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本の表紙.jpg おひさま進歩の本が発売になりました! お問い合わせ、詳細はこちら
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29日に開催! 講演会「宇宙から見た地球環境」&触れる地球体験会 [2017年10月26日(Thu)]
 飯田自然エネルギー大学特別企画として池内了先生講演会「宇宙から見た地球環境」と「触れる地球体験会」を29日(日)、飯田勤労者福祉センターで開催します。
 講演会は、「科学と社会」をテーマに市民の側に立った科学のあり方についての評論活動や、子どもたちに向けた科学入門書の執筆に取り組んでいる池内先生(宇宙物理学者)を講師に迎えます。
 また、地球環境の変化をダイナミックに体験できるデジタル地球儀「触れる地球」の体験会も同時開催します。

 講演会は中学生以上から、体験会はどなたでもご参加いただけます。
 申込不要、参加費は無料です。
 多くの皆さまのご来場をお待ちしています。

 チラシ表.jpg

◆池内了先生講演会「宇宙から見た地球環境〜素晴らしい循環系としての地球の未来は?〜」
日 時:平成29年10月29日(日)14時〜15時50分 ※13時30分開場
会 場:飯田勤労者福祉センター3階研修室(飯田市東栄町3108-1/0265-22-7494)
参加費:無料
対 象:中学生以上
定 員:200名
<講師紹介>
池内了先生(宇宙物理学者・理学博士)
1944年兵庫県生まれ、1972年京都大学大学院理学研究科物理学専攻修了、理学博士。
京都大学を皮切りに北海道大学・東京大学・大阪大学・名古屋大学を経て総合研究大学院大学に勤務。現在は、名古屋大学および総合研究大学院大学名誉教授。専門は宇宙物理学・宇宙論、科学・技術・社会論。科学エッセイや科学時事を新聞や雑誌に多数執筆している。

◆デジタル地球儀「触れる地球」体験会
日 時:平成29年10月29日(日)
10時〜12時/13時〜13時50分/16時〜17時
会 場:飯田勤労者福祉センター2階視聴覚室(飯田市東栄町3108-1/0265-22-7494)
参加費:無料
対 象:どなたでも
ALR-01-0115_a.jpg

<問合せ>
おひさま進歩エネルギー株式会社(平日9時〜17時30分)
TEL 0265-56-3711/FAX 0265-56-3712
メール info@ohisama-energy.co.jp
※この事業は飯田市役所庁舎の太陽光発電事業から生じる売電益を活用して実施します
立山池田小水力発電所が発電開始 [2017年10月25日(Wed)]
 ただいま募集中の「11(ワンワン)おひさまファンド」出資金を活用して事業を行う立山池田小水力発電所(富山県立山町)は、工事が完了して9月末に発電を開始しました。
 この発電所は、地元企業の株式会社エコテム(同町)が事業者となって実施します。
 10月11日、現地を訪問して運転状況を確認しました。

 発電機.jpg

 パワコン.jpg

 クロスフロー式水車(5kW)2基や発電機が設置されて、どちらも正常に運転していました。
 パワコンは物置内に、発電機は屋外に設置されています。

 導水管.jpg

 導水管2.jpg

 取水口から道沿いに土盛りして水圧管が設置されていました。
 11月までは調整運転をして、沈砂池への砂の溜まり具合などを確認していきます。
 その後、1年間は毎日スタッフが発電所へ来て、水量や掃除などをしっかりチェックします。
 
 立山池田小水力発電所では、11ファンド出資者への感謝の気持ちとして、出資者の名前を記した記名板の設置を計画しています。
 (出資される皆さまには、記名の確認用紙をお送りしています。)
 11おひさまファンドについて詳しくは、おひさまエネルギーファンド社HPをご確認ください。  
ドイツ視察報告B [2017年10月19日(Thu)]
 ドイツ視察、最後の訪問先はケルン市。
 ネクストクラフトベルケ社では、IoTを活用したVPP(仮想発電所)事業について話をうかがいました。
 ネクストクラフトベルケ 図表.jpg

