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本の表紙.jpg おひさま進歩の本が発売になりました! お問い合わせ、詳細はこちら
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ドイツ視察報告B [2017年10月19日(Thu)]
 ドイツ視察、最後の訪問先はケルン市。
 ネクストクラフトベルケ社では、IoTを活用したVPP(仮想発電所)事業について話をうかがいました。
 ネクストクラフトベルケ 図表.jpg

 同社は、自社開発した「NEXT BOX」で、広域に分散している発電所の発電量をコントロール。
 バランシンググループを組み、グループ全体をひとつの発電所のように市場連動させて、スポットの利益を上げています。
 
 「NEXT BOX」の外観。
 コントローラとSIMモデム、アンテナで構成されています。 
 ケルンNEXTBOX.jpg

 おひさま進歩社の太陽光発電見守りサービス「おひさまモニター」にも通じるシステムで、モニターを発展させた次の事業展開としてとても参考になりました。

 続いて訪問したのは、エネルギーゲビナー市民エネルギー協同組合。
 2010年に設立されて、集合住宅での屋根貸し太陽光事業やメガソーラー、風力発電事業を手がけています。 
 ケルンエネルギー協同組合.jpg

 ドイツのエネルギー協同組合は法的に認められた企業形態で、組合員は出資額に関係なく一人1票の議決権をもっています。
 協同組合は誰でも作ることができて、ドイツで住民主導で進む自然エネルギー事業の受け皿となってきました。

 同組合は475人会員がいて、事業決定に会員が関わり提案も出すなど、住民の意志を反映した運営を行っています。
 おひさま進歩社と事業内容や規模がとても似ていて、今後も交流していくことになりました。

 ちなみに、一緒に視察した名古屋おひさま自然エネルギー(株)の佐藤さんが、日本人初の組合員として組合に入会しました!
 エネルギーゲビネー sato.jpg
 
 ケルン市では、世界遺産に登録されているケルン大聖堂にも立ち寄りました。
 今回の視察ツアーで唯一の観光スポットです!
 塔の頂上まで螺旋階段で登れるのですが、大都市を見下ろす風景も絶景でした〜。
 IMG_6050.jpg 
ドイツ視察報告A [2017年10月18日(Wed)]
 ドイツ訪問4日目は、ドイツ南西部のシェーナウ市にあるシェーナウ電力会社を訪問しました。
 シェーナウ電力は、1986年のチェルノブイリ原発事故をきっかけに、原発に依存しない電気を求めて住民が始めた市民活動から立ち上がった電力会社です。
 シェーナウ全景.jpg

 シェーナウ電力 社屋.jpg

 「自然エネルギー社会を子どもたちに」という理念のもと、ドイツ初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社として発足しました。
 2008年には、その足跡を描いたドキュメンタリー映画『シェーナウの想い』も制作されて、日本でもたびたび上映会が開かれています。

 今回の視察では、同社の創設メンバーであるスラーデック夫妻と、エネルギー専門家のエヴァさんにお話をうかがうことができました。
 シェーナウ電力 集合写真.jpg

 シェーナウ電力は1997年創設で、今年20周年を迎えました。
 現在は水力・風力による自然エネルギー100%電気の小売を行い、18万人の顧客がいます。
 グループとして小売以外に風力パーク15MW、ソーラー6.5MWなどの発電所も所有しています。
 シェーナウ電力.jpg

 顧客がドイツ全土に広がったことについて、
「お客さんは、ただ風力や水力の電気を買っているわけではない。シェーナウが困難を乗り越えてきたストーリーに共感した仲間として買ってくれている」
「いわゆるマーティング的な広告は打っていない。講演会を聞いて共感した人たちが、口コミやボランティアで宣伝イベントを開いてくれたりして広まってきた」
 と説明してくださり、顧客は単なるお客さんではなく、エネルギーシフトをする仲間、という意識を強く持っていました。

