ゆうべから雨です。
わかりやすい雨休みなので、事務所で朝から事務作業がはかどります。
各種助成金・補助金の決算や報告など・・
あらゆる計画は1年たてばがらっと変わるものですからつじつまあわせが大変です。
みつはも、いっぺいも旅行で、もっちゃんは休みでした。
よっさんと別所さんと3人で木製遊具の打ち合わせをしました。
自習室は中学生が来て、それなりに賑やかです。ていうか、勉強してんのか!
ネタがない日の10年前ブログ・・
第85回 ルンペンストーブ 2001/11/30
先週は小春日和が続いたから、昼寝してて汗をかいていたのに、今週はいきなり初雪である。昼寝どころじゃない。となると、ついに焚き火シーズンということである。
チェーンソーのオイルの一斗缶の蓋を、ドライバーとペンチでこじ開けて、下の方にツルハシで穴を開けて、ルンペンストーブのできあがり。
阪神大震災の後では、あちこちの公園のテント村や校庭で夜通し燃えていた。あそこでは”もえぐさ”がいくらでも手に入ったのだろう。それと同じ即席ストーブを我々は林道ばたに据えて、朝と昼に焚き火を燃やしている。
もちろん山だから、薪(たきぎ)がいくらでもある。専門用語で「木質バイオマス」というやつだ。(ちなみに国有林には焚き火禁止の看板がある。我々はこれを直火禁止と読み替えて、缶の中で燃やしている。)
杉の枯れ枝は、最良の焚きつけである。まず葉っぱで炎をあげて、そのまま小枝に火がついたら、だんだん太い枝を入れていく。
寒風が背中に吹き付ける中で、小さな火に手をかざしてるくらいなら、車のエンジンかけて暖房いれて昼寝してたらいい、なんていう人は、ナマの”炎”のありがたみがわかっていない人だ。煙でいぶされて、服や髪や手が薫製臭くなろうとも、ホンモノの炎を愛おしむことは止められない。というか、冬の山の昼休みには、他にすることがないから、各自それぞれに薪を取ってきて足したり、つついて角度を変えたり、火遊びに余念がない。休憩時間が終わって火を消すのが、いかにも残念そうである。
「火はごちそう」といわれる所以か。(2001/11/30)