 同社は、自社開発した「NEXT BOX」で、広域に分散している発電所の発電量をコントロール。
 バランシンググループを組み、グループ全体をひとつの発電所のように市場連動させて、スポットの利益を上げています。
 
 「NEXT BOX」の外観。
 コントローラとSIMモデム、アンテナで構成されています。 
 ケルンNEXTBOX.jpg

 おひさま進歩社の太陽光発電見守りサービス「おひさまモニター」にも通じるシステムで、モニターを発展させた次の事業展開としてとても参考になりました。

 続いて訪問したのは、エネルギーゲビナー市民エネルギー協同組合。
 2010年に設立されて、集合住宅での屋根貸し太陽光事業やメガソーラー、風力発電事業を手がけています。 
 ケルンエネルギー協同組合.jpg

 ドイツのエネルギー協同組合は法的に認められた企業形態で、組合員は出資額に関係なく一人1票の議決権をもっています。
 協同組合は誰でも作ることができて、ドイツで住民主導で進む自然エネルギー事業の受け皿となってきました。

 同組合は475人会員がいて、事業決定に会員が関わり提案も出すなど、住民の意志を反映した運営を行っています。
 おひさま進歩社と事業内容や規模がとても似ていて、今後も交流していくことになりました。

 ちなみに、一緒に視察した名古屋おひさま自然エネルギー(株)の佐藤さんが、日本人初の組合員として組合に入会しました!
 エネルギーゲビネー sato.jpg
 
 ケルン市では、世界遺産に登録されているケルン大聖堂にも立ち寄りました。
 今回の視察ツアーで唯一の観光スポットです!
 塔の頂上まで螺旋階段で登れるのですが、大都市を見下ろす風景も絶景でした〜。
 IMG_6050.jpg 
ドイツ視察報告A [2017年10月18日(Wed)]
 ドイツ訪問4日目は、ドイツ南西部のシェーナウ市にあるシェーナウ電力会社を訪問しました。
 シェーナウ電力は、1986年のチェルノブイリ原発事故をきっかけに、原発に依存しない電気を求めて住民が始めた市民活動から立ち上がった電力会社です。
 シェーナウ全景.jpg

 シェーナウ電力 社屋.jpg

 「自然エネルギー社会を子どもたちに」という理念のもと、ドイツ初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社として発足しました。
 2008年には、その足跡を描いたドキュメンタリー映画『シェーナウの想い』も制作されて、日本でもたびたび上映会が開かれています。

 今回の視察では、同社の創設メンバーであるスラーデック夫妻と、エネルギー専門家のエヴァさんにお話をうかがうことができました。
 シェーナウ電力 集合写真.jpg

 シェーナウ電力は1997年創設で、今年20周年を迎えました。
 現在は水力・風力による自然エネルギー100%電気の小売を行い、18万人の顧客がいます。
 グループとして小売以外に風力パーク15MW、ソーラー6.5MWなどの発電所も所有しています。
 シェーナウ電力.jpg

 顧客がドイツ全土に広がったことについて、
「お客さんは、ただ風力や水力の電気を買っているわけではない。シェーナウが困難を乗り越えてきたストーリーに共感した仲間として買ってくれている」
「いわゆるマーティング的な広告は打っていない。講演会を聞いて共感した人たちが、口コミやボランティアで宣伝イベントを開いてくれたりして広まってきた」
 と説明してくださり、顧客は単なるお客さんではなく、エネルギーシフトをする仲間、という意識を強く持っていました。

 また「地域のお金を大電力へ流さない仕組みを作ることがもっとも大事」として、地域電力会社が新たな選択肢として小売事業を始めることの重要性も話していただきました。

 社内には、これまで同社が受賞した表彰状やトロフィーの展示スペースも。
 シェーナウ電力 社内.jpg

 市民活動を始めた当初を振り返って、スラーデックご夫妻は  
「最初は知識も技術もなかった。“勇気”だけがあった」
「こんなに大変だとわかっていたら、やらなかったかも(笑)」
 と笑顔で語ってくれました。

