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ワクワク・ドキドキする感動を街の中でいっぱいしたい。
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『カスに向かって撃て!』J.イヴァノヴィッチ(集英社文庫) [2008年04月20日(Sun)]
 祝 ステファニー・プラム 復活!!

 シリーズ10作目がやっと登場したという話ではない。この作品から出版社が変わったという話でもない。ちゃんと読める作品としてステファニーが帰ってきた。

 大体、1作目と2作目が超ドキュウの作品で抱腹絶倒!脳天に風穴を開けられたが、それも4作目まで。あとは惰性というかスラップスティックも空回り、相棒のルーラの存在がそらぞらしさに拍車をかけていたものだが、前作で少し持ち直したと思っていたら今回で完全復活!!

 バカバカしさは相変わらずだが、自分が馬だと思っている姪などの存在が後方に移ったので、ステファニーとモレリとレインジャーというトライアングルが完全復活した。レインジャーは実際はほとんど登場しないのだがその存在感をうまく引き出しているのが今作の成功の秘訣のようである。

 教訓
 人生とはジャム入りドーナッツみたいなものだ。がぶりと食らいついてみるまで、中に何がはいっているかわからない。そして、それはおいしいと判断がついたとたん、いちばんいいTシャツの上に大きなジャムのかたまりを落としてしまう

 名言!!人生とは各も不明確で、不条理なものなのだ。

 ステファニーはどんどん自我に目覚めている。自立した女になってきた。いや、それを言うならルーラも自立した女である。それは周囲を振り回して、どんなに波風を立てても自分の意思を通すことのようだ。周囲の男どもは大変な迷惑だが怒れない。なぜなら自我のためには命も標的にしているから・・・。

 なる程・・・自立した女は手に負えない・・・(怒り狂っている周囲の女性の顔が何十人と去来している)

 最後の一文は削除したほうが良さそうだ・・・
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