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おきなわ子どもの人権を考える会BLOG(チャイルドラインおきなわ)
18歳までの子ども専用電話「チャイルドラインおきなわ」は
毎週月曜日午後4時〜午後9時まで活動中。

チャイルドラインのやくそく
・ヒミツはまもります  ・どんな話でもいいよ
・名まえは言わなくてもいいよ ・イヤだと思ったら切ってもいいよ   

(「チャイルドライン」はチャイルドライン支援センターの登録商標です。
http://www.childline.or.jp/supporter/) 

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子どもの権利について考える−「子どもの権利条約」から学ぶ−第10回終了しました。[2012年01月23日(Mon)]
子どもの権利について考える−「子どもの権利条約」から学ぶ−第10回
「教育を受ける権利と学びの場−ホームエデュケーションとフリースクールという選択」の集まりが終了しました。

この「子どもの権利について考える」集まりは、講演会形式ではなく、講座・研修とも言えない、参加者が積極的に発言する集まりです。

そんなちょっと新しい試みを開始して約1年がたちました。
今回は10回目でした。
この集まりは、今回で終了といたしますので、次回はまた違う企画を考えたいと思っています。

さて、今回の集まりの御報告です。

テーマを「教育を受ける権利と学びの場−ホームエデュケーションとフリースクールという選択」としましたが、ホームエデュケーションとフリースクールを語る上で、「不登校」に関する話は避けては通れません。

子どもや親が積極的に学校以外の学びの場を選ぶことは、多くはないかもしれませんがあります。

しかし、実際は1回は学校を経験し、なんらかの理由で学校に行くことをやめ不登校になった後に、学校以外の学びの場を探すことがほとんどだと思います。

そういう背景があるため、「不登校」についての理解が欠かせません。

そこで、今回の集まりの前座として「不登校」についての法的な話や学校との関係などについてお話しました。

そのあとで、県外のフリースクールスタッフ経験者の方にフリースクールなどについてお話していただきました。

以下は、おおまかな内容です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○ ホームエデュケーションとフリースクールで学ぶ時は、地域の公立小中に籍を置き、
   学校と連携しながら行っていく。

  進級・卒業については、学校長の裁量権で可能であり、法的にはなんら問題はない。

○ そもそも「不登校」とは?

   文科省の定義 → 学校基本調査
               年間30日以上連続又は断続的に休んだ長期欠席者のうちの
               一つの分類    
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2011/02/28/1302498_5.pdf

  「不登校」は親の就学義務違反ではなく、子どもの意思表示であり、子どもの権利条約の
  意見表明権である。

  「不登校」は誰にでも起こりうるものであり、親の育て方・家庭環境に関係ない。

  「不登校」は心の病でもなく、非行でもなく、虐待でもない。

  「不登校」を問題だということ自体が問題である。

  「不登校の子どもの権利宣言」

参照:登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク HPより
        ↓
   http://www.futoko-net.org/news/items/kenrisengen090823.pdf

○ 憲法第26条 教育を受ける権利

   憲法第98条

   憲法第99条

○ 不登校から学校外の学びの場を選ぶまで

   まずは、子どもは家でゆっくり休む。
       ↓
   何かを学びたいという意欲が子ども本人から出てきた時が、スタート地点。
   外に出るエネルギーがたまった状態。
       ↓
   ホームエデュケーション又はフリースクールなどの学校以外の場所で教育を受ける
   ことを選択する。

   フリースクールは学校の替わりではないし、学校復帰を目的にしているところではない。
   不登校を問題視しているところは、フリースクールとは呼ばない。

   ビジネスとして行っているところも、フリースクールと名前を付けているところもあるので、
   営利を目的にしているところかどうか、子どものことを尊重している運営をしているかど
   うかをしっかり見極める必要がある。

○ 参考資料として

   平成15年5月16日 文科初255  文部科学省初等中等教育局長通知
     「不登校への対応の在り方について」  
   http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20030516001/t20030516001.html