 また「地域のお金を大電力へ流さない仕組みを作ることがもっとも大事」として、地域電力会社が新たな選択肢として小売事業を始めることの重要性も話していただきました。

 社内には、これまで同社が受賞した表彰状やトロフィーの展示スペースも。
 シェーナウ電力 社内.jpg

 市民活動を始めた当初を振り返って、スラーデックご夫妻は  
「最初は知識も技術もなかった。“勇気”だけがあった」
「こんなに大変だとわかっていたら、やらなかったかも(笑)」
 と笑顔で語ってくれました。

 脱原発と地球温暖化防止を素人の市民が自ら切り開いてきた20年間の集大成として、シェーナウ電力の広がりがあることがわかりました。
 原発事故が起こってしまった日本のエネルギーシフトを応援したい! という気持ちも伝わってきました。

 3人からは、そんなエネルギーシフトの取り組みだけでなく、それを通じて人生を豊かに作り上げていくことも大切だよとメッセージをいただきました。
 エネルギーシフトをライフワークにする大先輩との出会いは、とてもありがたい体験で、これから日本で生かしていきたいと思います。

 シェーナウ中心部にある教会の前で。
 ここにも太陽光パネルが設置されています。
 シェーナウ 教会.jpg 

※そのBへ続く
ドイツ視察報告@ [2017年10月17日(Tue)]
 8月末から1週間にわたり、おひさま進歩社をはじめ市民協同発電事業に取り組むメンバー4名で、自然エネルギー先進地・ドイツを訪れてエネルギー協同組合や地域電力会社を視察しました。
 おひさま進歩社からは2名が参加しました。
 ドイツ視察の様子を3回に分けてご紹介します。

 最初に訪れたハイデルベルク市では、パッシブハウス住宅地として知られるバーンシュタット・パッシブ建築街区(高性能断熱住宅)、地域電力会社「シュリースハイマー・エコ電力プラス」を訪問しました。
 
◆バーンシュタット
 バーンシュタットは、世界最大規模のパッシブハウス街区として開発中で、現在は戸数3000戸、約5600人が居住しています。
 街区の建物は、断熱材や三層ガラス等の高性能な窓、熱交換換気、高気密、ヒートブリッジ対策を導入して、冬でも暖房がほとんどいらないそうです。
 
 街区にある高層テナントビル。
 折りたたみ式の窓外側のシェードがあり、日差しを入れない工夫がされています。
 ハイデルベルク テナントビル.jpg

 集合住宅。
 エネルギー性能だけでなくデザインも良いものを作っているそうです。
 ハイデルベルク 集合住宅.jpg

 幼稚園。
 屋根には太陽光パネルが設置されていました。
 子どもの施設は木の外壁のことが多く、ぬくもりも必要と考えているように見えました。
 ハイデルベルク 幼稚園.jpg

 街区の道路にはこんな看板も。
 ドイツ版飛び出し坊や?
 ハイデルベルク 風景.jpg

◆シュリースハイマー
 ハイデルベルク市の市民団体「シュリースハイマー」にも訪問して、情報交換を行いました。
 この団体は、シェーナウ電力の自然エネルギー100%電力をハイデルベルク市民に販売する地域電力事業に取り組んでいます。
 ハイデルベルク エコ電力2.jpg

 ゾンネンセント(太陽セント)という名前で、毎月の電力料金に少しだけ上積みしてもらい、その上積み額を基金として、地域の小学校へサッカーボールを寄付したり、発展途上国の支援に充てる地域貢献サービスも行っていて、地域密着型の電力小売りといえます。
 どんな地域貢献にゾンネンセントの基金を使うか、電力の顧客(ハイデルベルク市民)に投票して決めてもらうそうです。
 ハイデルベルク エコ電力3.jpg

◆フライブルグ市
 次に訪れたフライブルグ市は、公共交通システムの推進や省エネ施策を導入した先進的な環境都市として知られています。
 中心市街地には自動車の乗り入れはできず、バスとトラムのみ。
 街は、徒歩で買い物や観光を楽しむ人たちで賑わっていました。
 フライブルグ市街地.jpg
 
