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Android向けアプリの開発 [2012年04月16日(Mon)]
こんばんわ!

戦略会議で目下取り組んでいるのは、Android向けのアプリケーション開発です。

コンテンツは大きくわけて2つあります。
1)隠岐ジオパークの大図鑑
2)デジタル・スタンプラリー

1)隠岐ジオパーク大図鑑
これは本アプリのメインコンテンツです。
隠岐ジオパークは、貴重な資源も豊富で実はオモシロイのに、解説などがないと何気なく通り過ぎてしまうことが多いのです。

もちろん、隠岐には楽しく案内してくれるガイドさんも多数いるので、
そういったサービスをご利用していただけると楽しめますが、
場合によってはひとりで、あるいはグループの仲間内だけで回りたいな、
といったニーズもあるかと思います。

そんな時に、このアプリを使っていただければ隠岐ジオパークのどんなものが
見所なのか、それはどこに行けば見られるのかがわかります。
また、季節によっては見れないものも最高の状態の写真で確認してもらうこともできます。
もちろん「やっぱり生で見たいよね」と思ってもらえたら最高です。
そのシーズンに、もう一度ぜひ隠岐にお越しください♪


2)デジタル・スタンプラリー
こちらは、課金していただいた場合解放されるおまけゲームとなっています。
課金していただいた場合は、このスタンプラリーが解放されるのと、
広告表示を消すことができます。
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スタンプラリーは、事前登録された20カ所を回り、戦略会議の窓口にお持ちいただくと
魔除け効果や恋に効くと言われる?黒曜石を使ったグッズがプレゼントされる予定です!
(状況によってグッズは変更の可能性あります。)


システムのブラッシュアップ
この大図鑑コンテンツは、サーバーにデータをアップしていくことで
順次データの追加が可能なため、コンテンツはどんどん充実化します。
これまでのいろいろな活動で得たデータがアプリとして活躍できることを
大変喜んでいます。

今年度は昨年度からより一層加速していくことが求められます!

何しろ今年の秋には「世界ジオパークネットワーク」加盟の認定か否かが決まります。

今年は隠岐ジオパークにとって非常に重要な一年となります。

Androidユーザーの皆さま、本アプリがリリースされましたらぜひご利用ください!
そして、もしよければ有料コンテンツも使ってみてくださいね!

課金していただいた分は、我々戦略会議への「寄付」とみなし、
使途を隠岐ジオパークの資源保護に資する活動に限定していく方向で
現在調整しています。

隠岐の貴重な資源を、子どもや孫に伝えるとともに、いずれは世界の人びとに
楽しむことを通じてお返ししたいと思います。

久しぶりのブログで長くなってしまいましたね(汗)

今年度もどうぞよろしくお願い致します!!!
平成23年度 島根県協働実践事業報告会 [2012年03月26日(Mon)]
先週金曜日(3月23日)に、島根県の協働実践事業報告会に参加してきました。

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隠岐ジオパーク戦略会議も採択されている「新しい公共モデル事業」だけでなく、関連する他の助成事業団体も一同に介して最終報告または中間報告を行いました。

その数、総勢17団体!!

朝10時から夕方4時半くらいまで、ほぼ丸一日かけて各団体からの報告と審査委員からの質疑応答を行いました。

なお、隠岐ジオパーク戦略会議にいただいた質問やコメントは次のようなものでした。

1)新しい公共のキモは「マルチステークホルダー」にある。約1年の活動期間を振り返ってみて、改めて役割分担や新しい連携先などの変化があれば聞かせてもらいたい
→回答:環境省とのつながりが現在、強くなってきている。アクティブレンジャーが置かれることにもなっている。

2)ファンドレイジングについて。あくまで手法であり、隠岐ジオパークの場合は寄付集めよりも事業収益を育てるほうがリアリティがあるのではないか。
→回答:H24年度はファンクラブを設立・組織化したい。

3)ファンドレイジングであれば、最終的にはトラストに行き着く。寄付を集めるなら、何にどれだけかかるからいくらほしい、ということを明確化することが必要。

4)組織を二つ持つことも悪いことではない。資産管理団体と、運用団体をわけ、所有と運営の分離を検討してみてはどうか。


他の団体からの発表、報告も参考になるものがあり、有意義な時間となりました。
隠岐ジオパーク戦略会議はH24年度、さらに加速していきたいと思います。(世界ジオパークネットワーク合否もありますしね!

