CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«ゆったりとした空気が流れる南国タイランド | Main | 市内の至る所にある英語学校»
プロフィール

大野修一(日本財団)さんの画像
大野修一(日本財団)
プロフィール
ブログ
<< 2016年12月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内の検索は
  こちらから ▼
Google 
カテゴリ
最新記事

コメント

トラックバック
犬山城 (01/18)
月別
リンク集
http://blog.canpan.info/ohno/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/ohno/index2_0.xml
ラジオ教育放送事業開始式 大いに盛り上がる [2010年09月22日(Wed)]
9月22日(水曜日)

                        <上空から見たプノンペン>

早朝、まだ暗い中を空港に向かい朝一番のプノンペン行き飛行機に乗り込む。定刻の9時にプノンペン到着。涼しい。
いつものソルヤ君の車に乗り込み、ホテルへ。前日からプノンペン入りしていた日本財団職員の田中さんと合流。チェックインして直ぐに、同じホテルで開かれているラジオによる英語教育放送のための研修会場へ急ぐ。対象校15校の先生たち28人が集まり、ラジオ教育放送をどのように英語教育の現場で生かすかを学ぶため昨日から二日掛りの研修に参加してくれているのだ。指導しているのは国立教員養成学校のソクサパット先生ら。カンボジアの中学生たちのためにテキストを作ってくれたBBC英国本部のディレクター、アバデーンさんとは初対面。挨拶し、お礼を言う。


                     <ラジオ教育放送参加教員研修>

お昼は同じくホテルの会議室で僻地の中学校の先生の卵たちに奨学金を支給するために日本財団が現地に設立したNGO、「ESC-Kizuna」の理事会に出席。ラジオ教育放送事業もこのNGOに担当してもらうことになっている。
ESCの理事会を無事終えて、3時からやはり同じホテルの大広間でラジオ放送事業の開始式典が始まった。私は教育大臣の前にスピーチ。
最前列にBBCのカンボジア代表のハミルトンさんが座っているのを見て、彼との思い出を急遽スピーチに付け加えることにした。思えば、このラジオ放送によるカンボジアの僻地の教育支援事業を思いついたのは3年前。BBCのプノンペンオフィスにひとり出向いて、初対面のハミルトンさんに構想を打ち明け、彼の賛同を得たのだった。
その間に、BBCの代表は3回交代、教育大臣もフンシンペック党のコルペンさんから今のイムセティさんに変わった。幸い、ハミルトンさんが再びBBCのカンボジア代表に返り咲き、イムセティ教育大臣も、ローテクと見られがちのラジオを活用した教育支援システムに理解を示し、省を挙げての協力を約束してくれたことで、この事業は日の目を見ることが出来たのだった。


         <ラジオ教育放送事業開始式はお祝いのダンスで始まった>

スピーチの中で、私はラジオ放送にかける我々の期待について述べた。
「ラジオなんて時代遅れと思われるかもしれないが、電気が来ていないカンボジアの僻地のみならず、活用の余地は大きいと考える。例えば、日本ではNHKのラジオ第二放送は朝の6時から真夜中まで毎日18時間の放送を行っているが、定時のニュース以外は総て教育放送。その種類は、語学だけではなく、歴史、文学から数学や音楽、果ては体育まで50種類もの番組があり、学生のみならず、通勤時のサラリーマンまでがラジオの教育番組のリスナーである」と紹介した。
さらに、「我々の夢は、この事業の有効性が立証され、当初の3県、15校だけではなく全国に広がること。更には、日本のように、英語以外の分野にも放送が広がること。そして、最終的にはカンボジア以外の途上国でもラジオ教育放送が広がることなのだ」と述べて壇上を降りた。

           <教育大臣がレセプションの最後まで付き合ってくれた>

私の後にスピーチに立った教育大臣の挨拶は、通り一遍の挨拶ではなく大変熱の篭ったものであった。事実、大臣は何度も原稿を読み上げるのを中断し、時には英語で自分の言葉で彼の思いを私たちの方に向かって語りかけた。終わった後、大臣は私に何度も、「話が長くなってしまって申し訳ない」と言ったが、我々は大感激。
しかも、式典の後の夕食会では、大臣以下、副大臣、事務次官ら教育省幹部が総出で私たちに文字通り最後の最後まで、他の招待客があらかた帰った後まで付き合ってくれた。
BBCのハミルトンさんが私の席に来て小声で言った。「大臣は普通はスピーチだけで帰ってしまうもの。今回のように、食事会まで含めて最後まで付き合ってくれたなんて初めて。教育行政のトップがここまで支援してくれるなら、この事業の成功は間違いない」と。
民間主導の小さなパイロット事業であるにもかかわらず、ここまで教育省を挙げてその気にさせたのは、我々のアドバイザーとして、松島さんら若い現地スタッフを指導しながら精緻な実行プランを纏め上げた森祐次さんの卓越した能力のお陰。身内のことなので私は挨拶のスピーチでは触れなかったが、感謝感謝。


                  <ラジオ教育放送事業開始式の横断幕>


5時15分 ホテル出発
7時50分 バンコク発
9時05分 プノンペン着
10時半 ラジオ教育放送参加教員会議
12時 ESC絆理事会
15時 ラジオ教育放送事業開始式
17時 レセプション
19時 メイ官房副長官
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
http://blog.canpan.info/tb/19841

コメントする
コメント
すいません、先ほどメールで、本件に関する記事がない、と文句を言いましたが、「キーワード:ラジオ」で検索したらちゃんと出てきました・・・。
ほんとすいません。
すてきな内容の記事で感動しました。
Posted by: 中路潤子  at 2010年11月09日(Tue) 20:42

ブログパーツ レンタルCGI