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NPO法人 おかえりblog

里親家庭や児童養護施設等を巣立った人たちの自立支援を目的とした団体です。


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「おかえり」 [2014年09月06日(Sat)]
こんばんは。



今日は、私にとって特別な日。

「おかえり」を作ろうと思い立った日です。




2009年9月6日。

今日でちょうど5年が経ちました。




5年前の夏、社会的養護の下を巣立った後の具体的なアフターフォローや社会的な支援がないことを知りました。目の前で、当時高校2年生だった妹が「どうしたらいいの」と泣き崩れていましたが何も言ってあげられませんでした。ただただショックで不安で。そんな中で浮かんできたのは、「妹たちをたすけたい」という思いと、「安心して我が家を巣立たせてあげたい」という思い。どうしたらいいのだろうと考えていたときに、父から「NPOを作ったら?」と言ってもらい、調べてみると、資格も資本金もいらない。「私でもできるわ!」と光が見えた気がしました。

妹たちにも話し、さらに設立に向けての気持ちは大きくなり、迎えた5年前の今日。後に前副理事長を務めてくれた友人に背中を押してもらい、「おかえり」設立を決意しました。



当時、30年先の未来を思い描いていました。
社会的養護の下を巣立った人々やその子どもたち、「おかえり」メンバー、地域の方々、、、たくさんの人が「おかえり」に集まって、子どもたちが走り回っているのを大人たちはあたたかい目で見守っている。そして、社会的養護を特別なことではなく、一つの形として社会の中に受け入れられ、笑顔が溢れている。そんなあたたかい未来を作りたいと思いました。



この5年間、本当に多くのご縁に恵まれ、NPO法人の設立、「奈良県社会的養護の当事者団体 明日天気になぁれ」の発足、事務所開所・・・思いが形となりました。そして、「子どもたちや巣立った人々とのつながり作り」、「当事者同士のつながり作り」、「啓発活動」の3つの柱で活動しています。これまで “続ける” ことの難しさを感じることもありましたが、たくさんの方々に支えていただき、思い描く未来へ向かって歩むことができています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


「今、できることを精一杯」と微力ではありますが、一歩、一歩、歩んで迎えた今日。

5年前に思い描いていた未来ビジョンは、今も変わりません。





「楽しい未来、楽しい毎日を心から楽しく、幸せに暮らしてもらいたい」

これは、「おかえり」の原点であり、原動力、そして願いです。


現在、我が家を巣立った妹たちが、ちょくちょく帰ってきています。何かあれば連絡をくれます。こうしてつながっていることが、そして笑顔でいてくれていることが、とてもうれしいです。
そんな姿を見せてもらい、私自身いい意味で肩の力が抜けてきたように思います。5年を迎え、今後の歩み方も含め、「おかえり」とも自分自身とも向き合ってみたいと思っています。




「おかえり」を作ろうと思い立つ前・・・妹との暮らしを通して、「絶対的な安心感」=心の拠り所、変わらない人・変わらない場所が必要だと感じてきました。

「おかえり」はそんな存在になりたいと思っています。



これからもどうぞよろしくお願いいたします。





枡田 ふみ
Posted by ふみ at 20:26 | 「おかえり」 | この記事のURL | コメント(0)
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