ファンドレイジングに関する指摘(何にいくらかかるか明確化)については、重要なことですので、ファンドレイジング戦略のなかでも検討して、わかりやすい形で提示できればと思います。

隠岐ジオパーク戦略会議では今後、戦略会議の機能と隠岐ジオパークガイド倶楽部の機能を統合させるNPO法人設立に向けて検討を進める計画です。

NPO法人としての目的、戦略、事業計画と合わせてファンドレイジング戦略も構築していきたいと考えています。
そのためにも、組織運営の透明性確保は必須になりますので、ブログも今後はもっと活用していきたいなと思います。
今年度のまとめの時期です [2012年03月07日(Wed)]
Canpanブログがリニューアルしましたね。
ログインができず、少し焦りました。。。

さて、隠岐ジオパーク戦略会議は、3月8日に定期総会を開催します。

今年度の事業進捗報告を中心に来年度の動き方や隠岐ジオパークガイド倶楽部についてなど議論できればいいかなと思っています。

とりあえず、今年度中にしておきたいことは、
1)ファンドレイジング関連の報告と研究会立ち上げ準備
2)戦略会議およびガイド倶楽部の組織体制検討

といったことです。

Facebookでの情報発信が中心になっていて、ブログの更新が十分でなかったので、来年度はしっかりとブログでもお伝えしたいなと考えてます。
ガイド倶楽部設立 [2012年01月23日(Mon)]
隠岐ジオパーク戦略会議で検討を進めていた、「隠岐ジオパークガイド倶楽部」が2012年1月20日の設立総会をもって設立されました。



ガイド倶楽部は島前地域、島後地域の現役バリバリのガイド、今後ガイドとしてやっていきたい人を中心とした組織です。

1.目的

ガイド相互の親睦を深め、研修会等でスキルアップを図り、研究成果等最新情報のキャッチアップが共有できる組織となることが当面目標になるかと思います。

2.体制

会長には、当戦略会議会長でもある八幡さんが選任されました。
副会長には、海士町の深谷さん、西ノ島町の松浦さん、隠岐の島町の斎藤さんがそれぞれ選任されました。

ガイドの組織化は必要だと言われながらもなかなか進まなかった部分でありましたので、今回こうしてガイド倶楽部設立を迎え、大きな一歩を踏み出したと言えます。

3.お楽しみに!

隠岐ジオパークからはますます目が離せませんよ!!要注目です!

翌日には、山陰中央新報社にも写真入りで取り上げられていました!ありがとうございます。

ドラッカーに学ぶ非営利組織のマネジメント [2011年11月07日(Mon)]
11月5日(土)、松江のスティックビルにて、「ドラッカーに学ぶ!〜非営利組織のマネジメント講座〜」と題したセミナーに参加してきました。



講師は、田中弥生さんと片山信彦さん。


会場には、島根県東部を拠点に活動されているNPO法人さんなどそうそうたるメンバーが。。。

戦略会議は法人格はなく、今後どうしていくべきかを考えるため、頭の中を整理するために参加したのですが、なかなか興味深い話しを聞くことができ、頭の中が少し整理できました。

セミナーの中で公式なアナウンス、情報提供はなかったのですが、アンオフィシャルな部分で「ファンドレイジング」というキーワードが出てきていたことからわかるように、ファンドレイジング、特に寄付制度の大きな変更に注目されているな、と感じました。

隠岐ジオパーク戦略会議でも、隠岐なりのファンドレイジングを検討し、実際のアクションへとつなげていかなければならない、と考えています。

また、そのためのツール開発も、現在打ち合わせが大詰めに来ています。
隠岐ジオパークとしてのファンドレイジングを試行錯誤しながら、なんとか確立したい所存です。
そのためには、寄付税制改革や認定NPO法人などの制度についても、再度勉強し直す必要がありますね。

隠岐ジオパークの懐は深く、どんな切り口でも訪れていただいたお客さまには楽しんでもらえるだけの要素が揃っています。それをどうプレゼンするかが重要な課題と言えます。
また、現状ではガイドを利用していただいた方がより楽しんでいただけるので、ガイドの育成と確保、サービスの向上も大事ですね。
ジオパーク全国大会に参加して [2011年10月11日(Tue)]
9月末から10月1日にかけて、北海道は洞爺湖有珠山ジオパークを会場に開催された、日本ジオパーク全国大会に参加してきました。

正確には、戦略会議としてのプロジェクトではありませんが、同じジオパークという枠組みで動いていますので、お知らせ致します。


■行程

 9月28日 移動後、日本ジオパークネットワーク(JGN)臨時総会、交流会
 9月29日 全国大会1日目(新規JGN登録ジオパーク紹介やポスターセッションなど)
 9月30日 全国大会2日目(講演会、倉本聰氏による講演と鼎談など)
 10月1日 移動


