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2019年03月29日

サテライトオフィスを始動する「秋津野ガルテン」(和歌山県田辺市)

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サテライトオフィスを始動する「秋津野ガルテン」(和歌山県田辺市)

廃校を利用した都市農村交流複合施設の取り組みで第16回オーライ!ニッポン大賞グランプリ(内閣総理大臣賞)を受賞した農業法人鰹H津野ガルテンはサテライトオフィス を開設します。
3月26日に「秋津野グリーンオフィス」進出する企業と県庁知事室で進出協定調印式が行われました。
地元出身代表者の2企業が進出することによって、当該地域の新たな雇用創出や地域経済の活性化が図られるものと期待されています。
https://greenoffice.agarten.jp/

秋津野グリーンオフィスは、テレワーク時代に対応したITオフィスを農村空間で提供するものです。ICT関連の起業の誘致を進めるために、家賃代50,000円/月+共益費5,000円/月(トイレ、水道使用料含む)で、手頃な価格でオフィスを借りられます。最新鋭の産業を誘致することで、農業とコラボレーションする新しい事業の創造や、地域の活性化を期待しています。今回移業する2社のうち1社は、 田辺市農産物を使った商品開発も業務内容として掲げています。
企業を受入する 株式会社秋津野 玉井常貴代表取締役社長は、農業が抱える様々な課題に対し、企業と地域が連携することで、地域の将来のために何かしら農業のICT化を進めるきっかけとなれば良いと期待しています。

和歌山県は全国に先駆け2002年(平成14年)から「企業の森」をスタートとさせ、和歌山県独自の「企業の森」の仕組みを用いて企業・団体との森林ボランティア活動及び都市農村交流を推進していきました。2019年3月には「企業の森」の活動場所は93カ所となりました。
さらに、農山漁村の農的環境を利用してサテライトオフィス誘致にも力を注ぎ、2004年(平成16年)からスタートした白浜町ITビジネスオフィスなど県を挙げて農山漁村への人の回帰を進めています。
posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:17| オーライ!ニッポン

2019年03月27日

第16回オーライ!ニッポン大賞各賞の選定された理由を紹介します。

第16回オーライ!ニッポン大賞 受賞者の選定理由(評価のポイント)一覧

今年度の応募内容を拝見したところ、農山漁村の人手不足や祭りの担い手不足の課題に対して、都市から農山漁村へ交流するための人を送り込む活動、自然の驚異、減災を学ぶガイドの活動、伝統的な食・方言という地域資源の活用による交流事業、未来を担う子どもを農山漁村に受入れ教育を中心とした交流事業、廃校を都市との交流施設として再生した取り組み、住民の住民による住民のための森づくりを行政と協働との活動と、どの活動も生き生きと交流事業に取り組んでおり、明るい未来を感じることができました。
都市部からの移住や都市と農山漁村を行き来する二地域居住等、個性的で魅力的なライフスタイルを実践し共生・対流のモデルとなる個人を表彰するライフスタイル賞では、自分の理想とするライフスタイルを実現する場所として、農山漁村に移住し新たなアイデアを実現しようとする活動が、過疎化少子高齢化などの課題を抱える農山漁村に光明を与えるものと期待されます。
取り組みのテーマや手法は個々に異なりますが、都市生活者の都市と農山漁村のオーライ(往来)として、田舎暮らしのモデルとして、参考となるものと思います。

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【オーライ!ニッポン大賞グランプリ】内閣総理大臣賞

@ 農業法人 株式会社秋津野 (和歌山県 田辺市)
 豊かな柑橘類と南高梅の産地、住民合意のもと489名の住民出資のコミュニティビジネスを成功に導き、住民が出来ることは住民がする、という心意気のもと、単に都市部の人を田舎に招くのではなく都市と農村、食と農の乖離を減らすことを最大の目的とした事業推進、農家レストランやミカンの樹オーナー制度等と合わせた地域づくり学校など、コミュニティビジネス成功モデルとして高く評価された。 https://agarten.jp/