○ 子どもがやりたいことを決める。
   家族はそれを支援する。

  周りの圧力で、子どもにやらせたい事をさせるように仕向けたりしない。

○ 不登校を問題視して、その矯正と学校復帰を目的としているところは本当の
  フリースクールとは言えない。

○ 子どもが好きなことだけをしていても受け入れること。
  何をいつ学びたいかは本人が決める。
  学びは座学だけではない。

○ 子どもの生きる力を信頼することで、子どもは自己肯定感をもてる。

○ 親も不登校の正しい理解ができ安心できる。

○ 子どもが自分の生き方を認められることで、子ども本人だけでなく親も自己肯定感を
  取り戻せる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が当日のレジュメの内容です。

発表者の発言が終わり、休憩をはさんで後半は質疑応答の時間でした。

みなさん最初は遠慮がちに発言されていましたが、そのうちそれぞれの思いを話され、盛り上がりました。

不登校をしている子どもの親が現在どのように思っているのか、学校との対応で苦労している話などが出ました。

一人で家にいてもんもんと悩んでいるよりも、他の人の話を聞くことは元気が出るし、いろいろな知恵ももらえます。

以上が集まりのご報告です。

今後の企画については、ご要望などありましたら、ぜひ会までご連絡ください。
Posted by おきなわ子どもの人権 at 19:30 | 子どもの権利条約 | この記事のURL | トラックバック(0)
「教育を受ける権利と学びの場−ホームエデュケーションとフリースクールという選択」[2012年01月17日(Tue)]
「子どもの権利を考える−「子どもの権利条約」から学ぶ−」と題して参加者皆様と情報交換や話し合いをする集まりの第10回が今週の土曜日にあります。

今回のテーマは、「教育を受ける権利と学びの場−ホームエデュケーションとフリースクールという選択」です。

「ホームエデュケーション」は聞きなれない言葉かもしれませんが、「ホームスクール」と同じ意味です。

「ホームスクール」というと学校というイメージになってしまうので、「ホームエデュケーション」を使うことにしています。

親の教育への考え方で、ホームエデュケーションやフリースクールを選ぶということもあるでしょうが、実際には「不登校」をした子どもたちが学校以外の場所で学びたいと思って選ぶということの方が多いと思います。

そこで、「不登校」についての理解が必要になってきます。

「不登校」を否定的にみるのか、肯定的にみるのかでずいぶん話が違ってきます。

子どもの権利条約の子どもの意見表明権という考え方からすれば、子どもが「学校に行きたくない」という気持ちを尊重し、子ども自身が今後不利益を被らないように親や学校・地域の大人たちがサポートしていくことになります。

では、具体的に「不登校」をどのように考え何をしていけばいいのか。

そして、フリースクールとはどのようなものなのか。

最初に「不登校」とは何かの話をしたあと、
県外のフリースクールでスタッフをしていた方のお話を聞きます。

どうぞお気軽にご参加いただければと思います。

 第10回のチラシはこちらです。
           ↓

2012121kodomokenrichirasi.pdf
Posted by おきなわ子どもの人権 at 15:12 | 子どもの権利条約 | この記事のURL | トラックバック(0)
新しい年になりました。[2012年01月01日(Sun)]
新しい年になりました。

今年はどのような年になるでしょうか。
子どもたちにとって少しでも明るい話題が増えるように願っています。

今年もよろしくお願いいたします。

1月の予定は ⇒ http://blog.canpan.info/okinawa-kodomo/archive/247
Posted by おきなわ子どもの人権 at 22:22 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)
第10回子どもの権利について考えるー教育を受ける権利と学びの場[2011年12月30日(Fri)]
今年も、もうすぐ終わります。

来年はどんな年になるでしょうか。

約1年間続けてきた「子どもの権利について考える」集まりですが、来月1月の集まりが第10回になります。
第10回の後に第11回があるのかこれで終わるのかは、第10回が終了したのちに参加者の皆様と話し合って決めたいと思っています。

まずは第10回のお知らせです。
     ↓
子どもの権利について考える−「子どもの権利条約」から学ぶ−

  場 所 : 沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」 4階 研修室3
         
  日 時:2012年1月21日(土)13:30〜16:30

  テーマ:教育を受ける権利と学びの場
            −ホームエデュケーションとフリースクールという選択

  参加費:500円(18歳以下無料)

  申し込み必要です。申し込みはメール・電話にてお願いします。

 (※メールで申し込みの場合、件名に「第10回子どもの権利集まり参加」と入れてください。)

