子どもの権利について考える−「子どもの権利条約」から学ぶ−第10回終了しました。[2012年01月23日(Mon)]
子どもの権利について考える−「子どもの権利条約」から学ぶ−第10回
「教育を受ける権利と学びの場−ホームエデュケーションとフリースクールという選択」の集まりが終了しました。
この「子どもの権利について考える」集まりは、講演会形式ではなく、講座・研修とも言えない、参加者が積極的に発言する集まりです。
そんなちょっと新しい試みを開始して約1年がたちました。
今回は10回目でした。
この集まりは、今回で終了といたしますので、次回はまた違う企画を考えたいと思っています。
さて、今回の集まりの御報告です。
テーマを「教育を受ける権利と学びの場−ホームエデュケーションとフリースクールという選択」としましたが、ホームエデュケーションとフリースクールを語る上で、「不登校」に関する話は避けては通れません。
子どもや親が積極的に学校以外の学びの場を選ぶことは、多くはないかもしれませんがあります。
しかし、実際は1回は学校を経験し、なんらかの理由で学校に行くことをやめ不登校になった後に、学校以外の学びの場を探すことがほとんどだと思います。
そういう背景があるため、「不登校」についての理解が欠かせません。
そこで、今回の集まりの前座として「不登校」についての法的な話や学校との関係などについてお話しました。
そのあとで、県外のフリースクールスタッフ経験者の方にフリースクールなどについてお話していただきました。
以下は、おおまかな内容です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○ ホームエデュケーションとフリースクールで学ぶ時は、地域の公立小中に籍を置き、
学校と連携しながら行っていく。
進級・卒業については、学校長の裁量権で可能であり、法的にはなんら問題はない。
○ そもそも「不登校」とは?
文科省の定義 → 学校基本調査
年間30日以上連続又は断続的に休んだ長期欠席者のうちの
一つの分類
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2011/02/28/1302498_5.pdf
「不登校」は親の就学義務違反ではなく、子どもの意思表示であり、子どもの権利条約の
意見表明権である。
「不登校」は誰にでも起こりうるものであり、親の育て方・家庭環境に関係ない。
「不登校」は心の病でもなく、非行でもなく、虐待でもない。
「不登校」を問題だということ自体が問題である。
「不登校の子どもの権利宣言」
参照:登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク HPより
↓
http://www.futoko-net.org/news/items/kenrisengen090823.pdf
○ 憲法第26条 教育を受ける権利
憲法第98条
憲法第99条
○ 不登校から学校外の学びの場を選ぶまで
まずは、子どもは家でゆっくり休む。
↓
何かを学びたいという意欲が子ども本人から出てきた時が、スタート地点。
外に出るエネルギーがたまった状態。
↓
ホームエデュケーション又はフリースクールなどの学校以外の場所で教育を受ける
ことを選択する。
フリースクールは学校の替わりではないし、学校復帰を目的にしているところではない。
不登校を問題視しているところは、フリースクールとは呼ばない。
ビジネスとして行っているところも、フリースクールと名前を付けているところもあるので、
営利を目的にしているところかどうか、子どものことを尊重している運営をしているかど
うかをしっかり見極める必要がある。
○ 参考資料として
平成15年5月16日 文科初255 文部科学省初等中等教育局長通知
「不登校への対応の在り方について」
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20030516001/t20030516001.html
○ 子どもがやりたいことを決める。
家族はそれを支援する。
周りの圧力で、子どもにやらせたい事をさせるように仕向けたりしない。
○ 不登校を問題視して、その矯正と学校復帰を目的としているところは本当の
フリースクールとは言えない。
○ 子どもが好きなことだけをしていても受け入れること。
何をいつ学びたいかは本人が決める。
学びは座学だけではない。
○ 子どもの生きる力を信頼することで、子どもは自己肯定感をもてる。
○ 親も不登校の正しい理解ができ安心できる。
○ 子どもが自分の生き方を認められることで、子ども本人だけでなく親も自己肯定感を
取り戻せる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が当日のレジュメの内容です。
発表者の発言が終わり、休憩をはさんで後半は質疑応答の時間でした。
みなさん最初は遠慮がちに発言されていましたが、そのうちそれぞれの思いを話され、盛り上がりました。
不登校をしている子どもの親が現在どのように思っているのか、学校との対応で苦労している話などが出ました。
一人で家にいてもんもんと悩んでいるよりも、他の人の話を聞くことは元気が出るし、いろいろな知恵ももらえます。
以上が集まりのご報告です。
