バンコクへ、ASEAN事務局長の突然の登場 [2009年08月17日(Mon)]
8月17日(月曜日)
今回は、8月、2回目のバンコク行き。目的は、盲人用医療マッサージ教育セミナーでの挨拶。そして、ベトナムに移動、ホーチミン市と、ハノイで障害者関係の仕事。ただ、ハノイでの重度障害者支援事業のための介護車両の引き渡し式は、本来予定されていた本物の車両が間に合わず、形式的なものに。 <バンコク上空は雷雲> バンコクまで順調に飛んでいた飛行機は、バンコク上空で足止め。とは言ってもそこは飛行機、手前で旋回しながら時間を稼ぐ。その理由は、バンコク上空に巨大な積乱雲発生で進入が危険なため。地上は大変な大雨とか。 結局、定刻より30分も遅れて到着してみると、バンコクでの雨は上がっていた。「晴れ男」の面目躍如。 自分のホテルに向かう時間なく、直接、ASEAN事務局長特別顧問のRajaさんが滞在中のホテルへ。そこで、タイ健省のアンチャリーさんを交えて、ASEAN地域伝統医療会議の打合せ。いよいよ今月末に迫り、プロトコル面での問題が続出。アンチャリーさんの顔にも明らかに疲れが見える。 私のプレゼンや、日本財団の扱い 外交慣例などの扱いを議論してなかなか話が終わらない。漸く、一応の区切りを付けたところへ、突然、予告もなしにASEAN事務局長のスリンさんが現る。バンコクの自宅に帰る途中だとか。 スリンさんの開会式出席を心配していた、アンチャリーさんにラジャさんが、自分でスリンさんに念押ししたら、とけしかける。大丈夫きっと行きますよ、とスリンさん。 我々の遅い夕食の席に誘うと、スリンさん、飲み物だけならと同意。イスラム教徒なので酒は飲まないスリンさん、疲れた表情でネクタイを外し、ジュースで寛ぐ。 しかし、さすがは政治家 スリンさんが来ていることに気がついて話しかけるホテルスタッフと気さくに談笑。 私は、この機会を幸いと、 伝統医療会議の打合せと、障害者大学院会議構想の進行状況について報告。 <ホテルスタッフと談笑するスリンさん> 10時30分 成田発 15時05分 バンコク着 17時 タイ保健省伝統医療局Dr. Anchaleeさん 19時半 ASEAN事務局長スリンさん |