【オーライ!ニッポン大賞】
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A 特定非営利活動法人有珠山周辺地域ジオパーク友の会(北海道 壮瞥町)
 自然への畏敬の念を忘れがちな現代人に、火山噴火という自然の怖さを教え、災害を減らす学びをジオパークとして推進し、都市生活者との交流や人材育成などにも力を注ぐ取り組みは、自然災害の多い我が国には必要不可欠なモデルとして高く評価された。
https://www.facebook.com/geoparkfriends/
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B 大館市まるごと体験推進協議会 (秋田県 大館市)
 本場のきりたんぽと秋田弁でおもてなし。秋田弁ラジオ体操などの発想も豊か。地域の素材にアイディアとユーモアを盛り込んで取り組む姿は“日本中のお母さんたちにも立ちあがってほしい”と思えるほど。農家のお母さんの頑張りが成功を導いたと高く評価された。
https://marugoto-odate.amebaownd.com/
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C 村おこしNPO法人ECOFF (東京都 文京区)
 助成金などに頼らず、都会の若者を誘導するための重要な基本形「費用自己負担」「純粋に楽しむこと」「きちんとした報告をする」ことなど、大学のインターン制度や実習に使えると高く評価された。http://ecoff.org/
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D 特定非営利活動法人グリーンウッド自然体験教育センター(長野県 泰阜村)
 厳しい財政、産業も廃れ、若者も流出していく疲弊しきった山村を「教育を中心においた都市農村交流」により、地域再生に成功した事例として、他の模範となる活動であると高く評価された。
https://www.greenwood.or.jp/

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】
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E ふかや緑の王国ボランティア (埼玉県 深谷市)
 自然が欲しいと行政に頼り切るのではないとの思いで活動する市民ボランティアの活躍と行政との協働が、市民に自然にふれあう機会を自ら創出しているとボランティア活動事例の成功例と高く評価された。 http://www.city.fukaya.saitama.jp/greenkingdom/
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F 一般社団法人マツリズム (東京都 中央区)
 人の心を豊かにする祭り。祭りに救われた若者が、祭りの担い手が減少し困っている地域を助けるために、祭りに興味を持つ若者を送り出す仕組みを創設。祭りを通じて、人と人とがつながっていく社会の実現へと壮大な取り組みへの発想力行動力が評価された。
https://www.matsurism.com/
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G 月影の郷運営委員会 (新潟県 上越市)
 廃校校舎を建築系の大学生と改修工事し宿泊体験施設としてオープン。小中高大学校生など幅広い世代と食・農業・工芸の体験学習活動を実施。廃校の宿で8位にランクなど社会的にも注目されているなど高く評価された。http://www.tsukikage.net/

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】
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H 小峰 悦雄 さん  (長野県 松本市)
 安定した公務員を辞めて40歳から新規就農。夫婦で、ワインブドウの栽培と稲作、野菜などを作る。町会長や氏子総代などもこなし、地域にとけ込む努力と趣味のマラソンや自転車の大会の開催提案などアイディアを提起し続けている。人生100年時代のお手本として高く評価された。
https://satomono.jp/farm-stay-inn/20202/26643/
https://www.facebook.com/etsuo.komine
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I 外園 淳一 さん(三重県 熊野市)
東京生まれ東京育ちの若者が地域にほれ込み、家族と移住。高齢化の限界集落と都市や世界とを結びコーディネーターとして自分の経験を活かして、生き生きと暮らすライフスタイルに限界集落打破の可能性が灯ると高く評価された。 
https://www.facebook.com/kumano.nishiyama.inaka
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J 松尾 拓哉 さん (高知県 室戸市)
自分の夢を叶えるために、熱心な調査研究、行動力により一歩一歩着実に計画を進め、漁師の水族館として活動し、さらに持続可能な漁業を目指す姿は、今後も大いに期待したいと高く評価された。 https://fishermanaquarium.jimdofree.com/
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K 瀬川 知香 さん (鹿児島県 南九州市)
畑に観光客を呼び込む「畑旅」の体験プログラム企画・実施、まちづくり研修会や地元農産物を「食」するイベントなど、地域資源を活用した地域活性に取り組むライフスタイルは若者や女性の活躍のモデルとして推奨すべきものと高く評価された。
福のや、 https://www.fukunoya-ei.com/

・第16回オーライ!ニッポン大賞表彰式開催結果報告(PDF)
 https://www.kouryu.or.jp/wp-content/uploads/2019/03/16thohraiprogram.pdf
・第16回オーライ!ニッポン大賞受賞者パンフレット(PDF)
 https://www.kouryu.or.jp/wp-content/uploads/2019/03/16thohraibrochure.pdf
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 11:50| オーライ!ニッポン

