協働フォーラム IN 宮崎
[2008年01月22日(Tue)]
一部情報は小出しにしていましたが、今年度最後のフォーラムを開催します。
宮崎県は平成18年3月に「NPOとの協働指針」を策定し、今年度「協働マニュアル」作りに着手している状況です。また、宮崎県NPO活動支援センターは開設3年目を迎え、NPO全般に関する相談業務や講座の開催を行う他、全県下をあげての協働推進のための啓発活動を行っています。
本年度の協働フォーラムは
「NPOと行政、協働の展開について本音を語ろう」
と題して開催いたします。
地方自治の重要性が強く認識され、新しい公共の担い手としてのNPOに高い関心が集まっておりますが、NPOの力不足や行政の下請け化など「協働」を取り巻く環境は決して良好な状態ではないと考えています。そこで国、県、市の協働の現状やNPOの実態を把握している現場の担当者をお招きして、行政職員・NPO関係者双方に対して今後の協働に関して実地に即した意見交換の場を提供し、地方自治の重要な一翼である「協働」をしっかり見据える気付きの場としたいと考えております。
基調講演およびパネリストとして
浅野 史郎 氏 慶應義塾大学教授、元宮城県知事
1970年厚生省に入り、北海道庁福祉課長(障害福祉の仕事に初めて出会う)、厚生省障害福祉課長(たくさんの仲間と出会い、「障害福祉の仕事はライフワーク」と思い定める)等歴任後厚生省を退職。1993年11月宮城県知事選挙に当選。知事を三期務めた後、任期終了にて知事職を勇退。
現在 慶応義塾大学総合政策学部教授
社団法人日本フィランソロピー協会会長
(NPO)地域創造ネットワーク・ジャパン代表理事
岩永 幸三 氏 佐賀県くらし環境本部 県民協働課
九州の協働推進県佐賀の立役者。積極的な庁内研修の実施や合意形成には定評がある。県外等でも講演等が多く、九州各県のNPO担当職員で岩永氏の名前を知らない人はまずいない。
一方、全国のIDDM(インスリン依存型糖尿病、小児期に発症する事が多いので「小児糖尿病」とも言われる)患者や家族支援の全国組織、(NPO)日本IDDMネットワークの副理事長・事務局長としての活動でも有名である。
現在 NPO活動推進自治体ネットワーク 幹事
村尾 剛志 氏 丸亀市都市整備部 河川公園課 主任
香川県内自治体では希少価値の造園専門職として丸亀市役所に入庁。市民ワークショップによる公園づくりを提案し、1997年には「丸亀ワークショップ研究会」を発足。「丸亀市協働推進プロジェクトチーム」サブリーダーとして、協働並びに地域市民活動の促進をテーマに「仕組みと仕掛け」を研究、実践中。
現在 ブログ『へんこつ侍ただいま参上!!』を開設。地に足をつけた情報発信者としても有名。
香川県緑づくりアドバイザー
コーディネートは宮崎県NPO活動支援センター長(つまり私)が行ないます。
どんなフォーラムになるか、企画者自身が楽しみです。県外の自治体からも参加申し込みがきてますが、書面による申し込みが必要です。