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憲法9条と99条(憲法尊重擁護義務)。[2007年06月29日(Fri)]
 岩波ブックレット「沖縄・読谷村の挑戦 ー米軍基地内に役場をつくったー」を読み終えました。
このブックレットは読谷村村長をされていた山内徳信さんと水島朝穂さんの対談をまとめたものです。
絶版になっていたそうですが、今年2007年6月に復活しました。

山内徳信さんが読谷村村長をされていた当時、読谷村役場の村長室には憲法9条が書かれた掛け軸と憲法99条が書かれた掛け軸がかかっていたそうです。
(今でもあるのでしょうか?)
憲法9条は最近話題によく出てくるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
でも憲法99条って?

「第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」

山内さんの言葉をお借りすれば、「憲法99条は、憲法を守らない可能性がある者を縛るためにある」。
そして、この「憲法を守らない可能性がある者」とは公務員のことをさしています。
憲法を守らなければいけないのは、公務員であるということです。
このことをどれだけの方が知っているでしょうか?

そういえば、学校で憲法99条について教えてもらった記憶がありません。
先生も確か公務員・・・。
大人になってからも、憲法99条について聞いたことがありません。

子どもたちも社会の一員であり、子どもたちにも様々な権利があります。
子どもの最善の利益が優先されるように、子どもたちに憲法を伝えていきましょう。

Posted by 管理者 at 23:33 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)

山内徳信さんはとても気さくな感じの人でした〜。[2007年06月27日(Wed)]
 今日思いがけず山内徳信さんにお会いすることができました。
今日、4時起きで沖縄に帰ってきたそうで、かなりハードスケジュールをこなされているとのことでした。
でも、「子どもの人権」について話をしたら、とても熱心に話をしてくださいました。
もともと高校の先生もされていたので、学校の子どもたちや教職員の置かれている状況には深い関心をお持ちのようです。

山内徳信さんは高校の先生から読谷村の村長さんになられた方です。
読谷村の村長さんをされている時に米軍基地内に役場をつくられたそうです。
米軍基地内に村役場を作るという発想にびっくりと感動!!
そんな方法もあったのかぁ〜笑顔
すごいです。

その村役場建設の話も入っているブックレットを買いました。
これからじっくり読んでみたいと思っています。
           ↓  
岩波ブックレットNo.438「沖縄・読谷村の挑戦ー米軍基地内に役場をつくったー」
      山内徳信/水島朝穂  (1997年10月第1刷発行 2007年6月5日第6刷発行)

Posted by 管理者 at 23:56 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)

パッションフルーツとレイシ。[2007年06月26日(Tue)]
写真の大きい果物の方がパッションフルーツで、小さい方がレイシです。

Posted by 管理者 at 23:32 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)

パッションフルーツとレイシ。[2007年06月26日(Tue)]
今日も牧志公設市場の近くに用事があったので、帰りに市場に寄りました。
今までもあったのでしょうか、初めてレイシが大量に売られているのを見ました。

金額もなかなかよいので、一番安いパックのものを買ってきました。
ついでに食べ頃のパッションフルーツも買いました。

レイシってライチのことですよね(?)
さっそく食べてみますと、そのみずみずしさに感動です。

Posted by 管理者 at 23:28 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)

マンゴーの季節がやってくる〜。[2007年06月25日(Mon)]
 今日の新聞に、マンゴーの初出荷の様子が出ていました。
いよいよマンゴーの季節ですね〜。
先週、牧志公設市場を歩いていたら、すでにマンゴーは売られていました。
そして、甘いかおりもただよってきて、「マンゴー食べたい!!」と思って値段を見て・・・、「もう少し後で買おう悲しいとあっさり撃沈して帰ってきました。
宮崎のマンゴーもいいですが、沖縄のマンゴーも甘くておいしい笑顔

マンゴーの季節!?ということは、台風の季節がやってくるということですね。
昨年はうまく台風をさける(台風の方がさけてくれた?)ように養成講座ができたのですが、今年はどうでしょう。
今年も無事講座ができますように〜クローバー

Posted by 管理者 at 23:56 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)

6月23日 慰霊の日[2007年06月23日(Sat)]

6月23日は沖縄の慰霊の日です。
今年は教科書検定で高校の教科書から「集団自決」の記述が削除されるということが起き、これまでとは少し違う思いがしています。

沖縄が太平洋戦争末期の地上戦で何もかも失ったところから出発しなければならなかった時代があったとは、おそらく今沖縄に観光に来ている方たちは想像もできないのではないでしょうか?