2019年03月22日

第16回オーライ!ニッポン大賞(平成30年度)の表彰式を開催しました。

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オーライ!ニッポン大賞審査委員会において、厳正なる審査の結果、第16回オーライ!ニッポン大賞の各賞が選定され、コンベンションルーム「AP新橋」4階(東京都港区新橋1−12−9A−PLACE新橋駅前)で表彰式が行われました。
第16回は、全国から94件(オーライ!ニッポン大賞79件、ライフスタイル賞15件)の素晴しい共生・対流の活動の取組についてご応募いただきました。 
3月20日(月)13時30分から開催した表彰式は、養老猛司オーライ!ニッポン会議代表の講演と平野啓子副代表の応援スピーチがありました。
また、12の全受賞者の皆さんの取り組み活動の内容の紹介を行いました。
都市と農山漁村共生・対流の最新の優れた取り組みの情報や関係者との情報交換など都市と農山漁村の交流の促進と地域活性化に関する様々な関係者との交流を進められ大いに盛り上がりました。
■第16回オーライ!ニッポン大賞表彰式のプログラム 3月20日03-22-201901.jpg
各団体の表彰の様子は下記のFacebookで見ることができます。
https://www.facebook.com/machimura.jp/
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:04| オーライ!ニッポン

2019年03月17日

お祭りの担い手やボランティア等、都市から若者等を受け入れるチャンスかも。

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第16回オーライ!ニッポン大賞表彰式
受賞者の活動内容をまとめた受賞パンフレットを表彰式にご参加された方に当日差し上げます。数に限りがありますので、ご希望の方は、事前に表彰式参加のお申込みをしてください。
 https://www.kouryu.or.jp/information/20190215_220/

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 表彰式の開催日時及び場所
 日時:平成31年3月20日(水)13:30〜16:30
 会場:コンベンションルーム「AP新橋」4階
    東京都港区新橋1−12−9
    A−PLACE新橋駅前
 主催:オーライ!ニッポン会議
 参加申込み:参加は無料です。
 まだお席に余裕があります。

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第16回受賞団体には、都市から若者等を農山漁村に送り込む活動をしている2団体が受賞しました。お祭りの担い手不足や農山漁村、離島などでボランティアを探している地域・関係者がおられましたら是非ご参加いただき交流ください。
また、廃校活動した成功事例、農山漁村6次産業化のモデル、農山漁村コミュニティビジネスで成功している地域、市民ボランティアと行政のコラボの先進例等々の取り組みが受賞しました。今後の視察先の検討や講演依頼などの参考に、急に予定が空いたなど、お時間がございましたら表彰式(無料)や交流会(会費制)にご参加ください。

posted by オーライ!ニッポン会議 at 16:57| オーライ!ニッポン

働き方改革の最前線!日本の課題を解決する企業が中山間地域から商品化する時代に


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働き方改革の最前線!日本の課題を解決する企業が中山間地域から商品化する時代に

3月7日に開催した農山漁村コミュニティビジネス・セミナーは、サテライトオフィスによる農山漁村活性化の取り組みを徳島県美波町の担当者からお話しを伺いました。
新しい形の企業誘致、仕事の移業として、一歩も二歩も先行く話を聞きました。
単なるITやデザイン企業の誘致かと思いきや、次々と生み出される技術を活用し世の中の課題を解決する商品を作ろうとする企業など、下町ロケットのような新しいアイデアや商品が生み出されようとしています。
3月に1社。4月にも1社が美波町に移住します。
しかし移住することよりもそこから離住しないようにすることの方が大事だとか。
移住企業も社員が離職しないために、美波町の美しい海と伝統的な祭りを中心とした地域の人々との心の交流が都会では得られない人間的な暮らしを得られると地域に積極的に溶け込んでいます。
地域との相性を考え仲人のように活動している担当者の話は大変含蓄がありました。
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 16:52| コミュニティビジネス

2019年03月15日

縄文が一万年以上も持続できた理由

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縄文時代がブームになっている。かつての縄文時代のイメージは狩猟採集。そしてその後の弥生時代の稲作文明に吸収されたとされ、日本人の精神的な文化は稲作が行われるようになった弥生時代とされてきた。最近の縄文時代研究では、縄文時代は、1万6千年前から3千年前まで、およそ1万3千年も続き。狩猟採集漁労の他に作物の栽培も一部行われていたことがわかってきた。
気候や地域の生物・産物など自然環境によって人間が影響されるという学問、環境考古学の日本の創設者である安田喜憲先生は、共著「奪われる日本の森」のなかで、縄文が1万年以上続いた理由を縄文人が地球に対して祈る心をもち生きとし生けるものの生命に対して畏敬の念を持ったことがあげられるという。その祈る心を端的に示す例として、青森県八戸市風張遺跡から出土した土偶は、合掌土偶と名付けられた。民俗的に良くみられる座産の出産姿勢から今まさに子どもを産もうとしている女性。地球に新たな生命を誕生させる瞬間に縄文人は地球に対して、生命に対して祈ったのである。

