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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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有名漫画家の自宅訪問 [2016年05月15日(Sun)]
5月15日(日曜日)
今日は日曜日。今日も朝から太陽ば照りつける。外の気温計の温度表示は早くも34度だった。しかも、それがぐんぐん高くなっていく。
朝9時45分にホテルのロビーで、現地で活躍するビジネスコンサルタントで視覚障害者コンサルタント事業のことでも、色々、アドバイスをいただくなど大変お世話になっている西垣さんと合流。一緒にタクシーに乗りこみ、有名漫画家のティンアウンニーさんの自宅に向かう。
ドアを開けてくれたのは、日本語の達者な娘さんのイーさんだ。
彼女は、西垣さんの経営するコンサル会社のナンバー2、副社長。文字通り、西垣さんの右腕である。
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<ティンアウンニーさん自宅にて>

西垣さんを通じて彼女のお父さんのことを聞いたのが縁で、有名漫画家のティンアウンニーさんと知り合い、彼に学習漫画事業をお願いすることになった。昨年、その第一号として、ミャンマーが生んだ国際人、ウタント元国連事務総長の伝記マンガを描いていただいた。幸いにして好評で、彼の出生地のイヤワディー州の学校に配って作文コンクールを実施する計画である。
今後の事業のヒントを得るために、ミャンマーの漫画家事情を伺った。それによると、ミャンマーのプロ漫画家人口は約50人。しかし、漫画家協会のような全国組織もなく、漫画家たちはバラバラの状態。政府による支援もなく、漫画家の生活は楽ではない。国際交流も個人ベースではやっているようだが、まとまったものはまだない、という。
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<正午前なのにもう40度、酷暑のヤンゴン>

これまでの協力を謝すとともに、ミャンマー漫画家協会の設立に向けて協力の道を探ることにして彼の自宅を辞し、昼前にホテルに戻った。昼食のサンドイッチを買うために、ホテルの近くのスーパーの前でタクシーを降りる。
すごい暑さだ。野外気温計は、まだ12時前だというのに、既に40度を指していた。
午後からは、ミャンマー障害者自立生活運動(MILI)の幹部たちに、ホテルに来てもらって打合せ。
明後日のMILI設立5周年記念式典での私のスピーチの英語原稿をミャンマー語に通訳してもらうための段取りや、18日の水曜日に予定している、首都ネピドーでの新政権の社会福祉大臣との面談などについて打ち合わせ。
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<MILI幹部と打合せ>

その後、5時半にホテルのラウンジで水曜日からのネピドー行きについて、別のミーティングに参加。社会福祉大臣に加えて、保健大臣にも会って今後の事業について協力を求めることになっているのだ。
両大臣と親しく、アポ取りに側面から支援してくれている日本財団現地事業アドバーザーのティンニュントさんを中心に、このためにわざわざ英国本部から駆けつけてくれた義肢装具の専門NGOで長年の日本財団とのパートナー、ExceedのCEO、カーソンさん、ミャンマー駐在代表のマイクさん、今度からこの事業に加わることになった車椅子の専門家、米国人のマイケルさんら4人と打合せ。
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<マイクさんらと打合せ>

何年も前に手に入れたという日本財団のロゴ付きのタオルを愛用しているマイクさんに、今回、私は日本から財団のロゴ付きの新しいタオルを持参、彼に進呈したところ彼は大変喜んでくれた。打ち合わせを終えて、記念の写真を撮ろうと持ちかけたところ、彼は、早速、そのタオルを首に巻いてポーズをとった。
保健大臣との夕食会に出るというティンニュントさんが中座した後、6時すぎになってようやく、マンダレーから着いたアウンミンさんが合流。我々が全員揃っているのを見たアウンミンさんは、飛行機の延着で、合流するのが遅れて今になったとしきりに恐縮。

09時45分 ホテル出発
10時 ティンアウンニーさん
14時 MILI幹部と打合せ
17時半 カーソンさんらと打合せ
18時 アウンミン医師打合せ
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