美術館散策はカップルで・・・
[2007年03月05日(Mon)]
以前にも書いたが(NPO)宮崎文化本舗の代表と副代表が平日に一緒に居ることはめったにない。ところが3月2日は二人揃って東京に居た。石田は「地球温暖化防止センター」の全国連絡会で、小生は3月17・18の両日、大阪で行なわれる「日本NPO学会 第9回年次大会」で行なわれるパネルの打ち合わせなどでの上京だった。
打ち合わせ・会議が終わり、言論NPOの工藤代表と大学評価・学位授与機構の田中助教授と食事をしているところに石田と奥村が合流して話がはずんだのだが、急に石田が「俺、明日空いてるんだよね」と言い出した。
「俺は明日の予定は今日やっつけたから、東博か六本木の国立新美術館に行くつもりだけど・・・」すかさず奥村が「そりゃあ国立新美術館よ、美術館の一番の企画は開館展。次は50年展と相場が決まってるんだから」と断言した。嘘か本当かわからないが、こいつは美術の専門家なので妙に説得力がある。石田が乗った。「俺も行くわ」
2月には芥川・萩原のMAMAデザイン部門の両巨頭と写真展巡りをした。石田もそれを知っているので、誘ってやらないといじけるかもしれんと思ったので「じゃあ明日10時。正面玄関」と約束をした。石田が美術にどのくらい興味を持っているかわからないが、こいつは妙に天才的な感性を見せることがある。映画『タイタニック』一番きれいだったのは「機関室を写した時の機関のピストン運動だった」などと言い出す始末で、常人には何を言い出すか予測の付かないことがあるので「まあこれはこれでヤジキタ道中で面白いかもしれん」と自分を納得させた。だって美術館散策ですよ・・・。
ところが、朝電話をすると石田は死んでいた。「腹の具合が悪くて寝ちょらんけど・・・」天の助け。「疲れが溜まっちょっちゃが。今日はどこにも行かんで寝ちょけ。明日は講演やろ?穴をあけるわけにはいかんから安静にしとけよ!!!」
石田と美術館は似合わないと思う。例えばだが、ダリに感心する姿は想像できるが、シャガールやミロの前で立ち止まる姿は想像できないし、ましてや男二人でうなずきあったら気持ち悪い。
美術館はカップルだと強く思った小生をミューズは強く後押ししてくれたと確信している。
打ち合わせ・会議が終わり、言論NPOの工藤代表と大学評価・学位授与機構の田中助教授と食事をしているところに石田と奥村が合流して話がはずんだのだが、急に石田が「俺、明日空いてるんだよね」と言い出した。
「俺は明日の予定は今日やっつけたから、東博か六本木の国立新美術館に行くつもりだけど・・・」すかさず奥村が「そりゃあ国立新美術館よ、美術館の一番の企画は開館展。次は50年展と相場が決まってるんだから」と断言した。嘘か本当かわからないが、こいつは美術の専門家なので妙に説得力がある。石田が乗った。「俺も行くわ」
2月には芥川・萩原のMAMAデザイン部門の両巨頭と写真展巡りをした。石田もそれを知っているので、誘ってやらないといじけるかもしれんと思ったので「じゃあ明日10時。正面玄関」と約束をした。石田が美術にどのくらい興味を持っているかわからないが、こいつは妙に天才的な感性を見せることがある。映画『タイタニック』一番きれいだったのは「機関室を写した時の機関のピストン運動だった」などと言い出す始末で、常人には何を言い出すか予測の付かないことがあるので「まあこれはこれでヤジキタ道中で面白いかもしれん」と自分を納得させた。だって美術館散策ですよ・・・。
ところが、朝電話をすると石田は死んでいた。「腹の具合が悪くて寝ちょらんけど・・・」天の助け。「疲れが溜まっちょっちゃが。今日はどこにも行かんで寝ちょけ。明日は講演やろ?穴をあけるわけにはいかんから安静にしとけよ!!!」
石田と美術館は似合わないと思う。例えばだが、ダリに感心する姿は想像できるが、シャガールやミロの前で立ち止まる姿は想像できないし、ましてや男二人でうなずきあったら気持ち悪い。
美術館はカップルだと強く思った小生をミューズは強く後押ししてくれたと確信している。