合掌土偶の写真
https://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/education/kokuho_kouko_1.html

また、北海道函館市南茅部遺跡郡の垣ノ島A遺跡からは、大人の墓から足形付土版が出土された。足形付土版は厚さ1から2cmの粘土板に子どもの足形を付けて焼いた土製品が出土した。安田先生は、この足型を見た時体の震えが止まらなかったという。縄文時代は子どもの死亡率が高かった。これは死んだ子供の足型で先に亡くなった子供のことを思い、肌身離さず身に着けるためにペンダントにしたのだろう。足型には、指跡がしっかりついている、土踏まずは見えない。子どもの形見として一生大切にし、亡くなるときに一緒に埋葬されたのであろう。

足形付土版の写真
https://www.akarenga-h.jp/archives/library/704/

安田先生はここに縄文人の生命に対する限りないまでの慈しみと畏敬の念が発露している。そしてこの畏敬の念と地球に対する祈りの心に縄文が一万年以上も持続できた理由が隠されているという。

安田喜憲先生は、現在、静岡県の「ふじのくに地球環境史ミュージアム」館長であり、2009年からオーライ!ニッポン会議副代表、オーライ!ニッポン大賞審査委員長を就任いただいている。

ふじのくに地球環境史ミュージアム
https://www.fujimu100.jp/
posted by オーライ!ニッポン会議 at 13:32| 犬も歩けば棒に当たる

グリーン・ツーリズム感動の涙の別れ現象


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農山漁村を訪問し農林漁業の体験や農家での宿泊・生活体験をする小学生から高校生の若者が、たった数日農村に泊まっただけなのに、多くの生徒が農村を離れ都市に帰るその時にお世話になった農家のお父さんお母さんとの別れに涙を流すという。
子ども農山漁村宿泊体験を受け入れている地域では、どこにでも当たり前に起きる現象であり、農業体験やグリーン・ツーリズムを実践関係者の間では珍しくない状況だが、この事実を知らない大人や観光関係者はビックリする。
事実に着目した宮崎大学の熊野稔教授は、大分県の宇佐市(旧安心院村)のグリーン・ツーリズムの取り組みを調査して、以下の感想を述べている。
◎「旅行の形態はさまざまにあるが、これほど感動する旅があるのだろうか」
◎「グリーン・ツーリズムの持っている底知れない作用に強い衝撃を受けた」
◎「それほど農村のもつ教育効果は極めて高く深い」
◎「農山漁村地域の活性化のみならず、グリーン・ツーリズムを実践者(農家)の皆さんも幸せになる」 
◎「過疎化、高齢化、農業の不振と暗い話題が多い農村が、農泊を実施して新たな「生きがい」が出来、楽しい毎日を過ごせることから身体も健康になる。農家のお母さんもとても元気になる」
◎「都市と農山漁村の交流には、人と人との出会い心のふれあいがとっても大切である」
と熊野教授は、グリーン・ツーリズム感動の涙の別れ現象と命名した。

農林漁業の体験をすることは、知らなかった知識を得るという学びの効果は大きい。
しかし、泣くことはないであろう。
農林漁家の家に泊まり、家族と同じように食事し寝て生活するという暮らしの体験に、それまで他人であった人間同士の心を通わせる交流が起こることで、別れが悲しいという感情が沸き上がるのだと思う。
急に大人になったと。都会に戻ってその変わりように一番驚くのは親である。
自分でできることは自分でする。他人を気遣う心が芽生えたなど。
単なる農業体験ではなく、農林漁家に泊まる・一緒に生活することの重要性にいち早く気づいていた人たちはいた。
昭和43年(1968年)には、長野県八坂村(現 大町市)で山村留学制度がはじまる。
昭和50年(1975年)には、秋田県田沢湖町(現 仙北市)の劇団わらび座は350名収容の宿泊施設完成させ、多数の一般客、修学旅行生が訪れ始め、その修学旅行生を泊める農家泊ははじまっていく。
将来を担う子どものためにと農家泊を受け入れた第一世代の想いを胸に
次世代の都市との交流に注目したい。