母の遺したもの 沖縄・座間味島「集団自決」の新しい証言」(宮城晴美著 高文研 2000年12月発行)という本をいつか読もうと思って買っていたことを思い出しました。
ぱらぱらとめくってみますが、あまりの悲惨な内容のため、自決の描写のところで本を閉じました。
実は、全く知らないはずなのに、集団自決をされている情景がうかんできて先にすすめないのです。

現在、十分な議論がなされないまま様々な法律ができたり、改正されたりしています。
いつのまにか徴兵制がしかれていたなんてことがないように・・・。

Posted by 管理者 at 22:39 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)

「軽度発達障害」の用語について、文科省が修正。[2007年06月22日(Fri)]
文部科学省のホームページの「特別支援教育に関すること」の中に「発達障害」の用語の使用について≠ニいう項目があるのを見つけました。

平成19年3月15日に文部科学省初等中等教育局特別支援教育課から出されたものです。

そこには以下のように書かれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.  今後、当課の文書で使用する用語については、原則として「発達障害」と表記する。
 また、その用語の示す障害の範囲は、発達障害者支援法の定義による。

2.  上記1の「発達障害」の範囲は、以前から「LD、ADHD、高機能自閉症等」と表現していた障害の範囲と比較すると、高機能のみならず自閉症全般を含むなどより広いものとなるが、高機能以外の自閉症者については、以前から、また今後とも特別支援教育の対象であることに変化はない。

3.  上記により「発達障害」のある幼児児童生徒は、通常の学級以外にも在籍することとなるが、当該幼児児童生徒が、どの学校種、学級に就学すべきかについては、法令に基づき適切に判断されるべきものである。

4.  「軽度発達障害」の表記は、その意味する範囲が必ずしも明確ではないこと等の理由から、今後当課においては原則として使用しない。

5.  学術的な発達障害と行政政策上の発達障害とは一致しない。また、調査の対象など正確さが求められる場合には、必要に応じて障害種を列記することなどを妨げるものではない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

特に注目したいのは5番目に書かれている「学術的な発達障害と行政政策上の発達障害とは一致しない。」というところです。

えっ!?
それってOKなのですか?
つまり、文科省をはじめ教育委員会や学校などが使う「発達障害」という言葉と医学的に使う「発達障害」という言葉の意味が違うということですよね〜。

学校で何か問題があるとみなされた子どもに対して担任の先生たちが「お母さん、お子さんは病院でみてもらった方がいいですよ。」とすぐに病院にかかるように勧められるという話を最近耳にします。
先生の言うことを聞かない子どもだということだけで、簡単に障害を疑われて病院を勧められているのではないかと思ったりするようなケースですが、学校と病院で「発達障害」の定義が違ったら混乱しないのでしょうか?

「平成17年度特別支援教育体制推進事業報告書」(平成18年3月沖縄県教育委員会発行)がたまたま手元にあるので見てみましたが、この中の調査研究運営会議の構成は医師などの医療関係者が入っています。
また、沖縄県教育委員会及び各教育事務所単位で設置される広域特別支援連携協議会・地域特別支援連携協議会の中にも医療関係者が入っています。

「発達障害」という障害であれば、当然医療関係者の意見を聞きながら、事業を行わなければいけないだろうと思います。
でも、文科省が思う「発達障害」と医療関係者たちが思う「発達障害」の意味が違っていて、うまく特別支援のための話し合いができるのでしょうか。
私は医療の関係者でもないし、「障害」についてはど素人なので、まったく単純な疑問です。

Posted by 管理者 at 22:58 | 軽度発達障害と特別支援教育 | この記事のURL | トラックバック(0)

「コザ児相の統合検討」!?[2007年06月21日(Thu)]
今日6月21日(木)琉球新報朝刊の社会面に
「コザ児相の統合検討 県総務部 中部福祉保健所に」との見出しの記事が出ていました。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-24786-storytopic-1.html

読んでいくと、県はどうも経費削減のためにコザ児相と中部福祉保健所を統合したいみたいです。
え〜っ、なんですとぉ〜。

児童相談所といえば、「虐待の相談はどんどん増えていくのに対して少ない人数の職員でやっているので、なかなか虐待のケースの対応が十分にできない」との話があります。
虐待のそれぞれのケースに対して十分な検討と迅速な対応が要求される専門職である児童相談所が現在でも十分機能しているかというと疑問が残ります。
県がしなくてはいけないのは、経費削減ではなく、児童相談所にもっと予算をつけて専門職員を増やすことではないですか?

