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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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テインセイン大統領表敬に同席 [2012年07月26日(Thu)]
7月26日(木曜日)
ネピドー2日目、木曜日の今日は、今回のネピドー訪問の最大の目的でもあるテインセイン大統領との面談。実は、木曜日というのは、大統領主宰のもと、全大臣が出席して行われる定例閣議の日だそうで、閣議自体は午後一杯を使って行われるのだが、午前中は、そのための準備の各種会議や打合せに当てられる、という。
そのため、一般に、木曜日に大統領や大臣との面談をセットするのは無理、と聞いていた。ところが、今回、早い段階で大統領との面談が木曜日に設定されていた。時間は午前10時から。しかもナピドーに着いてみると、大統領との面談の前に何と、早朝8時から農業大臣との面談がセットされていたのでびっくり。
朝7時半にホテルを出発、農業省に向かう。大臣室に入って間もなく農業大臣が商業大臣を伴って入って来た。日本財団として、笹川会長の「少数民族福祉向上大使」就任に伴い、今後は一層、少数民族対策に注力すること、その力点を、教育、医療、農業の三分野に置くことを説明。
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<農業大臣との面談には商業大臣も同席>

農業省での会議を終えて、一旦ホテルに戻り、車列を整えて大統領官邸に向かう。官邸に入るのは昨年12月以来。今回は少し余裕が出来、廻りを改めて見まわし絢爛豪華さに改めて感心させられる。
大統領謁見室に入ってみると、大統領の横にはNATALA大臣、なにやら分厚い報告書を示す大臣とそれを覗きこむ大統領。最後尾で入室した私にも、大統領の発言を翻訳する通訳官の声が聞こえた。大統領は、笹川会長の方に歩み寄り、「日本財団の学校建設事業はこれでお仕舞にせず、是非続けてほしい」。これに対し、笹川会長「やめません。継続することが決まっています」と応じた。
大変友好的なムードで始まった会議は1時間45分もの長きにわたった。もともとは、大統領府からは、午後に閣議を控えており、大統領の時間がないので、長くても、最大45分にとどめるよう強いお達しが届いていたが、今回のフライングは明らかに大統領によるもの。大変上機嫌で議論がはずんだためだ。
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<大統領と挨拶する笹川会長一行>

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<日本財団の活動計画について説明>

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<1時間45分の面談を終えて記念撮影>

大統領との面談の後、急いで国防省に向かい、フラミン国防大臣と面談。ロヒンジャー族との対立から暴動が発生したラカイン州の治安状況などについて、治安維持の責任者としての立場からの説明を聞く。日本財団はラカイン州でも学校建設事業の開始に向けて準備を進めているのである。
面談を終えてホテルに戻り昼食。
昼食の後、2時からは私と中嶋君は、ホテルに尋ねて来てくれた保健省伝統医療局のアウンミン局長と彼の前任者で今は我々のアドバイザーを務めてくれているティンニュント博士と、置き薬事業について協議。大統領からの指示を受けての、カイン州、モン州での全村配置、ラカインでの学校と連携しての保健教育事業の進め方など、打合せの内容が多かったので、協議を終えた時には、4時近くになっていた。
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<MRTVミャンマー国営放送本部を訪問>

すぐさま、待機してくれていた外務省OBのエルウィンさんと一緒にワゴン車に乗り、情報省傘下のミャンマー国営放送局本部へ。先々週、福村芳一さんの指揮するミャンマー国立オーケストラのクラシック演奏のテレビ収録が行われたコンサートホールを訪ねるためである。
ただ、ネピドー市内にあるとばかり思い込んでいたミャンマー国営放送局本部は、何と、ネピドーから車で一時間もかかる場所にあったのだ。
我々を出迎えてくれた、情報局の部長に真っ先に私が聞いたのは、なぜこんな片田舎にここまで巨大な本部を作ったのかということ。ところが、私の質問に対する部長の回答は「わかりません」というものであった。
テレビ放送のDVDをもらって、ホールを覗いたりしていると、もう5時半。帰らないといけない時間だ。6時半からは渡辺先生主催の夕食会に笹川会長と招待されているのだ。主賓は、与党USDPのテウー幹事長ら政権幹部。遅れる訳には行かない。
大慌てで戻り、会場となるホテル内のレストランに5分遅れで駆け込んだ。
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<MRTV本部の大ホール>

07時半 ホテル出発
08時 ミンライン農業大臣、ウィンミン商業大臣
10時 テインセイン大統領
12時 フラミン国防大臣
14時 アウンミン保健省伝統医療局長
16時 MRTV本部訪問
18時半 テウーUSDP幹事長
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