子どもたちの一生の思い出を素晴らし体験をと美味しい体験、楽しい体験に心を砕いているのは、
第16回オーライ!ニッポン大賞を受賞する秋田県大館市の「大館まるごと体験推進協議会」である。
https://blog.canpan.info/ohrai/archive/102
posted by オーライ!ニッポン会議 at 08:00| 犬も歩けば棒に当たる

2019年03月14日

農林水産省 6次産業化総合調査(平成28年度)

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農林水産業の1次産業に加えて、食品加工品製造の2次産業と、消費者に直接提供する農産物直売所や農家レストラン、農家民宿、観光農園、市民農園、滞在型市民農園など、農林漁家が中心となって1次産業×2次産業×3次産業の掛け合わせた取り組みを6次産業化と呼びます。
同一地域内で関係者が連携することで、地産地消や付加価値化が進み、農林水産業へも好循環をもたらします。

この6次産業化について、全国の状況を把握するために、農林水産省が毎年統計調査を行っています。前年度の状況を調査し発表するので、1年前の状況となりますが大変参考になります。

平成28年度の全国の農業生産関連事業による年間総販売金額は2兆275億円、
 前年度に比べ3.0%増加した。
・平成28年度の全国の漁業生産関連事業による年間総販売金額は2,300億円、
 前年度に比べ1.6%減少した。

・農産物直売所数 23,440 
 年間売上 1兆324億円
 1事業体当たり 4,405万円
・観光農園数  6,670
 年間売上  392億円
 1事業体当たり 588万円
・農産物加工所数 27,640
 年間売上  9,141億円
 1事業体当たり 4,405万円
・農家民宿数 2,030軒
  年間売上57億円 1軒当たり279万円    
・農家レストラン数 1,520
 年間売上 362億円
 1事業体当たり 2,388万円 

・水産物直売所数 680
 年間売上 373億円
 1事業体当たり 5,512万円
・水産物加工所数 1,540   
 年間売上 1,783億円
1事業体当たり 11,591万円
・漁家民宿数 1,030軒
 年間売上72億円 1軒当たり701万円
・漁家レストラン数 310
 年間売上 71億円
1事業体当たり 2,334万円

この6次産業化の取り組みの代表事例が第16回オーライ!ニッポン大賞グランプリ(内閣総理大臣賞)を受賞する和歌山県田辺市の「農業法人 株式会社 秋津野」である。
https://blog.canpan.info/ohrai/archive/100

農林水産省 「6次産業化総合調査」のページ
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rokujika/

統計調査情報は大変重要ですね。
posted by オーライ!ニッポン会議 at 08:00| 犬も歩けば棒に当たる

2019年03月13日

千葉県の睦沢町がスマートウエルネス住宅入居者募集を開始した。

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千葉県の睦沢町がスマートウエルネス住宅入居者募集を開始した。
最寄りの上総一ノ宮駅から東京駅前約1時間の場所にある睦沢町は、千葉県でも有数な農業地帯。
鎌倉幕府創設に貢献した上総広常の弟が治めたとされる勝見城があった場所、その隣町が上総の国の中心であった一宮町である。
一の宮とは、旧国の最も社格が高い宮があるところから名付けられている。
人口が減少するわが国の活性化施策の一つ地方創生では、人口減少を少しでも抑え、子どもを産む世代の取り込みが重要とされている。東京圏一極集中が問題とされているが、千葉、埼玉、神奈川とてもうかうかとしていられない。多様な世代が働き、暮らす地域づくりが欠かせないのである。
移住者を増やすうえで住まいは大きな課題である。
睦沢町では。2019年9月からの入居を予定して全33戸(全て木造)戸建てテラスハウス2タイプ。住居を月額5万円から6万円の家賃で入居者を募集する。全戸オール電化住宅を採用し、全戸にプライベートガーデンを完備しガーデニングや家庭菜園が可能となっている。隣接する道の駅には、防災倉庫が設置され災害時の活動拠点として機能させる。

