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2018年11月02日

「農林漁家民宿の経営を考える」

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グリーン・ツーリズムの重要な要素である農林漁家民宿は、開業する理由も様々。
また、そこでの体験や農山漁村生活の提供の仕方も各種各様です。
 農林漁業体験民宿の質的向上を図ることは、農山漁村地域のシゴト、産業を創出する一つの柱として注目されてかれこれ20年。
 一定の所得を得て継続的な経営が行われるようになるためには、どのような経営が重要なのか。具体的な経営状況を把握し分析しなければわからないことが多々ありました。
そこで、当機構は、全国10か所の規制緩和型農林漁家民宿の経営実態を調査し、経営を分析しました。

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 農家民宿の経営必要不可欠な食材費などの原価計算や人件費等の労賃、修繕費や衛生費といった実際に経営している農林漁家民宿の経費を総ざらいし分析した結果、農林漁家民宿の経営は、1泊2食付きで、一人8,000円から10,000円の対価を得ることが必要であることが判明しました。
 今後、農林漁家民宿が持続的に経営され、後継者などを得てその地域で存続するためには、各々の農林漁家民宿が、経営を自分で把握・分析できるツールが必要と考えて、「ざっくり原価計算シート」を開発しました。
 エクセルソフトで作成した「ざっくり原価計算シート」は、下記のサイトからどなたでも無料でダウンロードが可能です。
 本書は、農林漁家民宿を開業するための知識を知ることや、具体的な農山漁村生活体験や農林漁業体験のプログラムをどうつくるかといった参考書でも、10か所の体験民宿の事例集でもありません。
 「ざっくり原価計算シート」を使い方、農家民宿の経営必要不可欠な食材費などの原価計算や人件費等の労賃、修繕費や衛生費といった実際に経営している農林漁家民宿の経費の考え方を説明しています。

 「農林漁家民宿の経営を考える」ざっくり原価計算シート入力ガイド付きは、下記のサイトの 機構出版物 Web Shopから注文可能です。
 同サイトから「ざっくり原価計算シート(エクセル)」は、無料ダウンロードができます。
https://www.kouryu.or.jp/farm-stay-inn/minshuku_keiei.html


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 09:00| コミュニティビジネス