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2008年12月09日

海外技術研修員 帰国!

9月に来沖し、1ヶ月間の日本語研修、そして企業や行政機関等での2ヶ月間の専門研修を続けていた4名の海外技術研修員が、このたびすべての研修を無事に修了しました。

11月28日、彼ら4名の研修員の修了式が県庁にて執り行われました。ブラジル出身のトジこと小波津オズワルドマサカズさん、ボリビア出身のナタリーこと真栄城ナタリーエリカさん、フィリピン出身のオーウェンことジョーウェン マカリンタルさん、中国出身の胡さんこと胡献政さん。安里カツ子沖縄県副知事や研修受入機関の皆さま・4人の友人など、多くの出席者が見守る中、4人はそれぞれ自分の研修の成果を発表しました。

トジは自作のPPTで研修内容を発表し終えた後、お世話になった方々への感謝のメッセージを音楽に合わせて流しました。最後、曲の終わりとメッセージの終わりがうまく合わずに苦笑いをしていたトジでしたが、その困ったような表情で溢れる感情を隠そうとしているようで、逆にこちらの胸がいっぱいになってしまいました。

ナタリーは、発表の始めこそ緊張した面持ちでしたが、自分の研修の成果とお世話になった方々への感謝の思いを話しました。途中、感極まってうまく声がでなくなる場面もありましたが、涙を拭きながら最後までしっかりとスピーチをしました。

オーウェンは日本に来た当初、とても日本語を話せる状態ではありませんでした。そのオーウェンがスラスラと日本語を話す姿を誰が想像していたでしょうか。彼は、発表前までずっと紙を見ながら何度も何度も発表する内容を練習していました。そして発表時は紙を見ながらも、流暢な日本語で研修結果を発表しました。その姿は実に堂々としたものでした。

胡さんは、一度も紙を見ることなしのスピーチでした。紙を見て話すことは絶対にしないぞという胡さんの強い意志を感じました。途中ほとんど詰まることなく、しっかりとした日本語でスピーチを行いました。

修了式後は、研修先の方や友人なども一緒に、懇親会へ。余興として、”チェッコリ”という昔CMで話題にもなったガーナの踊り披露し、会場が1つになったところで、負けじと研修生4名がトジの三線を中心に、覚えたてのカチャーシーを披露しました。

県交流推進課の大城課長にも、覚えたての”チェッコリ”とご自慢の歌を披露して頂き、実に温かい雰囲気に包まれながら、懇親会はお開きとなりました。

修了式翌日には、トジ、ナタリー、オーウェンが、翌々日には胡さんがそれぞれ故郷に向けて、那覇空港を飛び立ちました。そうなるはずでした・・・。

しかし、ここにきて衝撃のニュースが!

ナタリー1人帰国できなかったのです。出発当日、パスポートが見当たらないのでした。。。

ナタリーはその後約1週間遅れの帰郷となりました。結果的にパスポートは普段から持ち歩いているバッグの、めったに開けないポケットから見つかったのですが、見つからない時のナタリーの神妙な顔は忘れられません。1番しっかりしていそうだったナタリーの、最後の最後でのおっちょこちょい。これもまた、今回の研修の良き思い出になりそうです。

NPO沖縄ホールアース研究所としても、今回初めて事務局を担当させていただき、外国人の生活を支援する中で見えてきた、「外国人にとって住みにくい/分かりにくいポイント」が少し見えてきました。今後の活動につなげていきます。
posted by ホールアース研究所沖縄事務所 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際協力・国際交流

2008年10月04日

元気です!海外技術研修員!

9月に来沖した、平成20年度の沖縄県海外技術研修員の4名。(財)日本国際協力センター沖縄支所での1ヶ月間に渡る日本語研修が無事に修了し、先日沖縄本島の南部と北部への旅行に行ってきました。

初日のテーマは「沖縄の歴史と文化」。斎場御嶽で沖縄の心を学び、ランチは山の茶屋楽水でうちなータイムを満喫。平和祈念資料館で沖縄の忘れてはいけない過去を知り、琉球ガラス村でお土産のマイグラスづくりに勤しみました。

2日目のテーマは「沖縄の自然」。北部まで遠征をし、屋我地島周辺でカヌーに挑戦、名護市のブラジル食堂で、かつてブラジルに移住され沖縄に帰ってこられた80歳を超えるおばぁとの会話を楽しみ、午後はお待ちかねの美ら海水族館

那覇からなかなか出る機会のない彼らにとって、何よりのエネルギー充填の2日間になったようです。10月1日からは企業や行政機関での専門研修がスタート。残り2ヶ月、彼らの成長にご期待ください!


posted by ホールアース研究所沖縄事務所 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際協力・国際交流

2008年09月04日

海外から研修生が来沖!

