さとしからのレポートです。
本日無事に終了した1日がかりの青少年カフェ+。
3部構成の第1部は、「発達凸凹の自分理解から、ゆるゆる働くこと〜生きづらさを越えて働くことって何だろう〜」と題して心理カウンセラー難波寿和氏の講演。
第2部は、「国際ボランティアが語る海外青少年の社会参画事情〜日本の社会システムとどこが違うのか〜」として、6か国(ウクライナ、スロバキア、韓国、フランス、メキシコ、日本)の大学生がプレゼンテーション。
第3部は、「来年度の青少年委員会のテーマ等について考える」として、参加者全員で意見交換。
トータルで30名近くの参加があり、予想以上に熱の入った質疑が出て、時間が足りないくらいでした。
全体を通して印象的だったのは、日本の学生(日本人)は自分の力で国や社会が変わっていく、自分の社会参画で社会に影響を与えられると考えている割合が諸外国に比べて低いということと、その要因として日本の学生と行政・社会との距離が遠いことだけでなく、ディスカッションの力が育まれていないことや主体性が育まれにくいことへと繋がっているようだということです。
これは、私がドイツ派遣で学んだことや、青少年カフェ・青少年委員会で目指す青少年の主体的な社会参画と青少年の意見を反映する地域社会とも繋がっています。
そして、今後は第3部で出た、「若者が首長を身近に感じるために」「学校のトイレ」「プレジョブ、職場体験、中間的就労」「趣味等の目的を共有できる居場所」といったヒントを基に、次回の青少年カフェ(3月19日)で更に深め、青少年と一緒に来年度計画をより具体的にしていきたいと思います。
本日参加頂いた皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。そして、ぜひまた学び合いたいですね!