行動する高校生・高橋拓真の挑戦 [2016年02月23日(Tue)]
昨年、私に1通のメールが届いた。
高橋拓真、高校一年生。 「はじめまして。突然すみません。 今度、私はイベントを開催します。宣伝して頂けませんでしょうか」 という内容のものだった。 ------------------- 彼は、2015年11月11日に、 高校生から大人まで同じテーマでディスカッションする 「トークカフェ」を開催した。 大学生が就職活動前に社会人と話をする機会や、 または社会人が主催するものは全国にたくさんある。 高校生が自ら「大人の話を、または色々な人の話を聞きたい」と 開催しているのは珍しいのではないだろうか。 ------------------- 「トークカフェ」によって人とのつながりがうまれ、 化学反応を起こり、気付かなかった可能性を見つけられるのでは。 そんな発想から実際に自らがイベントの開催した。 この日のテーマは「幸せとはなにか?」 高校生でなくても難しいテーマである。 続いて2016年1月11日に行われた第2回のテーマは 「なんで勉強せにゃおえんの?」 どちらも誰もが疑問に思ったことのあるテーマだが、 しっかり答えを伝えられる人は少ないかもしれない。 ------------------- 「トークカフェ」には性別、年齢、国籍を超えた多くの人が参加し、 ディスカッションは盛り上がった。 「自分と同じ高校生にもっともっと参加してもらい、 一緒に新しい世界を目指したい」と語る。 しかし、彼の行動力はこれで終わらない。 イベントを終えた10日後、彼はオーストラリアにいた。 彼には夢がある。 夢は夢で終わらせるのではなく、行動し叶えていくもの。 「留学も、ただの留学では終わらせない」と彼は言う。 今年の12月、彼は日本に戻ってくる。 さぁ次は何をするのだろうか。帰国後の彼が待ち遠しい。 ------------------- 【WRITER】 松原 龍之さん 松原さんのご紹介はこちらから。 ●富士土地株式会社 常務取締役 ●岡山経済新聞 編集長 ●NPO法人グリーンバード 岡山チームリーダー ------------------- |