※ 日程・内容に変更がある場合は、おきなわ子どもの人権を考える会のブログに掲載します。

※ この集まりは「チャイルドラインおきなわ」受け手ボランティア養成講座受講希望者の
  ためのプレ講座をかねています。


おきなわ子どもの人権を考える会では、18歳までの子ども専用電話「チャイルドラインおきなわ」の活動をしています。

「チャイルドラインおきなわ」では、電話を受けるボランティアをしてくださる方を募集しています。
電話を受けるボランティアをするためには、受け手養成講座を受講していただく必要があります。

その養成講座の受講の前に『子どもの権利について考える−「子どもの権利条約」から学ぶ−』に参加していただき、子どもの権利条約の理念を学んでいただきたいと考えています。

電話を受けるボランティアをご希望の方はぜひ、第10回の集まりにご参加いたたきますようよろしくお願いいたします。


主催/申込先/お問い合わせ:おきなわ子どもの人権を考える会 事務局

                    TEL:090−4516−5214
                    mail: okinawa-child-rights@r4.dion.ne.jp
                    ブログ:http://blog.canpan.info/okinawa-kodomo/
                    Twitter : @oki_childrights

   第10回のチラシはこちらです。
           ↓

2012121kodomokenrichirasi.pdf
Posted by おきなわ子どもの人権 at 01:05 | 子どもの権利条約 | この記事のURL | トラックバック(0)
2011年12月17日子どもの権利について考える集まりのご報告。[2011年12月26日(Mon)]
第9回子どもの権利について考える集まりが終わって、あれやこれやしているうちに今年もあと残りわずかとなってしまいました。

第9回子どもの権利について考える集まりのご報告です。

2011年12月17日13:30〜16:30 てぃるる 研修室3にて

第9回「子どもの権利について考える−「子どもの権利条約」から学ぶ−」
テーマ:「裁判事例から考えるー学校内でのいじめについて」その2 (第8回の続き)

この集まりは、発表者の内容に対して、参加者が自由に意見を出し合い、さらに内容を深めていくというものです。

参加者は少なかったのですが、参加者同士がじっくり深く話し合うことができたように思います。

以下が内容です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

テーマ:裁判事例から考える −学校内でのいじめについて

1、東京都町田市前田晶子さんいじめ自殺事件から考える

   資料:2008年度「チャイルドラインおきなわ」受け手養成公開講座記録集 
      第3回公開講座「いじめの実態について ーいじめ自殺によって子どもを亡くした
      親の経験からー」


   ・学校の隠ぺい体質
   ・行政の情報隠し

      教育委員会・学校の事なかれ主義

   ・学校や地域からの親いじめ

      PTA・地域からの孤立

      「今を生きる」の映画(親と子どもの関係で自殺したという内容)を基にした劇を
      生徒が上演し、遺族に見せたことについて

        指導する先生の異常さ
        亡くなった子ども・遺族に対しての配慮が足りない。

        親や子ども本人が悪いということにしたかったのではないか。

        クラスで起きた自殺事件としてクラスの中で話し合うことをしてこなかったので
        はないか。

        あえてこの時期に劇をすべきだったのか。

        遺族である親をわざわざ学校によんで、劇を見せたことは、無神経で何も
        考えないで先生たちはやっていたのではないか。

        子どもたちが先生に意見を言える雰囲気があったかどうか。

        PTA・地域からのいやがらせ・圧力などの二次被害は、学校を守るため?

        自分の子ども・学校の名前を守るため、自分さえよければいいという考えが
        ある。

        学校の名前はそんなに守らなければいけないものなのか。       

   ・間違った対応が子どもたちに与える影響

        子どもたちは大人を信用できなくなる。
   
        大人に逆らえない無力感。

        いじめていた子どもたち・いじめを傍観していた子どもたちは、自分の
        責任を感じていないのか?
        それを大人たちが表に出すなと言っている。→子どもたちは苦しい。

