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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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MILIに集まった若者たち [2013年06月11日(Tue)]
6月11日(火曜日)
朝、ホテルにNGO「れんげボランティア会」の平野さんが来てくれる。彼には、今後3年かけて、イラワジ州で30校の学校建設事業をお願いしている。先般、イラワジ州の州首相と会った際の様子などを聞く。同じ学校建設事業でも、少数民族州であるラカイン州の分は別のNGO、BAJに担当してもらっている。ラカインでは、治安情勢の悪い中、現地州政府の全面的な支援を得て、建設工事は既に始まっているのだが、中央政府で少数民族州を管轄する国境省とのMOUの締結が遅れている。
イラワジは、大統領府の同意もあり、現地州政府とのMOUで済ませることになったので、うまく行けば来月にも承認がおりそうだとのこと。平野さんと別れて、雨の中をMILI(ミャンマー障害者自立生活運動)の本部へ。
130611rainystreet.jpg
<雨、雨、雨>

アウンコミンさんと盲人用医療マッサージ事業の進め方について相談。彼は先月末に開かれたミャンマー全国盲人協会(MNAB)の総会で会長に選出されたというので、マッサージ事業ではMNABとも協調して進めて行くことを確認。
彼と話をしているうちに、突然停電。目の見えない彼に「停電したみたいだよ」と教えると、「このところ、しょっちゅう停電していたが、雨期がようやく始まったので、これからはマシになるだろう」と言う。ミャンマーの水力発電依存度は75%。供給力は天候に左右されがちである。尤も、電気が通じているところ全国で25%程度に過ぎないので、ヤンゴン市内は電気が来ているだけまし、ということも出来る。
停電とは言え、今は昼間なので明るい。また、MILIには、もともとクーラーも無いので本部のスタッフは、パソコンに向かっていた手を止めただけで、悠然として仕事を続けていた。しかし、今日は午後からは、社会事業家のチチニェインさんによるビジネス論の研修が始まる日。研修に使うのだろう、プロジェクターの用意もしてある。
130611generater.jpg
<突然の停電に発電機を準備するMILIのスタッフ達>

さて、どうするのかと思って様子を見ていると、暫く待っても電気が来ないので、ガソリンで動く発電機を持ち出して来て、一階の入り口の脇に設置して、動かし始めた。猛烈な音と、排気ガスが襲って来た。これでは、研修にならないのではと心配になったところで、電気が復活。おーっと声が上がる。
そこへ、黒塗りの大型車を運転してチチニェインさんが登場。ビジネス研修は私が言い出し、彼女に頼んだ経緯もあり、彼女に御礼を言うとともに雑談して、ふと気が付くといつの間に集まったのか、受講生たちが詰めかけていた。
MILI幹部のユーさんによると、申し込んだのはMILI事務局のスタッフも含め全部で17人。うち、2人は都合が付かず欠席。今日の参加者は15名とか。予定時間になったので私は邪魔になっては行けないのでこの辺で失礼することに。
130611seminar.jpg
<社会事業家チチニェインさんを講師に研修>

09時 れんげボランティア会平野さん
10時20分 ホテル出発
11時 MILI本部訪問
14時15分 社会事業家チチニェインさん
15時 Zaw Koスクール訪問
19時 ティンニュントさん
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