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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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モバイルクリニックのレビューミーティングに参加 [2013年02月11日(Mon)]
2月11日(月曜日)
朝10時、中嶋君と一緒にミャンマー医師会からの迎えの車に乗り込む。モバイルクリニック事業の会議に出席するためである。
会長のテインチョーアウン教授の司会で、会議が始まる。昨年10月の開始時に、3ヶ月に一回、方向性を相互に確認しあうために、レビューミーティングを行うことで合意、今回が初めてのミーティングである。
モバイルクリニックは、最初に構想を話し合ってからスタートまで約半年という短い時間であったにも拘らず、責任者に就任したティンウィンチョー博士らの尽力により、これまでは順調に推移している。
カレン州と、モン州の4つの郡の64か村で実施、2ヶ月ほどで6760人の診察を実施、うち、5人の重症患者を発見、ヤンゴンや州都パアンの病院などに搬送、手術など必要な措置を実施している。
診察を受けた人の人種構成は、カレン族40%、モン族34%、パオー族11%、シャン族8%など少数民族が中心で、ビルマ族は7%に過ぎない。
ここまでは、順調に進んで来た事業であるが、責任者のティンウィンチョー博士の辞任により、推進体制を再構築しなくてはならない。後任人事などを話し合った。
0208schools.jpg
<シャン州での200校の建設場所を示す地図>

ミャンマー医師会の会議室で昼食を取った後、私は午後の会議を失礼して、ホテルに取って戻し、国境省のテンテー部長、エルウィンさんとの会議に臨んだ。シンガポールに地方公務員を派遣する研修事業に関わる、日本財団とミャンマー国境省との合意文書について議論するためである。
昨年末以来、先方との間で行ったり来たりした調印文書のドラフトを完成するための最終調整を行い、幸い最終的に双方が合意する文案が出来上がった。
予想より早く作業が進んだので、私は、彼に一昨日のシャン州での200校建設完成記念式典や翌日の現場視察について写真を見せながら説明した。セイダナーの校舎建設事業も日本財団との調印文書の相手は国境省だったからである。
夕方は、ホテルにMILIの幹部3人に来てもらい、障害者芸術祭の準備状況の確認と、先般のワークショップで議論した障害者ビジネスの取り組み方針などについて話し合った。
その結果、日本財団が寄贈する中古の福祉車両を使った、福祉タクシー事業に付いて検討を進めることになった。
以下に、テインテー部長に見せた私がピンダヤで撮ったシュウェウメー洞窟寺院の写真を掲げる。
0208stairs2.jpg
<洞窟寺院の入口に繋がる急な階段 本来は麓からずっと階段の参道を進むのだが、、、>

0208spider.jpg
<入口には大蜘蛛伝説にちなんだ巨大なオブジェが飾られテーマパークの趣>

0208birdsview.jpg
<入口から後を振り返ると、朝靄の中に美しい麓の風景が広がっていた>

0208cavetemple.jpg
<洞窟の中には金色に輝く仏像が所狭しと並んでいた>

10時 ホテル出発 
10時半 ミャンマー医師会
14時 国境省テインテー部長
15時 エルウィンさん
17時半 MILI幹部打合せ
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