■気づいたことなど

写真等はまた別途披露したいと思いますが、ここではまず、各ジオパークの取り組みを見聞きして気づいたことなどを。

1)スマートフォン等向けアプリ
 この全国大会に先立ち、日本ジオパーク委員会が作成した、洞爺湖有珠山ジオパーク周辺を紹介するスマートフォン向けアプリがリリースされました。
 戦略会議でも、スマートフォン向けアプリの開発を計画していますが、見せ方に工夫がいるなということを再確認しました。
 というのも、ジオパークという単語の普及が十分ではなく、「地質」に関する興味関心はほとんどの方が薄い中、ジオパークをプレゼンし、楽しんでもらえるものにする難しさを感じ取りました。

 ただし、アプリを商品化する大きなメリットのひとつに、保全・保護していかなければならない貴重な地域資源を消費することなく商品とすることができる点にあります。この点は大きなポイントです。

2)差別化
 今回、各ジオパークのプレゼンテーションを聞く中で、これまで隠岐ジオパークが率先して取り組んできた取り組みを、多くのジオパークでも取り入れているということがわかりました。
 それは、たとえば地元の人が講師となって地元住民に、地域の良さや楽しみ方を伝え、また参加者から教わるという地元学のような仕組みです。
 このことは、隠岐ジオパークでは、こんなんことをしてがんばっている、というだけでは十分なPR材料とはならなくなってきている、ということを示しています。
 つまり、もっと隠岐ジオパーク固有の活動を模索することと、これまでの取り組みをきちんと継承していくことが必要です。

3)わかりやすいストーリー
 今年度新たにJGNに加入したジオパークの中で、僕がとてもわかりやすいと感じたジオパークは白山手取川ジオパークです。

白山手取川ジオパーク

白山手取川ジオパークのテーマはこうです。

山-川-海 そして雪 いのちを育む水の旅


 このテーマだけで、ジオパークが山から海まで含む流域を想像できますし、広い範囲をつなぐキーワードとして「水」の旅を提案しています。
 これはとても「旅」をイメージしやすいですね。とてもいいテーマだと感じました。

 隠岐ジオパークは、資源が豊富です。しかもいずれも一級品と太鼓判を押されるくらいの資源が揃っています。
 
 料理に例えるなら、最高の食材が揃っている。それが隠岐ジオパークです。
 問題は、これをどう調理するのか。食前酒、前菜、メインディッシュ、スープ、デザート・・・・。それぞれの特徴を生かしたわかりやすい、これぞ隠岐ジオパークだ!と腑に落ちるストーリーが必要ですね。


さてさて。久しぶりの更新となってしまいましたが、またブログを通じて発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

最後に、隠岐ジオパークのロゴマークがそろそろ発表される頃ですので、要チェケラ!!ですよ〜。
大反省会と決起集会 [2011年09月21日(Wed)]


隠岐ジオパーク戦略会議としての活動ではありませんが、戦略会議の大元たる、隠岐ジオパークの推薦決定のお祝いと、大反省会を兼ねた会が開催されました。

9月16日、本土からは島根大学の先生方と事務局の一員であるワタクシが船に乗り一路隠岐へ。


課題の共有と対策検討

到着後、13時から、現地審査を受けての課題共有と時間がない中での対策について17時30分くらいまで熱い議論が交わされました。

進め方に関しては理想型と現実ベースとをどう整合を取るか、という点で非常に苦労します、、、が、ひとまずコレでいこう、という合意に至ったのは良かった。
この日合意できてないと、ほんとに大変なコトになりかねないのでね。。。


夕方からはお祝い会と決起集会?!

場所を旅館松浜に移して、推薦決定のお祝いと今後に向けた決起集会を兼ねた食事会?が開催されました。
冒頭の写真はその乾杯の様子です。
美味しいお酒に美味しい食材を使った料理、これもジオパークの魅力のひとつですよね!




お酒は隠岐酒造のお酒です。
ちなみに、隠岐でこういった会に出るとたいてい、乾杯から閉会まで日本酒オンリー状態です。
これがまた楽しいんですけどね。


化石で盛り上がるメンバー
現地踏査してたら化石らしきものが見つかって、その写真で盛り上がる古生物学関係者の図。
ほんとにみんな好きなんだな〜と実感しますね。



地元中学生のシーカヤック体験の感想

途中、松浜さん(戦略会議副会長)からシーカヤックを体験した中学生の感想文が一部紹介されました。
多くの生徒が、隠岐の面白さに気づいたと書いてくれていました。
が、それよりも何よりも大事なことが伝わっていると確信しました。

