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巡礼の旅 その後2 [2017年05月14日(Sun)]
よっちゃんからのレポートです

巡礼には様々な物語があります。

メキシコ出身のJuan。彼とはサンティアゴで巡礼証明書を受け取るときに出会いました。その時は簡単な自己紹介しかしていませんでしたが、巡礼を成し得た達成感に満ち溢れており、また非常に柔らかい表情をもった人物として印象に残っていました。そして本日アルベルゲの玄関で雨が止むのを待っていた時、10日ぶりに彼と再会。
お互い時間があったので、ご飯を食べながら彼の壮絶な人生模様を聞くことができました。メキシコの複雑な家庭に生まれ、9歳の頃には親に見放され、5年間も路上生活を送っていたJuan。その当時は誰も彼のことを気に留めず、誰も助けてくれない。自分の居場所はここにはない、という思いを持ち続け、少年時代はたった1人で生きてきたそうです。
そんな彼の支えのひとつはスペインの道。いつかカミーノを歩くことは幼い頃からの夢であり、人生の希望でした。それから通常の生活を取り返すまで、想像を絶する苦労があったかと思います。現在はアメリカで働いており、こうして初めてヨーロッパの地を踏んでいること、巡礼を成し遂げたと同時に素晴らしい出会いに恵まれたことが、何より幸せだと力強く語ってくれました。
自分自身の過去をしっかりと受け止め、違いを理解し、強く生きている姿が本当に輝かしいと感じました。どん底を経験した人間は、今が本当に辛くても、時間がかかっても、いつか間違いなく強く優しい人間になれます。
今日は私の個人的なお土産選びから郵送の手配まで全て手伝ってくれ、途中で冗談もかまし、スペイン語を教えてくれ、ビールを奢ってくれ、私自身の生き方も尊重してくれるという、あーあなたが神でしたか!!と思える存在でした、、ありがとう。

Ultreia! Chale Wey!!!

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Posted by ginmori at 09:39 | 巡礼の旅 | この記事のURL