沖縄ホールアース研究所では、今年度の「沖縄県海外技術研修員受入事業」のコーディネートをさせていただいています。

世界に広がる「ウチナーンチュ=県系人」の子孫を沖縄に招聘し、専攻する技術のスキルアップと、沖縄との架け橋になることを目的としているもので、今年度はブラジル・ボリビア・フィリピン・中国から1人ずつ、4人の研修生が3ヵ月間、沖縄に滞在します。

去る9月1日にブラジル・ボリビア・フィリピンの3人が、そして今日、残る中国の研修生が無事に来沖し、ようやく全員揃いました。

ブラジル:小波津オズワルドマサカズ(愛称:トジー/23歳)
ボリビア:真栄城ナタリーエリア(愛称:ナタリー/19歳)
フィリピン:ジョーウェン マカリンタル(愛称:オーウェン/21歳)
中国:胡献政(愛称:こさん/28歳)


オリエンテーションまでは通訳がつきます



沖縄県交流推進課にて日本語で挨拶



中国・福建省から最後に到着した、胡献政さん

まずは1ヶ月間、JICE(日本国際協力センター)沖縄支所において日本語の研修を行い、10月からはそれぞれの分野に応じた企業や行政機関での研修がスタートしていきます。

沖縄の皆さん!ぜひ彼らと友だちになってあげてくださいね。
posted by ホールアース研究所沖縄事務所 at 19:11| Comment(1) | TrackBack(1) | 国際協力・国際交流

2008年02月12日

海外協力から取り残される人々

シャプラニール=市民による海外協力の会との共催により、『海外協力の最前線〜バングラデシュでの取り組みから〜』と題した講演会を、名護市と浦添市で開催し、合計で関係者を含め30名近くの方にお集まりいただきました。

バングラデシュでは、ムハマド・ユヌス氏のノーベル平和賞受賞もあってか、マイクロクレジット全盛。ほとんどのNGO・NPOがマイクロクレジットによる支援活動を展開しているそうです(シャプラニールはしていません)。

一方で、今回紹介された中州地区に居住している人々のように、行政や医療機関が機能していないために海外協力の活動から取り残されている人々の問題が深刻化しているのも事実。2007年はバングラデシュにとって災害の“当たり年”(←不謹慎な表現ですが)で、寒波・洪水・サイクロンと立て続けに自然災害が発生したこともあり、こうした「援助から取り残される人々」の生活環境はかなり悪化しているそうです。

マイクロクレジットは融資活動のために、経済活動を営み小額でも返済可能な人を対象にしています。すなわち、前述の「取り残される人々」は対象外。この結果として、マイクロクレジットが普及すればするほど、バングラデシュの中にも“格差”が生まれているのでは と危惧する声もあるんだとか。光と影をよく見極めなければいけませんね。
posted by ホールアース研究所沖縄事務所 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際協力・国際交流

2008年01月17日

シャプラニールが沖縄にやってきます

南アジアの人々の自立を支えて35年
☆☆シャプラニールが沖縄にやってきます!☆☆

国内で最も長く活動を実践している海外協力NGOのひとつ、シャプラニール=市民による海外協力の会による講演会が浦添市と名護市で開催されます!

『海外協力の最前線〜バングラデシュでの取組みから〜』と題し、農村開発担当として2年半ダッカに駐在し12月に帰国したばかりの小嶋さんによる、最新の「現場の声」をお届けします。

当日は会場の皆さんと小嶋さんとの掛け合いにより、「本当に聞きたい話」を実現させる予定です!

■日時および会場

1)1月29日(火)18:30〜20:30 → 名護市国際交流会館

2)1月30日(水)18:30〜20:30 → JICA沖縄国際センター(ニライホール)

■定 員:50名(先着順・申し込み不要)
■対 象:国際協力に関心のある方ならどなたでも
■参加費:無料

posted by ホールアース研究所沖縄事務所 at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際協力・国際交流