        大人たちが子どもたちの気持ちを抑えている。

        子どもたちは自分の気持ちを言えない。

        数人の子どもたちが裁判で証言したことは、少しは自分の気持ちを表わせた
        ことになるが、その後どのようにしているのか、その後のケアが必要。

        いじめた子どもに対してのケアをしておかなければ、また誰かをいじめるか、
        その子が誰かからいじめられているのではないか。

   ・辛い思いをする学校には行かなくてもいいという選択肢

        学校には行くべきだと、子どもたちは思いこまされているし、大人も思い
        こんでいる。

        学校に行かなくてもいいという選択肢があれば、いじめ自殺やいじめをなくす
        ことができるのではないか。

        子どもは自分がいじめられていることを親に言えない、表に出せない。

        言ってはいけないことと子ども自身が思っている。

        親にも相談できなかった。しかし、子どもとしては親に気付いてほしいと
        思っている。

        いじめられている方が悪いと学校の先生が言う。

        自分が死ぬことでどれだけ大きな影響を与えるか子ども自身は考えることが
        できない。→追いつめられていて辛い。

        学校の先生は、クラスでいじめが起きていること自体は知っているはず。
      
        先生がしっかりいじめの事を公表したり、解決できていれば、いじめ自殺は
        起きない。

        クラス全体からいじめられていると本人は本当に辛い。

        不登校ができていたら、自殺しなくてもすむ。
     
        命を守るためには、不登校することが必要。

2、北海道滝川市松木友音さんいじめ自殺裁判から考える

   資料: ○ 広報たきかわ 平成22年5月発行 より P.25
        http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/200soumubu/03kikaku/04kouhou/01kouhou_taki/2010/2010_05.html


2010_05_p25.pdf


         「小学校女子児童自殺事件にかかる損害賠償請求訴訟の和解の
          概要について」

       ○ 別紙第1 和解の前提となる当裁判所の判断

           1 いじめ防止義務違反に基づく損害賠償請求に対する当裁判所の判断

           2 調査報告義務違反に基づく損害賠償請求に対する当裁判所の判断

       ○ 別紙第2  和解条項

          参考ホームページ:http://takikawaijimesaiban.seesaa.net/


    和解調書より

     ・遺書があっても事実を認めようとしない学校

        学校に行けば話し合いができると思って保護者は行くが、学校では全く
        話し合いができない。

        先生は社会性がなく、広い視野が無い。謙虚さがない。

        先生は保護者の話を聞かないばかりか、考えを押し付けてくる。

        点数ばかり見て、生身の人間を見ていない。

        保護者の方が先生を聖職だと思う事自体が間違い。

        先生は、アンケートに記入されたことが全てだと思ってしまう。

     ・学校側に都合のいい事故報告書

        学校に都合がよいような書き方になっている。
        本人・保護者に見せない。

        教育行政と一緒になって隠ぺい工作をしている。

        遺書があり、いじめによって自殺したことは、明らかなのに、なぜ学校の
        先生は反省しないのか。

        上からの圧力? 隠ぺいする圧力。

        日頃から学校は閉鎖空間である。

     ・担当教諭らの安全配慮義務

        学校の先生の行動は、他の子どもたちに悪いメッセージを発信している。
            → いじめられている子どもは悪い子ども

        先生が気に入らない子ども・先生からみて嫌な子どもが、いじめのターゲット
        になっている。
        
        先生がクラスの子どもたちの前であからさまに一人の子どもを悪く言う。
            → その後、その一人の子どもはクラスの子どもたちからいじめを受け
              始めた。

        先生が児童・生徒の人格否定をすることが間違い。

        一人をいじめて、あとの人が固まる。

        大人の世界でも「これはこうでなければいけない。」と勝手なルールを決めて、
        違うことをした人を排除することは多い。
            → 無意識にしている。どこで気がつくか。その場では気がつかない。

        大人がしている事を子どもたちは見ていて真似している。
            → 真似するのは当たり前

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が、二つの裁判の事例や参加者の経験などを基に話し合った内容です。

いじめについては、まだまだ多くの事実があり今回の短い時間では話し足りません。
でも、今回の話し合いに出てきたことだけでも、多くの人に知っていただければと思います。
Posted by おきなわ子どもの人権 at 19:06 | 子どもの権利条約 | この記事のURL | トラックバック(0)
第9回「子どもの権利について考える」集まり。[2011年12月11日(Sun)]
(再) 12月の予定は
         ↓

