12月7日(日曜日)
今日は、ASEAN障害者芸術祭の閉会式の日だが、閉会式は夕方6時半からとなっている。
朝10時半にホテルを出発、私は日本大使館に向かった。
日本財団の招きで、明日から日本を訪問するミャンマー国軍の高級幹部代表団のために、樋口大使が壮行会を開いて下さると言うことで、私も出席することになったもの。
この招へい事業は、本年9月にミャンマー国軍総司令官のミンアウンフライン上級大将が来日された際、日本財団の笹川会長と国軍総司令官の間で合意に達したもの。
<ASEAN障害者芸術祭の会場であるミョマグラウンド入口に出来たゲート>
国軍の高級幹部10名を毎年5年間にわたり日本に招聘し、民主主義国家における国軍の役割はどのようにあるべきか、又、先端企業、近代的農村をはじめ、広く日本を理解してもらうことを目的としている。
第一陣である今回の団長はイェ・アウン中将、以下各軍から将官クラスが参加している。12月17日まで10日間の予定で、航空自衛隊浜松基地、海上自衛隊舞鶴基地、陸上自衛隊朝霞基地、などを訪問するほか、京都での観光などの内容となっている。
壮行会の後、ホテルに一旦戻った後、夕方5時から、ヤンゴン在住の女性社会起業家たちとの夕食会に臨んだ。
<女性社会起業家たちとの夕食会>
この会合は、元々はASEAN障害者芸術祭の閉会式に出席して頂くことになっていた安倍首相夫人のためにセットしていたもの。
今年、7月にバンコクで開かれたメコン諸国の女性社会起業家セミナーに出席してくれた、ミャンマーの女性社会起業家たち5人が集まってくれたのだが、残念。
女性社会企業家との懇談会の後、私は急いでASEAN障害者芸術祭の閉会式が開かれるミョマグラウンドに駆け付けた。
<ASEAN障害者芸術祭の閉会式が始まった>
閉会式にはミャンマーで大変な人気を誇る女優で歌手のチットゥウェイさんも来てくれた。彼女は昨年の国内大会以来、無償で親善大使を引き受けてくれている。スピーチをしてくれたのだが、忙しいらしく、おれの言葉をかける間もなく帰ってしまった。
式典の後も夜遅くまでパフォーマンスは続いた。主催者であるMILIから後で聞いたところによると、ネピドーも入れて、延べ4日間のパフォーマンスの来場者は6500人以上。舞台裏では色んなトラブルもあったが、一応は大成功だったと言えよう。
<各国からの出演者たちも名残りを惜しんでくれた>
10時半 ホテル出発
11時 日本派遣ミャンマー国軍関係者壮行会
17時 女性社会企業家との懇談会
18時半 ASEAN障害者芸術祭閉会式