昨年、おひさまファンドを活用して太陽光発電を設置した飯田市立旭ヶ丘中学校で総合学習「かやのみチャレンジ」が行われ、おひさま進歩社が環境学習の講師を務めました。
地域産業や文化を学ぶ総合学習で、毎年1年生全員が参加します。
菓子製造や城下町探索、工場見学など9つのグループがあり、自然エネルギーを学ぶ環境学習には23人が参加しました。
「かやのみチャレンジ」は全4回あり、まず講師が学校へお邪魔して事前学習を行います。
1回目は、地球温暖化と自然エネルギーについて学び、独立型ソーラーで蓄電した電気でミキサーを動かしてスムージーを作りました。
2回目は、学校に設置された発電設備を見学したあと、防災用の独立型システムを使ってサツマイモご飯を炊いて味わいました。
10月18日(火)の校外学習は太陽光発電所の見学として山本おひさま広場、山本保育園、伊賀良公民館、飯田市役所などを見学。
午後は、おひさま社事務所のある旧飯田測候所を会場に、ソーラーオルゴール作りを体験しました。
翌19日(水)は、体育館で学年全体で聞く講演会が行われて、おひさま進歩社の原亮弘代表取締役が「みんなで考えよう、地域のこと・地球のこと」をテーマに講演しました。
自分の中学校時代のエピソードにも触れながら、地球規模で進む温暖化の影響について写真や映像を交えて紹介して、一人ひとり何ができるだろうと問いかけました。
講演会前には、学校を通じて生徒たちに「家で1番電気を使っている家電は何か」などいくつか課題を出して、家族と話し合ってもらいました。
講演途中では環境三択クイズを行って体を動かし、楽しみながら環境問題を考えるコーナーも設けてみました。
このような機会を通して、太陽光発電を身近に感じながら、温暖化防止のために自分ができる事を考えてもらえれば嬉しいです。
また、自然エネルギーの普及を目指す地域の大人の姿から、未来を担う若者たちにその想いが伝わっていけばと感じました。