     印刷用はこちらです。
         ↓

20111217kenrichirasi.pdf
Posted by おきなわ子どもの人権 at 23:56 | 子どもの権利条約 | この記事のURL | トラックバック(0)
おきなわ子どもの人権を考える会のリーフレット。[2011年12月03日(Sat)]
おきなわ子どもの人権を考える会が、現在使用しているリーフレットの表紙です。
                                   ↓


以前は、オオゴマダラの写真が載っているものでしたが、「チャイルドラインおきなわ」の活動をより多くの方に知っていただきたいと思い、「チャイルドラインおきなわ」のキャラクターに変更しました。

このリーフレットは、沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」1階に置かせていただいています。

会の活動目的・活動内容などを載せていますので、ぜひご覧ください。

よろしくお願いします。
Posted by おきなわ子どもの人権 at 01:41 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)
「いじめ証拠ない…中2自殺訴訟、両親の請求棄却」岐阜県瑞浪市。[2011年12月02日(Fri)]
何をもって「いじめ」と判断するのかは、立場や経験などで考えが大きく違ってくるのだと思います。

読売新聞にこんな記事が載っています。
     ↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いじめ証拠ない…中2自殺訴訟、両親の請求棄却

岐阜県瑞浪市で2006年10月、いじめを苦に自殺した市立瑞浪中学2年の女子生徒(当時14歳)の両親が、いじめたのはバスケットボール部の同級生4人として、4人とその保護者を相手取り、慰謝料など計約5600万円の支払いを求めた訴訟の判決が30日、岐阜地裁であった。

鈴木正弘裁判長は「いじめがあったと認められる証拠はない」として請求を棄却した。

両親は控訴する方針。

 判決は、学校が生徒を対象に実施した無記名アンケートについて「回答者が不明で証拠能力に欠ける」と判断。

女子生徒が部活動で同級生から大声で叱責されたり、1人でいることがあったりしたと認めたうえで、「部活動では、それが直ちにいじめに当たるとは言えない」と結論づけた。

 判決によると、女子生徒は誕生日の06年10月23日、4人を名指しした遺書を残して自宅で首をつり、自殺した。

裁判で両親は、4人から「うざい」「きもい」と日常的にののしられたり、練習中に嫌がらせを受けたりするいじめを受けたと主張。

同級生は「いじめていない」として争っていた。

(2011年12月1日09時54分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111201-OYT1T00249.htm

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市教委 「今後も慎重に対応」

瑞浪市内で2006年10月に自殺した市立瑞浪中学2年(当時)の女子生徒を巡る訴訟で、30日の岐阜地裁判決は、学校が生徒に実施した無記名アンケートについて証拠能力に欠けるとしたうえで、このアンケート結果を基にいじめがあったと判断した市教委や学校の対応について「到底理解できない」と批判した。

 判決はアンケートについて、「予断を持った生徒が、通常の出来事をいじめと思い込んで回答した可能性も否定できない」とも指摘。

「この結果でいじめの存在を直ちに認められないことは教育関係者であれば当然了解できたはず」とした。

 これに対し、市教委学校教育課の羽柴誠課長は「判決はあくまで司法の判断。アンケート結果などに基づき、いじめによって一人の尊い命が奪われたとした当時の判断は変わらない」と強調し、「いじめの問題については、今後も慎重に対応していきたい」と語った。

(2011年12月1日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20111130-OYT8T01150.htm?from=popin

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いじめがあるかどうかを見つける対策の一つとして実施されているアンケート調査ですが、この裁判の判決では、せっかく正直に記入した児童・生徒の皆さんの気持ちが台無しです。
Posted by おきなわ子どもの人権 at 00:02 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)
「市教委と学校の対応「不適切」(秋田)」[2011年11月30日(Wed)]
いじめに関連しての新聞記事です。
     ↓
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市教委と学校の対応「不適切」(秋田)

大館市立第一中学3年の男子生徒(当時15歳)が2010年10月に自宅で自殺した問題で、佐竹知事の諮問機関「県子どもの権利擁護委員会」が、自殺から1週間で大館市教育委員会が「いじめはなかった」と断定したのは不適切とする報告書をまとめたことが15日、わかった。

