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達成 [2016年01月28日(Thu)]
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クラウドファンディングにご協力いただきましたみなさま 
締め切りまであと1日を残して 先ほど28日19時前後に100万円の目標を達成しました。
たいへんありがとうございました。

緑と水の連絡会議にとって初めて挑戦するシステムでしたが、2か月の募集期間を振り返っていろいろと思うとことがあります。

クラウドファンディングは「ちゃんとしたNPO(?)の資金調達の手段ではない」という見方もあります。システム上いろいろと手間や経費が発生するので、寄付金集めという点だけでいえば、あまり効率的とは言えない手法かもしれません。
緑と水の連絡会議といえば、これまで三瓶草原や石見銀山や環境教育やゆきみーる青少年の居場所という、ある程度は認知されてきた活動分野がありましたが、新たに取り組み始めたのが河川環境保全(静間川)に関する分野です。
クラウドファンディングの期間中は、われわれの人的資源(関係者・お友達)を総動員して取り組みを告知し続けることによって、川の領域の活動に緑と水の連絡会議が本気で取り組んでいきます!という決意表明をアピールしていくことができました。実際にご寄付にたどりつくまでのWEB上でのシェアの過程もふくめ、様々な方のご支援をいただけていることを再認識できてこころから感謝し、またひしひしと責任も感じるところです。
静間川全域の環境整備はむろん私たちいちNPOでできる事業規模ではありませんが、市民の応援を集めた地元NPOがまずちいさな成果を見せることで、この課題を島根県の土木事業メニュー全体の上位のほうにすこしでもランクアップさせられれば、今回は重要な布石となっただろうと思います。

そしてもう一つこの企画を推進した目的は 昨年から緑と水の連絡会議の研修生として活動している今井君(新潟県出身)の実践研修でもありました。
クラウドファンディングという新しいシステムを私たちに紹介してくれた彼にとりまとめ一切を任せたところ、自ら情報を集めWEBに載せて発信し続けてくれました。その過程で地元の様々な方々との出会いがあり、彼独自のルートも通じて大田の魅力の再発見・発信をすることができました。明日からは成立後のリターン(寄付者へのお返し)の商品の手配と発送という過程が待っていますがここでもまた大田の魅力をみつけていってくれることと思います。
こうして県外の若者がこの町に貢献してくれたこと自体が今回の企画の二つ目の成果といえるでしょう。(文責・事務局長)
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Posted by ginmori at 20:06 | この記事のURL