10年前は仕事で邑智郡のいろんな山に行って里山の名残を見ることができました。貴重な体験でした。
目玉の散歩 330<木の実山> 2004/02/10 島根県邑智郡桜江町
雪の間に落ちているゴルフボール大の木の実、アブラギリの実である。
昔はこの実を何百個も拾って山から担ぎ下ろして、村の油絞り屋に持っていったらしい。
アブラギリは、ほっといても大丈夫な山の木であるが、このあたりは誰かが植えた「きのみやま」である。
「木の実山」の上には「みつまた山」の名残も。
ミツマタは和紙の原料として植えられた。
どちらも数十年放置されたまま、谷間でに生き延びていた。