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ワクワク・ドキドキする感動を街の中でいっぱいしたい。
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ダン・フォーゲルバーグA [2009年10月30日(Fri)]
 
 懐かしい友人の近況を耳にしたときに、その友人と一緒にすごした時に一瞬のうちにフィードバックしてしまう。
 特にそれが10代から20代の前半の時を共有した友人ならば尚更だ。
 
 先週にはそんな友人から突然電話があり「私、CD出しちゃいました〜」と能天気(職業はお堅い研究者なんだけど)な報告があり宅急便が届いた。

 昨日ネットを見ていたら、ダン・フォーゲルバーグが2年前になくなっている事を知った。

 10代の頃、節くれだった心をいやしてくれる音楽が常に生活と共にあった。一度も会ったことはないけど、心を許せる友人のような存在のミュージシャンが何人も居た。その中でもダン・フォーゲルバーグは、僕にとっては3軒先に住むめったには顔を会わせない大学生(高校生の僕とは活動の時間帯が違うし)の兄貴分のような存在だった。

 飾り気が無く少年のような初々しさと清潔感溢れる歌声は、心の襞にすっと入り込み、心地よい空気を作ってくれた。また、優しい歌声の陰には環境問題や都市の荒廃に正面から向き合う厳しい目も隠されており、優しく口当たりの良いだけの音楽とは無縁の作品を提供してくれていた。

 イーグルスやジャクソン・ブラウンなどとウエストコースト・ロックの一時代を築き、都会の喧騒を嫌いコロラドの山中で静かに暮らしていると思っていた。
 でも、毎年CDショップで新譜が出ていないかチェックしていたのだが、静かに人生の幕を引いていて、懐かしい便りは届かなくなってしまった。
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