 脱原発と地球温暖化防止を素人の市民が自ら切り開いてきた20年間の集大成として、シェーナウ電力の広がりがあることがわかりました。
 原発事故が起こってしまった日本のエネルギーシフトを応援したい! という気持ちも伝わってきました。

 3人からは、そんなエネルギーシフトの取り組みだけでなく、それを通じて人生を豊かに作り上げていくことも大切だよとメッセージをいただきました。
 エネルギーシフトをライフワークにする大先輩との出会いは、とてもありがたい体験で、これから日本で生かしていきたいと思います。

 シェーナウ中心部にある教会の前で。
 ここにも太陽光パネルが設置されています。
 シェーナウ 教会.jpg 

※そのBへ続く
ドイツ視察報告@ [2017年10月17日(Tue)]
 8月末から1週間にわたり、おひさま進歩社をはじめ市民協同発電事業に取り組むメンバー4名で、自然エネルギー先進地・ドイツを訪れてエネルギー協同組合や地域電力会社を視察しました。
 おひさま進歩社からは2名が参加しました。
 ドイツ視察の様子を3回に分けてご紹介します。

 最初に訪れたハイデルベルク市では、パッシブハウス住宅地として知られるバーンシュタット・パッシブ建築街区(高性能断熱住宅)、地域電力会社「シュリースハイマー・エコ電力プラス」を訪問しました。
 
◆バーンシュタット
 バーンシュタットは、世界最大規模のパッシブハウス街区として開発中で、現在は戸数3000戸、約5600人が居住しています。
 街区の建物は、断熱材や三層ガラス等の高性能な窓、熱交換換気、高気密、ヒートブリッジ対策を導入して、冬でも暖房がほとんどいらないそうです。
 
 街区にある高層テナントビル。
 折りたたみ式の窓外側のシェードがあり、日差しを入れない工夫がされています。
 ハイデルベルク テナントビル.jpg

 集合住宅。
 エネルギー性能だけでなくデザインも良いものを作っているそうです。
 ハイデルベルク 集合住宅.jpg

 幼稚園。
 屋根には太陽光パネルが設置されていました。
 子どもの施設は木の外壁のことが多く、ぬくもりも必要と考えているように見えました。
 ハイデルベルク 幼稚園.jpg

 街区の道路にはこんな看板も。
 ドイツ版飛び出し坊や?
 ハイデルベルク 風景.jpg

◆シュリースハイマー
 ハイデルベルク市の市民団体「シュリースハイマー」にも訪問して、情報交換を行いました。
 この団体は、シェーナウ電力の自然エネルギー100%電力をハイデルベルク市民に販売する地域電力事業に取り組んでいます。
 ハイデルベルク エコ電力2.jpg

 ゾンネンセント(太陽セント)という名前で、毎月の電力料金に少しだけ上積みしてもらい、その上積み額を基金として、地域の小学校へサッカーボールを寄付したり、発展途上国の支援に充てる地域貢献サービスも行っていて、地域密着型の電力小売りといえます。
 どんな地域貢献にゾンネンセントの基金を使うか、電力の顧客(ハイデルベルク市民)に投票して決めてもらうそうです。
 ハイデルベルク エコ電力3.jpg

◆フライブルグ市
 次に訪れたフライブルグ市は、公共交通システムの推進や省エネ施策を導入した先進的な環境都市として知られています。
 中心市街地には自動車の乗り入れはできず、バスとトラムのみ。
 街は、徒歩で買い物や観光を楽しむ人たちで賑わっていました。
 フライブルグ市街地.jpg
 
 フライブルグ公共交通.jpg

 エコホテルの外観。
 フライブルグエコホテル.jpg
 
 パネルを設置した家が並ぶソーラー住宅地。
 建物の気密性や断熱性能を高めて、太陽光パネルを屋根全体に設置しています。
 フライブルグ住宅パネル.jpg
 
 飯田市で3年前に講演していただいた、フライブルグ在住の環境ジャーナリスト・村上敦さんにもお会いしました。
 フライブルク市やドイツでのエネルギー転換の最新状況や、日本での電力小売りなどについて、貴重なアドバイスをいただきました。
 フライブルグ村上さんと.jpg

※そのAへ続く
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