飯田自然エネルギー大学 第4回授業が開催されました [2016年10月03日(Mon)]
今年5月に開校した「飯田自然エネルギー大学」の第4回授業が、9月24日(土)25日(日)に開催されました。
飯田自然エネルギー大学は2年間のカリキュラムを通じて、講義と実地研修を組み合わせた2日間の授業を年10回開催し、自然エネルギー事業の起業を後押ししていきます。 1日目の講義は、尚絅(しょうけい)学院大学の東愛子先生を講師に迎えて「再生可能エネルギーの経済学、政策手段論」というテーマで行われました。 講義は1コマ90分で、1コマ目は講義・質疑応答、2コマ目は受業生をグループ分けしてディスカッションを行いました。 今回のディスカッションテーマは「日本において再エネの市場化が求められるようになったとき、@各自の取り組む再エネ事業において、どのような工夫ができるか? A困難を感じることはなにか?」。 4〜5人のグループに分かれて意見を出し合い、最後に代表者が発表しました。 2日目は自然エネルギーの現場で学ぶ実地研修。 今回はNPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師が運営する化石燃料ゼロハウス「風の学舎」を訪ねました。 実地研修では、自然エネルギー事業を立ち上げる経過や、現場で携わる関係者の思いなどを中心に話を聞いて、地域における自然エネ事業のニーズや課題がどこにあるかを考えていきます。 今回は、太陽光発電や風力発電、ヒートウォール、囲炉裏、竈などの設備を見学してから、NPO事務局長の平沢さんにNPO設立の背景や施設運営、日ごろの活動についてお話をうかがいました。 受講生は、すでに事業に携わる実践者からまったくの初心者まで、幅広いキャリアの方が集まっています。 授業での学びに加えて、知識や経験、熱い思いをもった受講生同士の交流も、大いに刺激になるのではと期待されます。 次回、第5回授業は10月末に開催します。 |