posted by オーライ!ニッポン会議 at 16:25| 日本のふるさと

世界的に食市場や農業生産市場は成長産業といわれている

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世界的な人口増加、新興国の所得水準の上昇等により、世界的に農産物市場は非常に有力な成長市場と言われて久しい。
世界の食の市場規模現在340兆円、2020年には680兆円に倍増と予想されている。
特に、中国・インドを含むアジアは急成長しており、アジア全体の市場規模は、2009年の82兆円に比べ、2020年には229兆円へと約3倍増の予想している。
日本の農林水産物・食品の輸出額は、2012年約4500億円。2016年は7502億円。2018年の農林水産物・食品の輸出額は、前年に比べて12%増加し、9068億円となった。
政府が目標とする1兆円まであとわずかになった。
日本食の人気はアジアでも欧米でも高い。
日本食が世界無形文化遺産に登録され和食ブランドの価値向上から輸出増も大いに期待されている。
少し古い数字であるが、農業のGDPを主要5カ国を見ると、
 第1位のフランスの対GDP比は1.8%、次いで第2位が日本の1.5%、 
 第3位米国1.1%です。第4位ドイツは0.9%、第5位英国は0.8%。
日本は先進国中第2位の農業GDP構成比を誇る。
発展途上国で、国土が広大な面積をもち、かつ人口が多い国はおしなべてこの対GDP比は高くなり、農業生産額第1位の中国は11.3%、第3位のインドは17.7%、第4位のブラジルは5.7%。
世界第1位の農業輸出国はアメリカだが、第2位オランダは、九州と同程度の土地面積で、
1位のアメリカ約10兆円に続く約7.5兆円と、世界第2位の先端農業大国である。(2008年の農業輸出額)
国内人口が減少する日本にとって、農産物の海外輸出は重要な販路であり、高付付加価値化された農産物は、輸出商品として日本の産業としても十分価値があると認識されつつある。
日本酒は既に海外での日本酒ブームなど話題となっている。和牛ブランドの牛肉やホタテ貝なども輸出品目の上位を占めている。
農林水産物・食品の輸出に関する統計情報
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_info/zisseki.html
posted by オーライ!ニッポン会議 at 09:53| 犬も歩けば棒に当たる

2019年03月12日

先進国も後進国も農家人口は減少の一途

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「総務省の世界の統計2015」を見ると
先進国を含め世界各国の人口に占める農業者数は、
2000年と2013年を比較して、大幅に減少しています。
日本は、2000年、217万人(4.0%)から2013年125万人(2.0%)
その他の先進国、後進国も減っています。
後進国は、農業よりも魅力的な産業が雇用を吸収していると考えられます。
典型的な例は、中国。アフリカも同様に急速に減っています。
アメリカもヨーロッパも減っているなか、
各国の物価(生産者物価指数)の推移をみると
日本はほとんど上昇していないのに、
アメリカは2005年を100として2013年は、164.8%、
フランスは、121.8%、イギリスは、126.8%、
ドイツは、120.4%と先進国のなかでもGNPの高い国は、
工業製品の伸び率が低いわりに、
農林水産物の生産者物価指数は、大きく上昇しており、
農家のやる気を削がないような
物価政策が採られているのかもしれません。

最新版の世界の統計2018は、下記のサイトから
http://www.stat.go.jp/data/sekai/0116.html
posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:38| 犬も歩けば棒に当たる

2019年03月11日

オーライ!ニッポンライフスタイル賞 鹿児島県南九州市 瀬川知香さん

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オーライ!ニッポン ライフスタイル賞
鹿児島県南九州市
瀬川知香さん

主人は農業。私は宿泊業。築70年の古民家を住民とともに改修し一棟貸しの宿泊業「暮らしの宿福のや」を営業している。旅行業界を志し大阪の旅行代理店で、企画・手配・添乗・営業と様々な経験を積み、着地型観光に強く関心を持ち地域住民と地域のための取り組みたいと高知県安芸市の観光協会にIターン転職。その後、着地型観光に一生携わるために地元の鹿児島にUターン。いちき串木野市で観光案内所のNPO法人化や旅行業登録を担当し、まちの旅行社としてバスツアーや体験プログラムの企画販売に取り組んだ。頴娃町のまちおこしメンバーと出会い、頴娃町の基幹産業である農業を発展と空家や空き店舗が増える商店街に新たな人の流れを創出するための観光客誘致に取組む姿勢に共鳴し頴娃町に移住。仲間とNPO 法人頴娃おこそ会でまちづくり活動を展開している。

第16回オーライ!ニッポン大賞 受賞者の概要は、下記のサイトからご覧になれます。
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オーライ!ニッポンライフスタイル賞 高知県室戸市 松尾拓哉さん

