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大野修一(日本財団)
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エジンバラの第一印象は最悪 [2016年10月24日(Mon)]
10月24日(月曜日) 
102401arc.jpg
<暗闇の中、照明に照らされて凱旋門が浮かんでいた>

昨晩はこちらの時間に合わせて10時過ぎに床に着いたのだが、やはり時差のせいで、3時半に目をさしてしまう。窓の外を見ると、暗闇の中、照明に照らされて凱旋門が浮かんでいた。
まだ時間が早い、もう少し、寝ようと横になるが目が冴えてしまった。ベッドの中でメールチェックや、今日の会議の準備などをして過ごす。昨晩のチャパルさんと7時半に朝食の約束をしていたので、6時半にベッドから出て着替えをする。
外はまだ真っ暗だ。気温をチェックすると、今日の天気は雨のち曇り。気温は最高16度、最低10度。
昨日より随分寒いが、さらに明日に向けて、7度か6度へと一層寒くなる模様。ふと気になって、今夜の到着地、エジンバラの天気を調べてみる。するともっと寒く、最高気温が10度、最低は5度と判明。暖かくして行かねば。
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<今日の天気は雨のち曇り エッフェル塔も霞む>

チャパルさんと朝食をとりながら昨日の続きの議論。
彼がWHOに設立した障害者用の機器をめぐる広汎なネットワーク、GATEから生まれた障害者用機器のミニマムセット配布事業をミャンマーで試験運用する件では、12月初めのUNESCOでのイベントの際に、ミャンマーの社会福祉大臣を紹介することに。
一方、今月、中米のキトで開かれた国連第3回人間居住会議(Habitat3)のサイドイベントで我々のグループが問題提起したバリアフリー環境実現に向けて世界共通の認定制度を民間主導で設定する件では、WHOとしては中核メンバーとなって全面的に関わっていきたいという意見。
こうして話しているうちに、G3ICTの事務局長のアクセルさんとの約束の9時になってしまった。慌てて、チャパルさんとの話を切り上げ、これからアクセルさんという人と会うのだと話してみると、二人は旧知の仲と判明。
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<幸い、雨は上がった UNESCOへ急ぐ>

アクセルさんの国籍はフランス。現在はアメリカ暮らしだが、パリ生まれでパリには年老いたお母さんがご健在とのこと。ただ、一人暮らしの母君の様子を見るべく、出来るだけ、頻繁にパリには立ち寄るようにしているのだとか。
今回も、先週から実家に滞在中。私がパリに滞在中と知って、来年度の事業についての打ち合わせをしようと、ホテルまで訪ねてきてくれたのだった。アクセルさんとの打ち合わせを終えて、荷物をまとめチェックアウト。
ただし、空港に向かう前に、今回のパリ訪問の主目的であるUNESCO本部の知識社会局長インドラジットさんとの打ち合わせが残っている。地下鉄でUNESCO本部に向かおうと、外に出てみると、幸い、雨は上がっていた。
UNESCO本部では、インドラジットさんの部下のイルムガルダさんも交えて三人で、3時間半かけて協議。12月の国際障害者デーに行うイベントの件ををはじめ、UNESCOと共催する予定の諸事業について打ち合わせ。
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<UNESCOでの話合いを終えて外にでる>

限られた時間であったが、懸案になっていた事業の様々な疑問点について確認することができた。
メールではこうはいかない。やはり、実際にあって見ることの重要さを痛感。
UNESCOでの話合いを終えると、急いで、ホテルに戻って預けてあった荷物を受け取る。WHOのチャパルさんはまだ待っていてくれた。彼と一緒にタクシーに乗り込み、空港に向った。
ジュネーブに帰るチャパルさんと別れ、夜9時前の便でエジンバラへ飛ぶ。
一時間半ほどのフライト。時差が一時間あるので、現地到着は夜9時半。
気温は7度。ターミナルを出ると雨の跡。どうやら随分降ったみたい。
大きなスーツケースを抱えて、屋外のタクシー乗り場まで延々と歩かされる。雨が止んでいたから良かったものの、雨が降っていたらどうするんだろう。
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<最悪のホテル>

ホテルに着いてみると、入り口には階段があるのに、ページボーイの姿はなし。仕方がないので、大きなスーツケースをウンウンと言いながら担いで入り、チェックイン。
すると、なんと、私の部屋は道路隔てて反対側の建物の中だという。やっとの思いで登ってきた階段を降りて、今度は向かいの階段を登れだと?ボーイが必要なら呼ぶのでしばし待つように、と言われて唖然。
断って、向かいの建物へ。古めかしいエレベーターで3階へ登り、降りてみると今度は、短いが下り階段とその先の登り階段を登らないと、部屋にたどり着けない構造だった!
文句を言いながら、部屋に入って、ドアを閉めようとするとそれが閉まらない。部屋が寒いのでスイッチをいじっってみるのだが、いつまで経ってもヒーターが入らない。文句を言おうと電話機を取りかけてやめた。疲れ切っているのに、これ以上、時間を無駄にしたくない。服を着たままベッドに潜り込んだ初めての街、エジンバラの第一印象は最悪だった。

7時半 WHO チャパルさん  
9時 G3ict アクセルさん 
11時半 ホテル出発 
13時 UNESCO
17時半 ホテル出発
20時45分 パリ発
21時30分 エジンバラ着
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