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ワクワク・ドキドキする感動を街の中でいっぱいしたい。
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田町近辺そぞろ歩き [2007年03月04日(Sun)]
 学生時代から続けている事に “初めて降りた駅では本を買う”という事がある。これにはおまけで“レシートを栞に使う”というお約束が付いている。予断だが “デートの待ち合わせは本屋さん”ということも続いていたが、○十年僕の生活からデートという言葉が死後になってしまい、この習慣は無くなってしまった。

  田町といえば慶応大学の本拠地である。当然本屋さんも多いだろうと「慶応仲通り」を歩いていった。実は駅前のビルの中に大きなチェーンの本屋はあったがこれでは面白くない。地下鉄の三田駅は何度も乗降したことがあるので、この近辺を歩いたことがないわけではなかったが久しぶりに楽しい散策をした。

慶応仲通りでは三弥井書店で、阿刀田高『コーランを知っていますか』を購入したが、レジスターのインク切れか、印字が読めない。これではダメである。

 以前に読んだ本を開いて見ることがある。その時にこのレジの印字で「○○年の○月○日は○○に居たんだ。何してたんだろう?」としばしの感慨に耽るのである。すぐに思い出すこともあれば、まっるきり記憶に無いことも多い。「それが何なの?」と聞かれても困る。ささやかな楽しみである。

 
 初期の目的の半分しか達成していない僕は「芝商店街」に向かった。八百屋さんや精米屋さん、板金屋さんなどが昔ながらのたたずまいで営業している商店街だが、ここではゆうかり書房で、伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』の文庫を買った。この本多分中学か高校時代に読んで、書庫の片隅に埋もれているはずだが懐かしくて買ってしまった。ここの印字はきちんと読めるのだが、電話番号だけで住所が書いてない。これも半分ダメ(何年かたってその場所を覚えてるはずがない)なのだが、幸いブックカバーに住所があったのでよしとした。
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