避難所慰問 [2011年03月28日(Mon)]
一期一会を大切に
この震災で、私達も被災しましたが、 幸いにも、家を流されることも、家族を失ってしまう事も免れました。 ですから、自分達にできる事をと思い、 先日、数か所の避難所へ伺いました。 避難所も被災しており、崩れた屋根などの避難所も珍しく有りません。 そんな中で、地元の避難民、他県からの避難民と一緒に同じ屋根の下にいるのです。 避難所も違えば、全くその場の空気も違うのは不思議なもので、 同じ避難所の中でも、各部屋ごとの空気も全く違うのです。 悲しみに打ちひしがれて、言葉さえかけられないような避難所。 ぴりぴりした空気・・・・と思った避難所もありました。 中には、笑顔や、会話に溢れている避難所も・・・ そこでは、伺った私達も温かい雰囲気に包まれました。 避難所の生活は、さぞやご不自由でしょう、お辛いでしょう・・・ こんな悲惨な縁で、一緒に寝泊まりするようになったとはいえ 少しでも、明るく快適に過ごすためには、 傷心の中大変でしょうが、避難者の皆さんが、 自分のことだけでなく、同じ苦しみの周りの人をも気遣いながら、 更には、自ら被災者でも避難所のお世話をされている方々に、 感謝しながら、少しでも前を向いて、生活して欲しい・・・ 居心地の良い空間を、皆さんで作り出して欲しい・・・ と思いました。 一期一会を大切にして行きましょう。 私達が伺う事で、少しでも辛い現実を忘れる時間になればと思いましたが、 そう簡単なものではないのだと、あらためて気付きました。 私達でお役にたてる事を考えながら、また伺いたいと思います。 どうか、一日でも早く、元の生活に近づけますよう みんなで、頑張っていきましょう!! non |
Posted by
さくら前線おはなしの国
at 10:26