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オーライ!ニッポン ライフスタイル賞
高知県室戸市
松尾拓哉さん

大阪出身。幼いころから室戸の海、漁師に魅せられ、室戸市には、小学校3年生の頃から縁があり学校が長期休みになると電車とバスを乗り継ぎ大阪らか一人で室戸まで来て知り合いの民宿を手伝いながら定置網で採れた魚を譲ってもらったり自ら海に潜り魚を採取し水槽で飼育したりしていた。室戸に「漁師の水族館」を作りたいとの夢をもち、関東、近畿の水族館で飼育員として、サメや深海生物等の生物の飼育、移動氷族館等の運営に携わった後、2016年4月、漁業研修制度を利用し家族で移住し、子どもの頃からお世話になった漁師の師匠から漁業やホエールウオッチングの仕事を学ぶ。漁師を生業にしながら、身近な海の生き物をテーマにした体験学習プロゲラムなどを地域の学校やイペントなどで実施している。様々な企業や全国の水族館の協カを得て新たな資源開発をおこない持続可能な漁業を目指している。

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2019年03月10日

オーライ!ニッポンライフスタイル賞 三重県熊野市 外園淳一さん

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オーライ!ニッポン ライフスタイル賞
三重県熊野市
外園淳一さん

生まれも育ちも東京。大学卒業後食品会社の営業マンを5年経験後、仕事・生活に悩み、大学時代に地域活性化に携わる4年間のボランティア活動の経験・スキルを活かせること、三重県が妻の出身地、両親の「学生時代、地域活動に励んでいた頃のお前は明るく楽しそうだったぞ!」という言葉に背中を押され、2011年に妻と共に三重県熊野市移地域おこし協力隊として高齢化率74%人口200人弱の中山間地域に移住し活動を開始。3年間の任期全う後に一度地域を離れるが地域が好き過ぎて2016年熊野市集落支援員として同地域に再移住し現在に至る。過去に所属・活動をしていたNPO法人NICEと連携を図り都市部の若者を1泊2日で呼び込み地域作業を協働で行う「週末ワークキャンプ」を2011年から現在まで12回開催。2017年からは国内外の若者が10日間地域に滞在する「国際ワークキャンプ」を実施するなど交流事業に取り組んでいる。

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外園淳一(ほかぞの じゅんいち)さんは、Lightという新しいブランドを立ち上げました。
熊野市特産「新姫(にいひめ)」というかんきつを使った、程よい酸味と爽やかな香りが特徴の万能調味料と、こちらも熊野市特産の唐辛子を使った柚子胡椒の商品を開発し販売しています。
https://mie-local-light.com/



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オーライ!ニッポンライフスタイル賞  長野県松本市 小峰悦雄さん

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オーライ!ニッポン ライフスタイル賞
長野県松本市
小峰悦雄さん

東京八王子職員を40歳で退職し1992年移住。新規就農し苦労したが春から秋を中心に主にワインブドウ(シャルドネ・メルロー)の栽培と稲作90アールを管理し、妻はハウス野菜(ミニトマト・パプリカなど)と露地野菜(馬鈴薯・葉物野菜・切り花など)小麦を栽培している。二人の子供は地元の方と結婚して家も建て暮らしている。昨年末には自宅を登録「農林漁業体験民宿」として登録、今年から本格運用し、農業体験やアウトドア体験を提供する。若い頃から続けている自転車競技やランニング大会に時折出場し、障がい者スポーツ指導員として視覚障がい者の伴走練習やチェアースキーのサポートなどを行い。妻はソフトテニスをコンスタンスに行い、大きな大会にも出場している。

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2019年03月09日

オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞  新潟県上越市 月影の郷運営委員会

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オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞
新潟県上越市
月影の郷運営委員会 

旧月影小学校を再生活用した宿泊体験交流施設「月影の郷」を活動拠点として、会員(地元のお父さんとお母さん)の手により「月影の郷」を管理・運営している。幼稚園や中学校、高校、大学など学校関係が行う行事、各種体験学習の活動、卒論ゼミや各種スポーツの合宿、同級会、冠婚葬祭等による宿となっている。「地産地消」を推進するために、会員の自給野菜や地元農家の食材を活用した「食事の提供」や手打ちそば、笹を使った(押し寿司・箕寿司・笹団子)、米粉うどん、ちまき、のっぺ汁づくり体験、田植え、稲刈り、畑作業の農業体験、竹細工(ゆらゆらトンボ・黒竹を使った昆虫・竹の器と割り箸)、わら細工(ぞうり・わらマット等)等の工芸体験と各種手芸の田舎体験を提供している。年間利用状況は、宿泊客:1,280人、日帰り:4,728人、食事:1,409人、体験:527人

