「断熱材(保温材)」を敷こうが、地温になるまでの時間がかかるだけに過ぎない、だから、コンクリートやフィルムの表面は地温に等しい、ということを忘れている。》
 なぜ「忘れる」のでしょう。理由はともかく、確かに忘れるのです。
《(前略)同じ理由で、私は「ベタ基礎」は使わない。地耐力が小さくても、別の手立てを考え、床下地面を確保する。》

 現場から(シロアリ屋のひとり言)からも、こんな写真が。
「古民家だから冬はすきま風が入って寒いです。密閉対策をしてほしいな」などと言われる我が家(一部店舗)ですが、隙間だらけでよかったね〜と思います。
 住まいの床下は土であるべきと私は考えますし、アリジコクとともにある住まいがいいなあと思います。
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