中国の衛星破壊実験 (2)
[2007年01月23日(火)]
1月23日付けのウォール・ストリート・ジャーナルで、論説委員Bret Stephensが中国の衛星破壊実験について論じています。
スティーヴンスは、これまでは米国さえ宇宙の軍事開発を自制していればそれで済んだが、今回の中国の実験でそうした状況は覆ってしまった。中国は米英の企業から営々として技術を入手してきた結果、技術的に米国より進んでいると言う専門家さえいる。こうなった今、米国は、中国の開発をそのままほうって置いて良いのかという問題を提起されている、と言っています。
他方、中国については、中国外務省がミサイル発射を認め、目的を明らかにするのに時間がかかったことから、外務省と軍との間に齟齬があると推測し、両者の力関係をどうするかという問題が提起されている、と言っています。
今回の実験については、スティーブンスも含め、とうてい見過ごすわけにはいかない重大な問題点が噴出したことを認めつつ、確たる具体策はまだ模索中というのが現状です。
米国はイラクに足を取られており、中国はオリンピックの前に紛糾は避けたいため、今回の問題は、何らかの曖昧な決着がつけられる可能性は大きいものの、米中の対立が21世紀の最大の問題であるという構図は、今後次第にはっきり浮かびあがってくるものと思われます。
スティーヴンスは、これまでは米国さえ宇宙の軍事開発を自制していればそれで済んだが、今回の中国の実験でそうした状況は覆ってしまった。中国は米英の企業から営々として技術を入手してきた結果、技術的に米国より進んでいると言う専門家さえいる。こうなった今、米国は、中国の開発をそのままほうって置いて良いのかという問題を提起されている、と言っています。
他方、中国については、中国外務省がミサイル発射を認め、目的を明らかにするのに時間がかかったことから、外務省と軍との間に齟齬があると推測し、両者の力関係をどうするかという問題が提起されている、と言っています。
今回の実験については、スティーブンスも含め、とうてい見過ごすわけにはいかない重大な問題点が噴出したことを認めつつ、確たる具体策はまだ模索中というのが現状です。
米国はイラクに足を取られており、中国はオリンピックの前に紛糾は避けたいため、今回の問題は、何らかの曖昧な決着がつけられる可能性は大きいものの、米中の対立が21世紀の最大の問題であるという構図は、今後次第にはっきり浮かびあがってくるものと思われます。



