毎日新聞にてご紹介いただきました
[2007年10月24日(Wed)]
〜手前味噌にてお恥ずかしいのですが…〜
本日の毎日新聞朝刊東京地域版に筆者を取り上げていただきました。
ぷらっとホーム大森やおおた市民活動推進機構をお知りいただく一つとして、ご覧いただければ幸いです。
記事は続きにてお読みください
だいあろ〜ぐ:東京彩人記 「おおた市民活動推進機構」中野真弓さん /東京
◇経済的自立すること必要−−「おおた市民活動推進機構」事務局長・中野真弓さん
社会貢献を目指して活動するNPO法人や企業を支援する目的で、大田区民らで作るNPO法人「おおた市民活動推進機構」が民営の施設「ぷらっとホーム大森」(大田区)を始めて1年半がたった。公営の支援施設はあっても民営はまだ珍しい。NPO法人の発展に力を注ぐ同機構事務局長の中野真弓さん(46)に施設の様子を聞いた。
−−「ぷらっとホーム大森」はどんな施設ですか。
NPO法人や企業、個人が活動拠点を持って事業を発展させることができる場所です。昨年5月にできました。大田区のNPO関係者らで設立したNPO「おおた市民活動推進機構」が管理、運営し、約140平方メートルのスペースを仕切って、複数の団体や個人が共同使用し活発に交流しています。月額1万500円から使うことができます。
−−ベンチャー企業育成のため場所を貸す支援施設に似ていますね。
私たちの場所には「社会貢献」をキーワードに活動する企業やNPOが営利、非営利にかかわらず集まっています。さまざまな人が交じり合う中で互いに発展していけると考えています。JR大森駅近くの恵まれた立地条件で、経済的に潤沢ではない起業家やNPOの活動が広がります。
−−ほかに特徴は。
私は、NPOや企業を結びつけるコーディネートの役割を担っています。場所の提供だけではなく、人の結びつきも大事です。
−−どうして民営で始めたのですか。
行政に頼らず民間でできないかと考えたから。NPOが今後発展していくためには経済的に自立して運営していく力を持つことが課題です。安価にスペースを貸すことなどで、その手伝いができると思います。
−−どんな団体や企業が育っていますか。
現在19の団体や個人が利用しています。障害者の就労を支援する企業やまちづくりのコンサルタントや子育て支援などを行うNPO法人らが活動しています。
−−NPO活動を発展させることで何が変わりますか。
税金の無駄遣いを減らすことが期待できます。行政が事業を始めると、人を雇用するので人件費がかさみます。ボランティア活動やNPO法人を中心にすれば、人件費を多くかけずに地域の人がつながり支え合うことで事業が可能になるのではないでしょうか。
−−公共的な事業を「民」の力で行う動きが出ています。
NPOは経済的に自立していない側面があります。委託事業を引き受けて、行政のお金に頼るばかりでは、公共サービスの「下請け」になってしまう。まずは、NPO同士で支え合いながら経済的に自立していくことが求められています。<聞き手/社会部・吉永磨美記者>
◇記者の一言
中野さんは「NPOのプロ」という言葉がふさわしい。目を輝かせてNPOの未来を熱心に語る姿が印象的だ。「ぷらっと」は大森駅前の商店街のビルにある。元学習塾として使われていた場所だ。さまざまな団体の人が出入りし、中野さんを中心に情報交換をする。まさに人と人がつながり、新しいものが生み出されているのを実感した。公共施設特有の「お堅い」イメージもない。都会ではマンションで暮らす人も多く、何をやるにも手狭。「みんなと集まって活動をしたい」という人にとって、まさに「ぷらっと」は「かゆいところに手が届く」施設だ。
==============
■人物略歴
◇なかの・まゆみ
1961年生まれ。東京都出身。生協役員や大田・生活者ネットワーク代表・事務局長、大田区区民協働推進会議委員、区民活動支援施設「こらぼ大森」職員などを経験。昨年3月「おおた市民活動推進機構」を有志らと共に作り、今年2月にNPO法人格を取得。現在同法人の常務理事と事務局長。地域密着型の情報雑誌「やるじゃん!おおた」の編集にも携わる。
毎日新聞 2007年10月24日
本日の毎日新聞朝刊東京地域版に筆者を取り上げていただきました。
