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何もしていなくても時計の針は回る [2012年07月02日(Mon)]
これもちょうど10年前の出来ごととなってしまいました。

第118回 何もしていなくても時計の針は回る 2002/07/05

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 点滴のタイマー、ベッドの軋み、ナースサンダルの足音。病室のゆかに横になっていると、夜の長さを持て余す。息子の寝息を確認してから、こっそりポケット瓶の焼酎を呑んで目を閉じる。
 いつのまにか金曜日。もう5泊もしたわけだ。昼間は、時々やってくる見舞客や看護師のお相手以外、文芸書を読んでぼーっとしている。雑誌や新聞やテレビはもう飽き飽き。

 予定していた女房の入院手術の直前に、息子が事故で入院し、やむなく私が息子に昼夜つききりとなった。同じ病院の別室にいる両名が徐々に回復するのを待つだけだから、深刻さはない。患者は痛いだろうが、こっちは健康そのものである。ふだん敬遠している病院の雰囲気に、ひょんなことでどっぷり浸かるハメになった。田舎の総合病院は商店街よりずっと賑わいがあるから、24時間の生活の場として、とりあえず不便はない。
 冷房の効いた部屋の窓から、30度超の蒸し暑い山と曇り空を見ている。今日も同僚たちは大汗流してヘロヘロになっているだろう。早く山に行きたい。何町歩もの植林地が下刈を待っている。昼間からじっと椅子に座っているだけじゃストレスがたまる。体を動かして、草木や景物に触れていないと、なんの新しいひらめきも生まれなくなる。ああ時間の無駄。

 そう言って1週間の労働の進捗を無駄にしたと焦ってみても、結局、夏草なんて刈ったあとからまたすぐ茂る。必要な仕事なら、私がやらなくてもいずれ誰かが片づける。過ぎゆく時間に意味があるとかないとか考えているのは自分だけである。(2002/07/05)
ウィンド研修 [2012年07月02日(Mon)]
さとしから なんかプロっぽいレポートです。

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アセスメントツールPARS(広汎性発達障害日本自閉症協会評定尺度)導入促進研修で、浜田合庁にい行きましたす。講師の内山先生(よこはま発達クリニック院長)は横浜から日帰りだそうです。
このアセスメントツールは、広汎性発達障害としての特性を踏まえた支援を受けることの必要性を判定するものです。(診断ではない)

とっても勉強になりました。
Posted by ginmori at 00:09 | この記事のURL | コメント(0)
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