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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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ASEANオーケストラ、ラオスのオーディション会場、国立文化会館は中国製 [2010年07月11日(Sun)]
7月11日(日曜日)

              <オーディションの会場となった国立文化会館>

朝8時、ホテルのロビーでラオス政府文化省のスラサートさんと落合い、彼の運転する車でオーディション会場に連れて行ってもらう。韓国の起亜自動車製の小型車だ。聞いてみると自分の車だと言う。若手の公務員が買える値段ではないはずだが、、、はて。彼の奥さんはパリ在住。フランス国籍を持つラオス人と聞いて納得。
ほどなく、オーディションの会場に到着。
この国立文化会館は2006年11月、日本財団の企画・助成による障害者音楽祭の会場となったところ。https://blog.canpan.info/ohno/archive/159中国政府の寄付によるもので、きらびやかな金の装飾がついたラオス伝統様式の堂々たる建物だ。まだ比較的新しい建物のはずだが、何故か、大規模な修理の最中だった。


    <オーディションに参加したベトナムへの留学生>

午前9時になり予定通り、オーディションが始まった。今回オーディションに集まったのは6人。男性4人、女性2人。バイオリンが3人にチェロ、フルート、サックスが一人づつ。うち、3人はベトナムのハノイにある音楽院に留学中の学生たち。現在は学校が休暇中なので里帰りしているのだという。ラオスからベトナムへの音楽留学生は全部で13人、今日の3人はベストメンバーなのだそうだ。
残りの3人のオーディション参加者のうち、2人は国立音楽学校の先生たち自身。もう一人は、国防省に席をおくバイオリニストであった。6人の参加者それぞれに、自分の得意な曲を自由に弾いてもらう。しかし、彼らのレベルは、国立音楽学校の先生も含めて、どれも芳しいものではなかった。


            <ビエンチャンの市場 色とりどりの野菜、果物が並ぶ>

オーディションを終えて、文化省のスラサートさんと今後の段取りなどを協議。総ての作業を終えて国立文化会館の外に出てみると、まだ正午前であった。福村さんと、食事の場所を探して市内の市場を探検するが、朝市は終わりに近づいていたらしく、市場の中の食堂は粗方店じまい。
そこで、地元の人の集まるというショッピングビルへ。今日は日曜日である為か、さすがにビエンチャンにしては珍しく若者で込み合っていた。我々は、ビルの中のフードコートで簡単なランチで昼食を済ませることが出来た。
この後、午後は特に予定もない。そこで、我々はタイとの国境を見物することにして、メコン川にかかるタイ・ラオス友好橋に出かけた。オーストラリア政府の援助で建てられたという橋の上で写真を撮っていると、空模様があやしい。スコールが来る前にと早々にホテルに引き揚げることにする。


               <メコン川の向うはタイ 嵐の予感>

しかし、結局、雨は降らなかった。ホテルで一休みした後、食事に出かけることにする。メコン川の川岸のラオス料理のレストランで、ロマンチックな夕やけを見ながら福村さんと二人で食事。ゆっくりした時間が流れる。

              <メコン川の美しくロマンチックな夕暮れ>

8時 ホテル出発
9時 オーディション
12時半 市内視察
18時半 夕食
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