いじめの有無は確認できなかった、とした。

 市教委などによると、生徒は成績が良く、穏やかな性格だったが、10年9月の同校のいじめ調査で、消しゴムを隠されるいじめに遭ったことを打ち明けていた。

 自殺の12日前には高校の体験入学に行ったが、事前手続きの不備を理由に帰宅させられた。

自殺当日は担任教諭から、別の生徒の制服をカッターナイフで切った疑いをかけられた。

帰宅後も教諭から、「カッターを学校に持ち込まないように」と自宅に指導の電話があった。

 関係者によると、報告書では、体験入学での中学校側の対応が配慮に欠けていたうえ、制服を切った疑いを持たれた件については、担任教諭が痕跡を十分に確認しないまま生徒宅に指導の電話をした点も問題があり、自殺のきっかけになった可能性が高いとみている。

 また、市教委や同校の自殺後の対応について、調査報告を口頭で済ませ、ほとんど記録を残していなかったうえ、調査を早く終わらせようとしたふしがあると指弾。

自殺後に県が派遣したスクールカウンセラーが同級生から聞き取った内容を、裏付けも取らずに調査でわかった事実として、保護者からの質問の回答に転用したことも問題視している。

 一方、いじめの事実は確認できなかったが、市教委などが調査記録を残していないため、なかったとも断定できないとしている。

 この問題を巡っては、市教委が自殺から1週間後、「いじめはなく、家族も調査継続を望んでいない」と公表。

生徒の両親が10年12月、「調査終了を求めたことはない。教師の無責任な指導と学校でのいじめが自殺の原因ではないか」とし、県に救済を申し立てた。

同委が今年1月から調査していた。

 ◇母親「判断は納得できる」

 自殺した生徒の母親(49)は15日、読売新聞の取材に応じ、報告内容について、「これまで大館市教育委員会は『100%自分たちが正しい』という姿勢だった。

学校側の対応が息子に苦痛とショックを与えたとの判断は納得できる」と語った。

 また、息子が体験入学への参加を拒まれ、制服を切った疑いをかけられたことが自殺につながったとの見解を示し、「息子の最後の言葉は『こんなことしてないのに、いつも僕ばっかり』だった。

(教諭には)事実を正確に確認してから(指導の)電話をしてほしかった」と声を落とした。

 いじめの有無が判然としないことには、「当初から生徒間のいじめより、学校側の配慮に欠けた対応の積み重ねが影響したと考えていた」とし、「教育長には、調査内容を踏まえ、必ず謝罪に来てほしい」と訴えた。

 一方、大館市教委の高橋善之教育長(58)は「調査の概要を聞く限り、違和感を感じる部分もある。

文書で報告を受けた後、正式に見解を述べたい」と話した。

(2011年9月16日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/08/20110915-OYT1T01157.htm

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Posted by おきなわ子どもの人権 at 01:11 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)
「文科相、中2男子生徒自殺「対策立て直したい」」との新聞記事。[2011年11月29日(Tue)]
読売新聞のネット記事です。
    ↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

文科相、中2男子生徒自殺「対策立て直したい」

富山県射水市の市立中学2年の男子生徒(14)が自宅で首をつって自殺したとみられる問題で、中川文部科学相は29日、閣議後の記者会見で、「自殺がいじめ、嫌がらせが原因で起きているのであれば、対策は立て直したい」と述べた。


 文科省によると、2010年度に学校の把握したいじめは、前年度から2517件増の7万5295件。

同省が、いじめの定義について加害行為の有無でなく、被害者側が苦痛を感じていることに改めた06年度以降、初めての増加だった。

 中川文科相は、いじめ対策についても、「これまで認知されなかったのか、学校の状況が悪くなってきているのかも分析し、手を打ちたい」とした。

(2011年11月29日12時44分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111129-OYT1T00574.htm
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いじめについて、中川文科相のコメントとして

「これまで認知されなかったのか、学校の状況が悪くなってきているのか」

とありますが、その両方があると思います。

教職員たちの意識が、いじめをいじめと思わなかったり、いじめを見て見ぬふりをして対策を取らず放置した結果、子どもたちは「いじめ」を悪いことと思うことなく、誰かをいじめ続けているのが現状ではないでしょうか。
Posted by おきなわ子どもの人権 at 15:25 | 事務局のつぶやき | この記事のURL | トラックバック(0)