9月24日(土曜日)
朝5時に目を覚ました。日本との時差が2時間あるので、日本時間では7時。いつもなら起きている時間だ。
昨夜眠る前に冷房は切っていたのだがうすら寒い。部屋が広すぎるからかも。何と今回の私の部屋はジュニアスイートなのだ。
昨日は、渋滞のせいでカーソンさんとの約束に大幅遅れてホテルに到着したので、顔なじみのボーイさんに荷物を部屋に運ぶよう頼み、私はホテルの部屋に入ることなく、そのまま彼とレストランへ。
食事を終わってからホテルの部屋に入ってびっくり仰天。何と、満室だったせいか、アップグレードされてジュニアスイートの部屋になっていたのだった。しかし、夜帰って一晩眠っただけ。せっかくのジュニアスイートも宝の持ち腐れであった。
<アップグレードでジュニアスイートの部屋に>
外が明るくなってきたので、ホテルの部屋から窓の下の高速道路の混雑状況をチェック。今日は、土曜日なのでスムースに流れているようだ。
チェックアウトして、朝7時、ホテルを出発。渋滞は無いと安心していたら、空港に向かう高速道路に入ってしばらくすると、なんと突然、土砂ぶりの雨になったではないか。
そして途中、高速道路の合流地点でついに渋滞。昨日のことを思い出して、ヒヤッとさせられたが、結局のところ、そこまで遅れることはなく8時過ぎに空港に無事到着。
こんな心配はしたくないので、出来る限りコストも安い電車を使いたいとはいつも思うのだが、エレベーターなどの配置が悪く、スーツケースを持っての利用は事実上無理。これは、バンコクでは、車椅子の人にとっては、公共交通機関であるはずの電車の利用が事実上不可能であることを意味する。盲目の上院議員のモンティアンさんが嘆いていたことを思い出す。
<突然、土砂ぶりの雨になった>
さて、朝の10時過ぎにバンコク空港を飛び立った飛行機は、6時間ほどのフライトの後、ほぼ定刻の夕方6時前に無事、羽田に到着した。羽田は晴れ。気温は22度であった。
荷物の受け取り場で、バンコクでチェックインしたスーツケースをコンベアベルトに見つけて一安心したのもつかの間、ころがして運ぼうとして異常にがたつくのに気が付いた。スーツケースの底を調べてみると、果たせるかな、4つの車輪のうち3つが破損していた。
スーツケースの破損事故は、これで何回目だろうか。恐らくは、10回は下るまい。航空会社のカウンターでいつものように補修を申請。次の出張までは丁度一ヶ月ほどあるので、それまでには修理が済んでいるはずなので、淡々と手続きを済ます。
それにしても。今回は、消耗することの多い旅だったなあ、と一人ぼやきつつ家路についたのであった。
<スーツケースの車輪破損という落ちが付いた>
07時 ホテル出発
09時45分 バンコク発
17時55分 羽田着