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オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞 東京都中央区 一般社団法人マツリズム

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オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞
東京都中央区
一般社団法人マツリズム

マツリズムは「祭りの力で人と町を元気に」をモットーに、多様な人が混ざりあい支え合う感謝と受容の社会づくりを目指しています。都市部の若者や外国人が地元の祭の担い手に混ざって祭を体感できる ”Ma-tourism”(祭参加体験ツーリズム)を全国で展開。受入地域と連携して、これまで12の地域で約30回のツーリズムを企画し、のべ400人が参加。一般にはハードルの高い地域の祭への参加体験を通じて、日常では得られない気づきや地域のコアなファンが生まれ、参加者からの「楽しかった」「また参加したい」という声は、担い手が祭を存続していくための新たな意欲にもつながります。また、祭の価値を考えるワークショップの実施や担い手同士のネットワーク構築を通じて、祭の課題解決にも寄与しています。

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2019年03月08日

オーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞 埼玉県深谷市 ふかや緑の王国ボランティア

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オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞
埼玉県深谷市
ふかや緑の王国ボランティア

【市民の力を市民のために】ふかや緑の王国を拠点とし、「市民が作り、市民が守り育てる市民の森」を目指すために管理運営はボランティアの力を最大限に発揮している。バラをメインとしたローズガーデン、ハーブや香りのある草花などで癒しを与えるヒーリングガーデンなど各種ガーデンや昭和30年代の農村風景の再現を図ったふかや村、冒険・昆虫の森(防風林)などを整備し、年間を通して多くの都市生活者が来場している。3月梅まつり、6月ホタル鑑賞会、米つくり体験、7月トウモロコシとじゃがいもの収穫体験、10月森の音楽祭、11月里芋とサツマイモの収穫体験、紅葉ライトアップ・あかり展、秋まつりを開催し、また、市内小学生を対象の「王国自然クラブ」は、王国ボランティアと一緒に米作り体験、繭玉作りやどんど焼きなどの活動を行っている。

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オーライ!ニッポン大賞 長野県泰阜村 特定非営利活動法人グリーンウッド自然体験教育センター

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オーライ!ニッポン大賞
長野県泰阜村
特定非営利活動法人グリーンウッド自然体験教育センター

青少年に「心の豊かさ」や「生きる力」を育くむために、村全体を舞台に多彩な自然体験教育プログラムを展開する。子どもたちが親元を離れ、泰阜村の小中学校に通いながら宿泊棟で1年間の共同生活する「だいだらぼっち」や、毎年夏に約1,000人を超える子どもが参加する3泊〜1週間程度のキャンプ「信州こども山賊キャンプ」を33年間実施している。山賊キャンプには、OB・OGを含め、全国から300人を超す若者ボランティアが集まる。NPOの予算規模は約1億円。自主事業収入が8割を超え、支出額のうち7,000万円が地域に還元される」。交流人口は年間のべ2万人超。人口1,600人の村にあって20人弱の若者を雇用する他、UIターンを誘発するなど「小さな村の優良企業」に成長し、「絶対無理だ」と言われていた教育産業を成立させ「教育を中心においた都市山村交流」を展開中。

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オーライ!ニッポン大賞  東京都文京区 村おこしNPO法人ECOFF

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オーライ!ニッポン大賞
東京都文京区
村おこしNPO法人ECOFF

第2のふるさとが見つかる離島・農山漁村住み込み型のボランティアを「村おこしボランティア」と名付け受け入れ地域と連携しプログラム化、ECOFFは集客や事務作業のサポートに徹している。参加者は国内外の秘境に行き、全国から集まった同世代の仲間たちと10日間の共同生活を行いながら、農作業や伝統行事のお手伝いなど、その地域がその時必要としているボランティア活動をする。現在は30ヶ所で展開。年間477人が参加。助成金等には一切頼らず参加者側に必要最低限の費用を負担してもらい受入地域の負担も軽くする。10名近い参加者が村おこしボランティアを通じて知った地方に移住している。

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