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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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ASEANオーケストラのオーディションでミャンマーへ [2010年05月27日(Thu)]
5月27日(木曜日)
今回の出張の主たる目的は二つ。第一に、指揮者の福村さんに同行して、ミャンマーでのASEANオーケストラの団員選抜のためのオーディションに立ち会うため。もう一つは、シンガポールのリークアンユー大学院で障害者大学院大学設立のための協議を行うため。
明日福村さんの定期演奏会が開かれるホーチミンで合流し、明後日は、福村さんと一緒にバンコク経由でヤンゴンに向かう予定だ。


            <ホーチミン市民劇場>

この「ASEANオーケストラ」とは、史上初めての試みとして、ASEAN各国の音楽家から成るオーケストラを編成し、今年10月にベトナムのハノイで行われるASEANサミット開催に合わせてクラシック・コンサートを開催しよう、というもの。昨年11月、ホーチミン市で開かれたホーチミン国立音楽院付属オーケストラのコンサートに、ASEAN事務局のラジャさんと一緒に招待された際の雑談から生まれたアイデアだ。
その後、スリンASEAN事務局長の強いバックアップもあって、ベトナム政府も賛同。結局、サミット第二日の夜の正式行事として行われることに内定している。演奏会場はハノイの国立オペラハウスを予定。
この事業の背景には、ASEAN地域には、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピンなど、オーケストラを持つ国もあるものの、楽団員の多くが欧米から来た外国人であるというケースが少なくないのに対し、ベトナムのみ、自国民で構成されるオーケストラが5団体存在するほどクラシック愛好家の層が厚い、という事実がある。
今年、ASEAN議長国となったベトナム政府としては、史上初めてのASEANオーケストラを組成することで、自国が誇れるクラシック音楽文化を、ASEAN各国と日中韓及び、インド、豪州、ニュージ―ランドの16カ国の元首にアピール出来る訳だ。
指揮者を務める福村芳一氏は、かつて、90年代にはベトナム政府の要請によりベトナム国立交響楽団の再建を手掛け、文化功労勲章を授与された経歴を持っているベトナムでは著名な音楽家。
彼は、22歳という若さで京都市交響楽団を指揮して大絶賛を得、その後、インド、ベネズエラ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、メキシコ、キューバなど海外それも、途上国を中心に活躍。特に、アジアでは、中国、香港、台湾、韓国のほか、ASEAN各国のうち、シンガポール交響楽団、 バンコク交響楽団、 フィリピン・フィルハーモニー管弦楽団、 ヴェトナム国立交響楽団、 ヴェトナム・オペラ・バレー管弦楽団、ホーチミン市立交響楽団、 ホーチミン音楽院管弦楽団等とのコンサートを指揮。その他、2000年から6年間、タイでPan Asian Philharmonic Orchestraを組織し、毎年演奏会を実施したという経験を持つ。
現時点での肩書は、キューバ国立交響楽団の名誉首席客演指揮者のほか、国立ホーチミン音楽院の音楽監督を兼務。今回の指揮者として最も適任だ。


10時30分 成田発
14時30分 ホーチミン着
16時 福村さん、齊藤マネージャーとの打合せ
18時 グローバル・インテグレーション社ブンさん
19時 福村さん、斉藤さんと夕食
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