今後の企画については、ご要望などありましたら、ぜひ会までご連絡ください。
「教育を受ける権利と学びの場−ホームエデュケーションとフリースクールという選択」の集まりが終了しました。
この「子どもの権利について考える」集まりは、講演会形式ではなく、講座・研修とも言えない、参加者が積極的に発言する集まりです。
そんなちょっと新しい試みを開始して約1年がたちました。
今回は10回目でした。
この集まりは、今回で終了といたしますので、次回はまた違う企画を考えたいと思っています。
さて、今回の集まりの御報告です。
テーマを「教育を受ける権利と学びの場−ホームエデュケーションとフリースクールという選択」としましたが、ホームエデュケーションとフリースクールを語る上で、「不登校」に関する話は避けては通れません。
子どもや親が積極的に学校以外の学びの場を選ぶことは、多くはないかもしれませんがあります。
しかし、実際は1回は学校を経験し、なんらかの理由で学校に行くことをやめ不登校になった後に、学校以外の学びの場を探すことがほとんどだと思います。
そういう背景があるため、「不登校」についての理解が欠かせません。
そこで、今回の集まりの前座として「不登校」についての法的な話や学校との関係などについてお話しました。
そのあとで、県外のフリースクールスタッフ経験者の方にフリースクールなどについてお話していただきました。
以下は、おおまかな内容です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○ ホームエデュケーションとフリースクールで学ぶ時は、地域の公立小中に籍を置き、
学校と連携しながら行っていく。
進級・卒業については、学校長の裁量権で可能であり、法的にはなんら問題はない。
○ そもそも「不登校」とは?
文科省の定義 → 学校基本調査
年間30日以上連続又は断続的に休んだ長期欠席者のうちの
一つの分類
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2011/02/28/1302498_5.pdf
「不登校」は親の就学義務違反ではなく、子どもの意思表示であり、子どもの権利条約の
意見表明権である。
「不登校」は誰にでも起こりうるものであり、親の育て方・家庭環境に関係ない。
「不登校」は心の病でもなく、非行でもなく、虐待でもない。
「不登校」を問題だということ自体が問題である。
「不登校の子どもの権利宣言」
参照:登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク HPより
↓
http://www.futoko-net.org/news/items/kenrisengen090823.pdf
○ 憲法第26条 教育を受ける権利
憲法第98条
憲法第99条
○ 不登校から学校外の学びの場を選ぶまで
まずは、子どもは家でゆっくり休む。
↓
何かを学びたいという意欲が子ども本人から出てきた時が、スタート地点。
外に出るエネルギーがたまった状態。
↓
ホームエデュケーション又はフリースクールなどの学校以外の場所で教育を受ける
ことを選択する。
フリースクールは学校の替わりではないし、学校復帰を目的にしているところではない。
不登校を問題視しているところは、フリースクールとは呼ばない。
ビジネスとして行っているところも、フリースクールと名前を付けているところもあるので、
営利を目的にしているところかどうか、子どものことを尊重している運営をしているかど
うかをしっかり見極める必要がある。
○ 参考資料として
平成15年5月16日 文科初255 文部科学省初等中等教育局長通知
「不登校への対応の在り方について」
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20030516001/t20030516001.html
○ 子どもがやりたいことを決める。
家族はそれを支援する。
周りの圧力で、子どもにやらせたい事をさせるように仕向けたりしない。
○ 不登校を問題視して、その矯正と学校復帰を目的としているところは本当の
フリースクールとは言えない。
○ 子どもが好きなことだけをしていても受け入れること。
何をいつ学びたいかは本人が決める。
学びは座学だけではない。
○ 子どもの生きる力を信頼することで、子どもは自己肯定感をもてる。
○ 親も不登校の正しい理解ができ安心できる。
○ 子どもが自分の生き方を認められることで、子ども本人だけでなく親も自己肯定感を
取り戻せる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が当日のレジュメの内容です。
発表者の発言が終わり、休憩をはさんで後半は質疑応答の時間でした。
みなさん最初は遠慮がちに発言されていましたが、そのうちそれぞれの思いを話され、盛り上がりました。
不登校をしている子どもの親が現在どのように思っているのか、学校との対応で苦労している話などが出ました。
一人で家にいてもんもんと悩んでいるよりも、他の人の話を聞くことは元気が出るし、いろいろな知恵ももらえます。
以上が集まりのご報告です。
今後の企画については、ご要望などありましたら、ぜひ会までご連絡ください。








