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『僕僕先生』 仁木英之(新潮文庫) [2010年06月19日(Sat)]
 最近というかここんとこというか、余裕が無いナァと自分でも思う。

 昨夜も我が家の同居人から「何が忙しいの?去年はこの時期はちょっとは余裕があったんじゃないの?」
 おっしゃる通り。ちなみに去年の6月には『面白南極料理人』を読んでいて、

 「小生、集団生活は苦手である。著者の西村氏も含めた越冬隊員にも相当なワガママ親父がいるみたいだけど、試しに小生の身近な人間と1年間越冬生活を想像してみた。 石田、コウヅマッチ、あおちゃん、ウッチー、ナダッチ(以上文化本舗スタッフ)、他は宮大のムーミンにゴジラ後藤に舎弟のジニアス、これで越冬隊員9名になった。隊長は本来代表の石田だろうがトラブルアーティストなのでここは除外。表面上は温和なムーミンかゴジラにしよう。最も大事な料理長は意外なセンスをみせる青ちゃんで決まり。 しかし、多分1ヶ月で大喧嘩が始まるだろう。」

 などと、のどかな事を考えていた。ところが・・・

 このところの自分が何からしくないなぁと思うので、今日は心温まる、ホンワカ小説を紹介。

 中国は唐の時代。さすがに悠久の時が流れる大地は違う。せちがらく、明日の事を考えるわが身を反省せねばならない。
 主人公が又良い身分。父親の財産(まだ生きているが)を枕にいわゆるパラサイト人生。ちょっとは小言も言われるが、安穏な生活に多少の薬味は必要だろう。

 小説はファンタジーというカテゴリーらしいが、通常小生絶対に手に取らない類なんだけど、なんか惹かれてしまった。
 いわゆるこの分野、美女は不可欠らしい。しかし、このお相手、齢○万年も生きているという大仙人。それが、姿形は美少女! 
 読めば分かるがこれだけ長生きすると性別は不詳になる(本当かなぁ・・・)らしい。だって本人が長すぎる年月で自分の出生の頃の事を忘れているらしいから、話は複雑?になるが、ファンタジーだからOK。
 そこで、主人公はこの大先生に弟子入りしたのはいいが、ほのかな恋心を・・・ところが、人生を超越しているはずの大仙人まで・・・。

 そんなこんなの奇妙な師弟の手に手をとっての大冒険。読後感が気持ちよい。一服の清涼剤。
 疲れた人には最適かも。お勧めです。

PS.早く続編が文庫化しないかなぁ〜。単行本を買うほどではないということかな。
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コメント
誕生日おめでとうございます。

一緒に祝杯上げたかったですね。

今度、飲む時、何か考えます!!
Posted by:チャビン  at 2010年06月24日(Thu) 16:01