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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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国境省付属トレーニングセンターでの地方公務員研修を視察 [2013年05月21日(Tue)]
5月21日(火曜日)
ホテルの部屋で朝食に行く準備をしていると電話。国境省のテインテー部長だった。ホテルのロビーにいるという。枕元の時計を見ると8時半。はて、約束は10時の筈だったのに、と尋ねると、交通渋滞を心配して早めに出たら着いてしまったのだという。
朝食は諦めてロビーへ。明日のネピドーでの調印式の責任者として、段取りが気になってしょうがない様子。私の英語のスピーチをミャンマー語に通訳するのも彼の役目。わざわざ、大きな文字に印刷して持参してくれた原稿を受け取る。
そうこうしているうちに、明日、ネピドーに同行してくれる予定のエルウィンさん、ティンニュント博士が現れる。4人で、明日のネピドー日帰り往復のためのフライト、ネピドーでの国境省での調印式後の他の省での面談予定など、段取りの確認を行う。
0521gate.jpg
<国境省付属中央トレーニングセンター>

4人での打合せの後、私はテインテー部長と一緒に、国境省付属地方公務員中央トレーニングセンターへ。日本財団が国境大臣へ提案して始まった、ミャンマーの7つの少数民族州での中堅地方公務員に対する行政研修の現場である。
ヤンゴン郊外の田園地帯にある公務員トレーニングセンターでは、70人の男女がレベル別の4つのクラスに別れて、英語の授業の真っ最中だった。この研修の目玉は、7月に行われるシンガポールへの研修旅行だが、そのためには、英語力のアップが必須ということから、5月、6月と2ヶ月を使って英語の特訓が行われ、その成績によってシンガポール行きは半数の35人に絞られるのである。
半分に振り分けられるということで、もう少し、ギスギスした雰囲気かと想像していたが、予想外に和やかな雰囲気で様々な民族の男女が英語の授業に取り組んでいた。
0521minorities.jpg
<和やかな雰囲気で英語の授業に取り組む少数民族州の公務員たち>

ミャンマー式の昼食をごちそうになって、中央トレーニングセンターを出る。センターに用があるので残るというテインテーさんと別れ、一人ホテルに戻ろうとメームさんの車に乗り込もうとした時、テインテーさんがさも秘密のようにこっそり私に耳打ちした。
たった今、ネピドーの国境省から入った連絡によると、明後日の調印式は大臣の都合で午後2時半からになった、という。帰りは午後6時のフライトの筈だから、それ位なら、問題ないと私が言うと安心したように頷いた。
彼の頭は、明日の調印式のことで一杯のようだ。
ホテルに戻って直ぐ、イラワジ州での学校建設事業を責任者として担当してくれる予定の、れんげボランティア会の平野さんと会う。彼は、日本財団が現地に作ったNGOを通して、これまで、10年以上に亘ってシャン州で取り組んで来た学校建設事業の、初代の責任者だったひと。今度は、ヤンゴン州の川向こうイラワジ州での学校建設事業に志願してくれたのだ。事業の進め方、段取りや手続きに着いてについて協議。

08時半 国境省テインテー部長
09時半 エルウィンさん、ティンニュント博士
11時 国境省付属地方公務員トレーニングセンター
16時 れんげボランティア会平野さん
18時半 ティンニュント博士
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