長崎大、山口ゼミ来襲
[2007年09月15日(Sat)]
長崎大山口ゼミはいつもアポ無しである。いかに遠来のお客様であろうとアポなしの訪問は大迷惑!!お引取り願う事にしている!! などと言うつもりはないが、山口先生ご本人が「いつもノーアポで失礼ですよね〜」と笑顔で反省という言葉など長崎に置いてきました・・・的な事を言われる。
こちらとしては文句は言えないではないか!!と心の中で反論するが、いかんせん権威に弱い。大学の先生と言うだけで萎縮して「いえいえ決してそのような・・・訪問いただいて光栄です」と追従笑いでごまかした。
宮崎大学の根岸ゼミとの合同ゼミでの訪問だったそうだが、ゼミ生のSさんをご同伴である。このゼミは昨年のHさんはじめ、明るくて前向きで学生らしく非常に好感が持てる。
山口先生に付いて各種会合などに参加しているようで、自分の見方や考えを自然に鍛えていて、特に青い議論が出来るところがいい。意識せずに他流試合に臨んでいるようである。
さっそく意見交換や情報交換が始まった。
ご専門(地域経済)の立場からCBを基軸にしたNPO法人経営やまちづくりに取り組んでいらっしゃるので話が早い。指定管理者制度の実例や中間支援組織の機能、市民社会論など様々なご教示(今度の講座で使える例も2つ入手!! )をいただいた。あっという間に2時間が経過してしまった。
学生や市民活動の実践家にそもそも論を伝えなければならないし、その為には何故自分が○○をしているのかというストーリーを語る必要があるとの話が出て盛り上がったりもした。
先生自身が阪神大震災後の神戸での活動が、地域社会と制度との矛盾や地域間格差などに目を向ける契機になっている。学問的な研究とフィールドワークが合致しているのが素晴らしい。
これから長崎まで車で帰るというのに、あっという間に2時間が経過してしまった。
この場に宮大の根岸先生が居なくて良かった・・・。もし居たらおそらく徹夜になっていたことだろう。