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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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全日空で行くか、日航で行くか  [2010年08月13日(Fri)]
8月13日(金曜日)      
今年12回目の出張は10日間の予定。障害者公共政策大学院の設立に向けた協議と、ASEANオーケストラについてベトナム外務省で打合せ、あわせて、香港で開かれるアジアの聴覚障害者の若者を対象にしたセミナーに出て挨拶するため、バンコク、シンガポール、ハノイと香港へ。
成田発11時のフライトで一人バンコクに。一足先に出発した日本財団の担当課長である石井チームリーダーはカンボジアからバンコクに入ることになっている。日本財団の若手の担当者で、自らが聴覚障害者でもある吉田君は日本語手話通訳者の大石さんと一緒に、私とはほぼ同時間でありながら彼らはなぜか全日空便で行くと言う。バンコクの空港のタクシー乗り場で二人にばったり。なぜ私と同じ日航にしなかったのかと尋ねると、日航より全日空の方が聴覚障害者に対するサービスが充実しているからだと言う。


              <バンコクの路上のスイカ売り>

車を待ちながら、昼下がりの野外とは言えバンコクの暑さが余りつらくないのを感じる。機内アナウンスでは到着時のバンコクの気温は29度と言っていた。今も30度くらいか。酷暑の東京から来た身にはまずまず。
ホテルに向かう車の中から外を眺めていると、横を走るタクシーの後部車体に生々しい弾丸のあとを発見。と、よく見てみるとこれは本物の弾痕ではなく、いたずらおもちゃのスティッカーだった。しかし、これは普段の平和なタイなら笑って済ませられるが、何十人もの死者が出た騒乱のあとでは生々し過ぎる悪い冗談。
今回、障害者公共政策大学院の設立準備会儀をバンコクで開くことを数ヶ月前に提案した際は、米国からの参加者を中心に、騒乱のバンコクでの開催を不安視する声もあったが、大丈夫だからとようやく説得したことを思い出す。バンコクの町は、少なくとも表面上は今ではすっかり落ち着きを取り戻したようだが、市街戦と見紛うばかりの騒乱のイメージを完全に払拭出来るまでには時間が掛ることだろう。

              <人騒がせないたずらスティッカー>
    
夜7時、ラオス出張から戻ったばかりの日本財団の農業専門家の間遠さんを交えて、共同通信の植田記者と夕食。間遠さんが担当するキャッサバ事業や、ラオスでの不発弾処理事業、取材のために日曜日にもかかわらず植田さんに来てもらうことになっている明後日の障害者公共政策大学院の設立準備会議のことなどを話す。

11時00分 成田発
15時35分 バンコク着
19時 共同通信バンコク支局植田記者 
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