ぷらっとホーム大森やおおた市民活動推進機構をお知りいただく一つとして、ご覧いただければ幸いです。
記事は続きにてお読みください
だいあろ〜ぐ:東京彩人記 「おおた市民活動推進機構」中野真弓さん /東京
◇経済的自立すること必要−−「おおた市民活動推進機構」事務局長・中野真弓さん
社会貢献を目指して活動するNPO法人や企業を支援する目的で、大田区民らで作るNPO法人「おおた市民活動推進機構」が民営の施設「ぷらっとホーム大森」(大田区)を始めて1年半がたった。公営の支援施設はあっても民営はまだ珍しい。NPO法人の発展に力を注ぐ同機構事務局長の中野真弓さん(46)に施設の様子を聞いた。
−−「ぷらっとホーム大森」はどんな施設ですか。
NPO法人や企業、個人が活動拠点を持って事業を発展させることができる場所です。昨年5月にできました。大田区のNPO関係者らで設立したNPO「おおた市民活動推進機構」が管理、運営し、約140平方メートルのスペースを仕切って、複数の団体や個人が共同使用し活発に交流しています。月額1万500円から使うことができます。
−−ベンチャー企業育成のため場所を貸す支援施設に似ていますね。
私たちの場所には「社会貢献」をキーワードに活動する企業やNPOが営利、非営利にかかわらず集まっています。さまざまな人が交じり合う中で互いに発展していけると考えています。JR大森駅近くの恵まれた立地条件で、経済的に潤沢ではない起業家やNPOの活動が広がります。
−−ほかに特徴は。
私は、NPOや企業を結びつけるコーディネートの役割を担っています。場所の提供だけではなく、人の結びつきも大事です。
−−どうして民営で始めたのですか。
行政に頼らず民間でできないかと考えたから。NPOが今後発展していくためには経済的に自立して運営していく力を持つことが課題です。安価にスペースを貸すことなどで、その手伝いができると思います。
−−どんな団体や企業が育っていますか。
現在19の団体や個人が利用しています。障害者の就労を支援する企業やまちづくりのコンサルタントや子育て支援などを行うNPO法人らが活動しています。
−−NPO活動を発展させることで何が変わりますか。
税金の無駄遣いを減らすことが期待できます。行政が事業を始めると、人を雇用するので人件費がかさみます。ボランティア活動やNPO法人を中心にすれば、人件費を多くかけずに地域の人がつながり支え合うことで事業が可能になるのではないでしょうか。
−−公共的な事業を「民」の力で行う動きが出ています。
NPOは経済的に自立していない側面があります。委託事業を引き受けて、行政のお金に頼るばかりでは、公共サービスの「下請け」になってしまう。まずは、NPO同士で支え合いながら経済的に自立していくことが求められています。<聞き手/社会部・吉永磨美記者>
◇記者の一言
中野さんは「NPOのプロ」という言葉がふさわしい。目を輝かせてNPOの未来を熱心に語る姿が印象的だ。「ぷらっと」は大森駅前の商店街のビルにある。元学習塾として使われていた場所だ。さまざまな団体の人が出入りし、中野さんを中心に情報交換をする。まさに人と人がつながり、新しいものが生み出されているのを実感した。公共施設特有の「お堅い」イメージもない。都会ではマンションで暮らす人も多く、何をやるにも手狭。「みんなと集まって活動をしたい」という人にとって、まさに「ぷらっと」は「かゆいところに手が届く」施設だ。
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■人物略歴
◇なかの・まゆみ
1961年生まれ。東京都出身。生協役員や大田・生活者ネットワーク代表・事務局長、大田区区民協働推進会議委員、区民活動支援施設「こらぼ大森」職員などを経験。昨年3月「おおた市民活動推進機構」を有志らと共に作り、今年2月にNPO法人格を取得。現在同法人の常務理事と事務局長。地域密着型の情報雑誌「やるじゃん!おおた」の編集にも携わる。
毎日新聞 2007年10月24日
コメントありがと
いつの日か、大森地域の元気なおばちゃまたちで、ソーシャルビジネスを起こそうね!
その日までお互いの道でガンバろう!!
田崎先生にも見つかって、な〜ぼ「見たぞぉ」といわれたのだそうです