『ストライク・スリーで殺される』R.ドーゼン(ハヤカワ文庫)
[2008年07月17日(Thu)]
主人公は「教授」のあだ名を持つインテリ外野手で、前年に名門チームからトレードに出され、リーグ最下位レースの常連チームでプレーしている。今年は例年に無く好調で打率3割をキープし打撃10傑に入っている。
弱小チームにありがちな覇気も熱気もないチームで殺人事件が起きた。被害者は遠征等のルームメイトである。球場の選手用風呂で殺された。数少ないチーム内の友人でもある。
そこそこの若いリリーフ投手だが、死んだときに3千ドルの現金を持っていた。ルームメイトと恋人が浮気をした思い込んだ主人公は、その死と共に同僚の嫌疑が晴れたのを機に犯人探しを行う。
捜査を進める内に同僚の自分の知らない面もでてくる。
野球選手という特殊な世界に身を置く人達の裏側が垣間見れて面白い。八百長がらみの犯罪なら事は定石通りなのだが・・・。
弱小チームにありがちな覇気も熱気もないチームで殺人事件が起きた。被害者は遠征等のルームメイトである。球場の選手用風呂で殺された。数少ないチーム内の友人でもある。
そこそこの若いリリーフ投手だが、死んだときに3千ドルの現金を持っていた。ルームメイトと恋人が浮気をした思い込んだ主人公は、その死と共に同僚の嫌疑が晴れたのを機に犯人探しを行う。
捜査を進める内に同僚の自分の知らない面もでてくる。
野球選手という特殊な世界に身を置く人達の裏側が垣間見れて面白い。八百長がらみの犯罪なら事は定石通りなのだが・・・。