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ワクワク・ドキドキする感動を街の中でいっぱいしたい。
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『五時の稲妻』ウィリアム・L・デアンドリア(ハヤカワ文庫) [2008年07月10日(Thu)]
 ベーブ・ルースの陰に隠れ、日本では今一つメジャーではない大打者ミッキー・マントル。
 そのマントルの元同僚で不世出の大打者になれたかもしれないギャレットは同じヤンキースの球団職員をしていた。
 事件は球界の大スター、マントルが特大のホームランをかっとばした時に始まる。客席では赤狩りの急先鋒をつとめる議員が暗殺されていた。

 事件の捜査を始めるとミッキー・マントルの暗殺計画が浮かび上がってくる。マントルは大スターゆえに、その発言が度々マスコミを賑わしていたので利用価値は絶大だった。

 悪名高き「マッカーシズム(赤狩り)」旋風が吹き荒れる1950年代。事件の裏には様々な陰謀や策略が渦巻いていた。当然謎の美女も登場し、事件は複雑怪奇な様相を呈していく。

 大リーグへの復帰をあきらめきれないギャレットの心情がせつなく、いじらしい。
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