子ども自身が「今、虐待を受けている」というSOSを出す時に、コザ児童相談所・中央児童相談所は名前もある程度知られているので、子ども自身も相談しやすいし、何より本人からの相談ということですぐに対応してもらえるのではないかと思います。
それが中部福祉保健所という大きな組織で、聞いたこともない名前であれば、いったいどこにSOSを発信したらいいのかわからなくなります。

沖縄県総務部の方へ、児童相談所の統合についてだけでなく施策全般に関して、子どもたちにとってどうなのかという視点で議論をしていただきたいです。
よろしくお願いします悲しい

Posted by 管理者 at 16:34 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)

「軽度発達障害」という考え方は子どもにとってどんなもの?[2007年06月20日(Wed)]
 沖縄タイムスでは2007年5月17日(木)から「個性と障害のはざまで 〜特別支援教育の現場から〜」という連載をはじめ、6月20日(木)で29回目をむかえました。
 
 連載が始まった時から、なんだかしっくりこないものがあって様子見で今日まで来ましたが、
やっぱり気になるので、軽度発達障害に関する本をちょっと読み返してみました。

 軽度発達障害の定義は何か・・・。
特別支援教育とはどんなものなのか・・・。
沖縄タイムスの記事を読んでいると、軽度発達障害を認めて子どもたちには支援が必要という考えの元、特別支援教育をいいものであるという前提で話が進んでいるように思えます。

 6月20日の29回目の記事の中で「発達障害は児童・生徒の約6%存在するといわれているが、・・・」とあるのですが、この6%の根拠そのものが問題であると指摘する声があります。
6%という数字には医学的な根拠は全くないとのことです。
障害であれば、医学的にどうなのかということが重要になってくるのではないかと思うのですが、沖縄タイムスでは医学的根拠の無い6%という数字を使っています。

 小さい子どもたちに限らず人間一人ひとりは誰もが想像できないような行動をするから、おもしろいのに、人と違ったことをしたことに対して簡単に「発達障害」であるとレッテルを貼られたらどうでしょうか。
人と違う行動をすることは個性であり、それをお互いが認め合いながら、一緒に空間を過ごすことができたらいいなと思います。
配慮は必要ですが、何か名前をつけて分けることは必要でしょうか?
みんな違っていいよと表向きは言っていても、実際は人と違ったことをすると様々な形で「みんなと同じようになりましょう」と言われてしまいます。

 子どもたちは大人たちのためにいるのではないのですよ。
大人の理想どおりに育たないのが、子どもらしい子どもではないでしょうか。

※ 参考文献

    「心の病いはこうしてつくられる」 石川憲彦+高岡健著 批評社 2006年6月発行
    「自閉症スペクトラム」 高岡健+岡村達也編 批評社 2005年9月発行
    「子どもの脳がねらわれている −今なぜ発達障害なのか−」 
       石川憲彦、北村小夜、鳥羽伸子講演・編著 アドバンテージサーバー発行

Posted by 管理者 at 22:53 | 軽度発達障害と特別支援教育 | この記事のURL | トラックバック(0)

不登校とひきこもり学習会資料をなはセンに置いています。[2007年06月19日(Tue)]
 6月17日(日)「不登校とひきこもりについて@」の学習会で使用した資料を那覇市NPO活動支援センターのなはセンファイルに入れています。
(2007年6月19日夕方くらいから閲覧可能です)

「学習会でどんな内容をしたの〜?」「どんな資料を使ったの〜?」などなど、学習会の内容などを知りたいという方のために、ファイルに入れていつでも閲覧できるようにしました。

6月17日の内容と同じものを9月23日(日)にも学習会をします。
「不登校・ひきこもりについて」これまでの歴史や不登校にまつわる話、現在の状況など不登校・ひきこもりについてこれから勉強したいと思う方にはおすすめの内容になっています。

那覇市NPO活動支援センターのなはセンファイルとは沖縄県内のNPO・NPO法人の団体ごとにファイルが作成され、その中に団体の情報がぎっしり詰め込まれているというものです。
「この団体は何をしているところなんだろう」「設立の目的や活動内容は?」などなど団体名だけではわからない情報がこのなはセンファイルを見るとわかるようになっています。
詳しくは那覇市NPO活動支援センターのホームページをご覧ください。
http://www.city.naha.okinawa.jp/npo/svc_hiromeru.htm

Posted by 管理者 at 14:03 | 学習会 | この記事のURL | トラックバック(0)

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