 フライブルグ公共交通.jpg

 エコホテルの外観。
 フライブルグエコホテル.jpg
 
 パネルを設置した家が並ぶソーラー住宅地。
 建物の気密性や断熱性能を高めて、太陽光パネルを屋根全体に設置しています。
 フライブルグ住宅パネル.jpg
 
 飯田市で3年前に講演していただいた、フライブルグ在住の環境ジャーナリスト・村上敦さんにもお会いしました。
 フライブルク市やドイツでのエネルギー転換の最新状況や、日本での電力小売りなどについて、貴重なアドバイスをいただきました。
 フライブルグ村上さんと.jpg

※そのAへ続く
10/28 上田市で「エネルギー×農業」フィールドセミナー [2017年10月13日(Fri)]
 自然エネルギー信州ネットが主催するソーラーシェアリングをテーマにしたフィールドセミナーが10月28日(土)、上田市で開催されます。
 ソーラーシェアリング発電所の視察や、ゲスト講師による事例紹介、ディスカッションなどを予定しています。定員40名、参加無料です。
 農業や食、地域づくりに関心のある方、ぜひご参加ください。

 ソーラーシェアリングフィールドセミナー.png

開催日:平成29年10月28日(土)13:30〜17:00
会 場:上田市手塚公民館(長野県上田市手塚840)
ゲスト講師:井上保子さん(株式会社宝塚すみれ発電所代表取締役)
現地講師:合原亮一さん(株式会社合原有機農園代表取締役)
<プログラム>
13:00 手塚公民館開場
13:30 開会
ゲスト講師 井上保子氏による事例紹介、ソーラーシェアリング市民農園「KOYOSHI農園」
14:30 視察現場に移動
14:50 現地講師 合原亮一氏による解説、「空田丸ソーラーシェアリング発電所」視察
15:20 手塚公民館に戻る
15:40 質疑・ディスカッションタイム
16:40 終了
17:00〜18:00 交流会(手塚公民館にて 希望制/参加費1,000円)

参加申込み:
方法1)以下の申込みフォームにて、お申込み下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6724157a534450
方法2)チラシ裏面に氏名、住所、連絡先、参加人数、交流会の参加有無を記入の上、FAX(026-2176450)までお申込みください。

お問合せ:自然エネルギー信州ネット事務局 担当:浅輪、山田
TEL/FAX026−217−6450、メールstaff@shin-ene.net

主催 自然エネルギー信州ネット
協力 株式会社合原有機農園、一般社団法人NECO
後援 長野県
「11おひさまファンド」南信州事業の現地調査を行いました [2017年10月12日(Thu)]
 「11おひさまファンド」出資金を活用して南信州地域で実施される太陽光発電事業について、10月3日(火)4日(水)の2日間、パネルの設計販売事業者が同行して、事業予定地の現地調査を実施しました。
 訪問先は、工場や保育所など検討段階の地点も含めて12ヵ所。
 パネルやパワーコンディショナーの設置位置、パネル固定金具の適合、電柱との接続、屋根状態を確認していきました。

 工場@屋根
 工場屋根.jpg

 保育所
 保育所.jpg
 
 ソーラーシェアリング候補地
 ソーラーシェアリング予定地.jpg

 工場A屋根
 工場屋根 (2).jpg

 野立てパネル設置予定地
 野立てパネル予定地.jpg

 調査内容を踏まえて設置の可否や事業内容を確定して、事業化の手続きを進めていきます。
 事業の進捗状況は、おひさまエネルギーファンド株式会社HPや当ブログでご紹介していきます。

 「11おひさまファンド」は、A号契約(10年/1口10万円)が満額となりましたが、B号契約(19年/1口50万円)は引き続き受け付けています。
 ファンド募集の詳細は、おひさまエネルギーファンド株式会社HPをご確認ください。 
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