7月20日(土曜日)
朝8時、ホテルをチェックアウト。今日は、シティーバンク幹部のシリカントさんに自宅での朝食を招待されていたので、住所を頼りにタクシーに乗る。日本企業で働いていたことがあるという陽気な運転手で、昔話をしているうちに到着したよ、と降ろされた。
しかし、降りた辺りには目指すべき名前のマンションが無い。よく見ると、番地が少し違う。番地が間違っているだけなら歩けば良いだけ。幸い、今回の荷物は軽装なのに加えて、天気も曇っているのでそれほど暑くはない。
番地が若い方へと、反対方向に歩き始めて10分たったが、なかなか目指す番号に行き着かない。これでは約束の時間に遅れると、シリカントさんの携帯電話にかけてみるが、なぜか繋がらない。焦って、急ぎ足になってずんずん歩いていると曇り空が明るくなり、日差しが強くなって来た。急に汗が噴き出して来た。
<天気は好転、青空が広がり始めた>
30分も歩いても目指す番地にならない。諦めて、再度、電話をすると今度は繋がった。結局、彼に車で迎えに来てもらうはめになった。車に乗って説明を聞いてみて判明したのは、タクシーを降りたところの裏側に彼のマンションがあったこと。たまたま、私が降ろされた大通りの名前が彼のマンションのある小さな通りと非常によく似ていたために、私が番地だけの違いと思いこんで勝手にずんずん歩き始めてしまったのが原因と判明。
シリカントさんの広大なマンションで、お手伝いさんの作った朝食を奥さんや彼が支援しているIDPPの学生で聴覚障害者のJ君と4人でご馳走になった。日本財団が、最近ベトナムで始めたの障害者ファイナンスや、IDPPのことなど障害者支援事業を中心に話し合って、辞去。タクシーで空港へ向かった。2時間足らずの空の旅、午後1時45分着の飛行機でバンコクに到着。
バンコクは雨季特有の厚い雲に覆われた空模様だったが、幸い雨に降られることなく、エアポートレールリンクとスカイトレインの電車を乗り継いでホテルにチェックイン。ホテルに来てくれた日本財団ヤンゴン事務所長の間遠さんと業務打ち合わせの後、夜は、朝日新聞大野総局長と3人で夕食を囲んだ。
08時 ホテル出発
09時 シリカントさん
12時25分 シンガポール発
13時45分 バンコク着
17時 間遠ヤンゴン事務所長
19時 朝日新聞大野総局長