飯田自然エネルギー大学 第5回授業が開催されました [2016年11月07日(Mon)]
飯田自然エネルギー大学の第5回授業が、10月29日(土)30日(日)に開催されました。
飯田自然エネルギー大学は2年間のカリキュラムを通じて、講義と実地研修を組み合わせた2日間の授業を年10回開催し、自然エネルギー事業の起業を後押ししていきます。 1日目の講義は、環境省大臣官房総務課の小篤志先生を迎えて「再生可能エネルギーを巡る法制度」というテーマで行われました。 講義は1コマ90分で、1コマ目は講義・質疑応答、2コマ目は受業生をグループ分けしてディスカッションを行います。 ディスカッションは、再エネ事業を行う場合の課題を明らかにした上で、どのような制度改革や支援策が必要か、メリット・デメリットを含めて話し合う内容で進められました。 2日目は自然エネルギーの現場で学ぶ実地研修。 今回は飯田市の「再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」(通称:地域環境権条例)の認定案件として、駄科コミュニティ防災センター、竜丘公民館を訪ねました。 実地研修では、自然エネルギー事業を立ち上げる経過や、現場で携わる関係者の思いなどを中心に話を聞いて、地域における自然エネ事業のニーズや課題がどこにあるかを考えていきます。 事業説明では、最初に飯田市環境モデル都市推進課課長の塚平さんから条例制定の経過や趣旨、行政の支援内容について聞いた後、条例に則って太陽光発電事業を行った駄科区元区長の北林さん、竜丘自治会元会長の木下さんから話をお聞きしました。 事業に取り組むきっかけや、地域でどのように合意を得ていったのか、事業計画を審査する審査会での緊張感、設置後の地域活動など、当事者ならではの具体的な話を聞くことができました。 次回、第6回授業は11月19日(土)20日(日)に開催します。 19日の講義「再生可能エネルギーとファイナンス」は公開講座として一般公開します。 定員20人(申込制)となっていますので、聴講を希望する方は事前に弊社までご連絡ください。 【飯田自然エネルギー大学公開講座 「再生可能エネルギーとファイナンス」】 開催日:平成28年11月19日(土) 会 場:飯田市役所A棟203、204号室 講 義:「再生可能エネルギーとファイナンス」 ※自然エネルギー事業を起業、運営する上で不可欠なファイナンス(資金調達)について学びます。 講 師:竹ヶ原啓介先生(日本政策投資銀行 産業調査部長/飯田市再エネ審査会委員) 受付13時半〜 講義14時〜17時20分 ※講義1コマ目は講義と質疑応答、2コマ目はディスカッション(ワールドカフェ方式)を実施。 ※聴講生は、いずれの講義も聴講のみとなります。 定員:20名(受講無料、予約制) ※先着順 申込み・問合せ:おひさま進歩エネルギー株式会社 電話0265−56−3711/FAX0265−56−3712 Mail info@ohisama-energy.co.jp |