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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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WHO第1回GATE会合 [2014年07月03日(Thu)]
7月3日(木曜日) 
目覚ましの音に起こされた。朝6時に起床。
外は曇り。気温は13度、寒いのだが、ホテルの朝食レストランはなぜか裏庭との仕切りのドアは大きく開かれたまま。寒い。
8時にホテルを出る。私が最近ジュネーブで泊まることが多いこのホテルは、WHO本部からほど近い場所にあり、森の中のように美しい道を通るとWHOまで歩いて行ける。今回もそう思って早めにホテルを出たのだが、外に出たとたん雨が降り出した。予定を急遽、変更。ホテルの前で待っていたタクシーに乗り込む。
お陰で早々と、WHO本部に着いてしまった。指定された会議室に直行すると、エクシードCEOのカーソンさんにばったり。奥さんのオードリーも一緒だ。二人はまるでWHOの職員のように、会議参加者にプログラムなどの基礎資料を手渡していた。
2014-07-04 11.32.30.jpg
<会議が始まった>

カーソンさんたちに挨拶して、会議資料を受け取り、会議室に入る。意外に小振りな部屋だが、部屋の外周にぎっしりと椅子が並べられている。そして、人がやっと通れる程の隙間を空けて、部屋の内側に机がコの字型に並ぶという珍しい配置。さらに、コの字の内側にも出島のように二筋に机が並ぶ。どこが議長席で正面に当たるのかさっぱり分からない。
戸惑っている私をWHOの職員で東京までわざわざ会議の趣旨説明に来て誘ってくれたカスナビスさんが見つけ、内側の席に案内してくれた。確かに、私の名前が書かれた札が置いてあった。
次々に参加者がやって来る。私は、回りの人たちと挨拶、名刺交換をした。するとカスナビスさんが言っていたように、正に様々な人たちが集まっていることが分かった。車椅子に乗った障害当事者は勿論のこと、WHOの様々な部署からの職員に加えて、各国の政府関係者、大学教授、理学療法士などの専門家、義足などのメーカーの代表者など。私のすぐ隣に座ったのは、マイクロソフトの障害者アクセス専門部署の責任者だと言う。ソフトウェアメーカーまでが参加者を派遣しているというのは、ちょっとした驚きだった。
2014-07-03 18.09.42.jpg
<カーソンさん夫妻とジュネーブ市内に出かけた>

そうこうするうちに、会議が始まった。私は民間助成財団としての立場からのスピーチを頼まれていたので、会議の冒頭に、WHO代表、障害者団体代表、福祉行政関係者、国際援助機関代表らと並んで、5人のキーノートスピーカーの一人として10分程のスピーチを行った。
私はその後暫く、会議を傍聴した後、昼食休み直前に会議室を抜け出した。それは、国連障害者権利条約起草委員会の委員長だったガレーゴス大使から昼食に誘われていたからである。
また、その後3時からは、WHO伝統医療調整官の張博士と会い、彼の執務室でミャンマーでの伝統医療理論に基づく盲人のための医療マッサージ学校の設立に関する相談をした。
そして、WHOの会議室に帰ってみると白熱した議論が続いていた。
会議終了後、私はカーソンさん夫妻とフリーパスを使ってバスに乗り市内に出かた。そして、駅前のレストランで一緒に夕食をとった。

08時 ホテル出発
09時 WHO全体会合
12時半 ガレーゴス大使
15時 伝統医療調整官張博士
19時 Exceedカーソン夫妻
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