それは、子どもたちが、地域を愛する大人に触れ、それを肯定的に受け止めてくれたということです。
大人はカッコ悪いと思ったり、親が「こんなつまらんところは出て行け」と言うような子どもだと、なかなかそうは行かないでしょう。
でも、隠岐の子たちは隠岐が好きで、隠岐を楽しもう、良くしようと懸命に動いている人たちを目の当たりにして、それを受け継ぎたい、とさえ言ってくれています。

これは本当に大きな一歩になると確信しました。
思いを、共感の環を地道に確実に広げていくこと、これこそ大事です。
設立総会を開催しました [2011年09月14日(Wed)]


去る9月12日、13時より隠岐島文化会館2階青年研修室にて、隠岐ジオパーク戦略会議の設立総会を開催しました。

本総会にて、会長を八幡浩二氏、副会長を斎藤一志氏とすることが承認されましたことをお知らせ致します。

お二人とも、隠岐のエコツーリズム推進の中核的役割を担われてきた方で、大変心強い体制になったのではないか、と思います。

この他、規約および会計処理規程の承認、事業計画と予算計画の承認など議案がありました。

議案の他には、スケジュール感の共有と各種プロジェクトを推進するためのプロジェクトチームの設置などを議論しました。
設立総会と言えば、シャンシャンというイメージもあるかもしれませんが、隠岐GP戦略会議の総会は最初から議論満載です。

資料に不備があった、というのも一つ理由としてはありますが、みんなが真剣に考えていこうという姿勢の表れだと感じました。

2年後に何を隠岐ジオパークに残すのか。問われるのはそこです。


ところで、この日は隠岐がエコツーリズムをずーーっと続けてくる中でいろんなアドバイスなどをいただいてきた西村先生(長崎県立大学)が偶然来島されており、総会をお聞き頂きました。

最後には、アドバイスや今後への期待などお話頂きまして、大変良いタイミングだったなと感じています。

ともかく、隠岐GP戦略会議はこれでようやく、きっちりとスタートをきることができました。
今後は事務局、各PT一丸となって進めていきたいと思います。

※隠岐ジオパーク戦略会議のFacebookページがあります。

隠岐ジオパーク戦略会議

「いいね!」をよろしくお願いします!!
隠岐ジオパークが日本代表に! [2011年09月05日(Mon)]


本日、9月5日に開催された日本ジオパーク委員会において、隠岐ジオパークを世界ジオパークネットワーク(GGN)に推薦することが決定されました!!

まずは、関係者の皆さまの努力に敬意を表します。
本当におめでとうございます。お疲れ様です。

評価の細かい部分についてはうかがい知ることができませんが、隠岐が有する多様な生態系や地質的価値などへの評価は高かったようです。


この決定は、隠岐ジオパーク戦略会議にもいい影響をもたらすと確信しています。

やればできる!ということを体現した隠岐ジオパーク。
このジオパークをどう位置づけ、どう活かすかを考え、実践するために集まった戦略会議ですから、もともと高かったモチベーションもグンッと高まることと思います。

まずは12日の設立総会に向けて、しっかりと準備をしたいと思います!!
キックオフMTG [2011年09月02日(Fri)]


隠岐ジオパーク戦略会議 キックオフMTGを開催しました。

1.日時 8月29日 14:00〜16:30 


2.場所 隠岐島文化会館2階


3.使用した資料
-レジュメ
-参加者名簿(資料1)、
-岐ジオパーク戦略会議(仮称)経緯(資料2)
-隠岐ジオパーク戦略会議規約(案)(資料3-1)、隠岐ジオパーク戦略会議会計処理規程(案)(資料3-2)
-事業計画概要(資料4)
-隠岐ジオパーク戦略会議の情報発信状況等について(資料5)
-スケジュール案
-図鑑系アプリリスト
-企画趣旨を記した資料(たたき台)
 ・ファンドレイジング勉強会企画書案
 ・隠岐ファン倶楽部設立に向けて


4.内容
今回のMTGで決まった事項としては、定例会として月1回程度のペースで全参加メンバーが集まり、進捗を確認・共有することとなりました。
また、今回計画しているプロジェクトは多岐にわたることもあり、プロジェクトチーム単位で動く方針も確認されました。

今後は、規約等修正をかけるとともに、動かしていかなければならないプロジェクトはどんどん推進していきたいと思います。

まずは、今回の各種プロジェクトの中でも個人的にはかなり重要な位置づけであるファンドレイジングについて作業を進めていきます。


5.当日のAgenda

1)参加者確認
2)事業提案から採択までの経緯について
3)新しい公共という概念と今回の体制について
4)規約・会計処理規程案の確認、修正点について
5)計画している各プロジェクトについて
6)推進体制、定例会等について提案
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