土と植物に触れる第1回(陶芸)
[2013年08月26日(Mon)]
8月5日。
体験活動の1回目。今日は陶芸についてレポートします。
陶芸自体の人気はもちろん、先生の人気が高いのも特徴です(こどもとおはなしの家では、昨年の体験活動や七夕まつりでオカリナ演奏をしていただくなど、馴染みのある会田不死人先生です)。
会場に入ると、それぞれ割り振られた席について、講師紹介と説明を聞きます。
麺棒の使い方や、カップを作りたい人には専用の型紙があること、水で張り付ける方法などを教わります。説明は短めでしたが、こどもたちにとってはそれがとっても良かったようで、各々自由に作り始めました。
基本だけを告げてもらったため、あまり制限がないので、「どんな作り方が正解」ではなく「どんなものを作ってもいい!」という様子がうかがえます。現に私のいたテーブルでは、片方はお皿を、2人はカップを作り始めました。
粘土を伸ばすときは、両はじに5mmの厚さの板を置き、その上で麺棒を転がします。すると、厚さは5mmで均一になります。それ以上薄くならないように先生が準備してくれたものです。こどもたちの眼差しは真剣そのもの。時には同じテーブルの子ども同士、助け合います。その日が初対面ですが「これ貸してください」から始まり、「そこはお水をつけるんだよ」「その模様かわいい」などの会話が聞こえるようになってきました。
形を作り終えたら装飾を始めます。余った粘土をつける子もいればヘラで模様を付けるなど様々。お皿や箸置き組などは勿論、型紙から起こしたカップでも、この段階で一つとして同じものはありません。講師の先生は子どもたちのまず希望を聞いてくれ、カタチに起こすための手助けをして下さり、子どもたちのアイディアをとても大事にしてくれました。
中には、一度作ったカップの土台が、水のつけすぎでヨレてしまった子もいました。時間が経ってしまい、加えてどろどろになった土を練って直す作業はなかなか大変そうです。それを再生させた先生の奥さんの手には、思わず見入ってしまいました。
それから、大半の子は苦闘しながらも楽しんでいる様子でしたが、途中で「もう嫌だ」と言い出す子もいました。「どうして?」と聞くと「だってうまくいかないんだもん。上手にできない」とのこと。頭で描いていた通りにならないのも手作りならではです。「売ってるものとは違うんだよ。気に入ってないかもしれないけど、この辺の厚さが違うのもH君が作ったって印でいいじゃない。これはお店じゃ買えないよ〜」と声をかけると、その子の隣の子も「世界で一個だよ」と励まします。H君は渋々ながらもヘラを握り、再度テーブルに向かいました。
そんなこんなで作品が完成すると、出来た順に箱に詰めました。一度先生に持ち帰って頂き、焼いて貰うのです。一生懸命作った作品を壊さないようにそっと移す作業が、あちらこちらで始まりました。
お皿などは近くの子と協力しながら入れていきます。H君も大事そうに箱に入れています。
次に見る時がどうなっているのか楽しみだと、それぞれ期待を抱きながら、一旦作品とはお別れです。
26日の2回目は色を付けます!どんな色にしようかな〜と楽しみな議論も聞こえる中、1回目は終了です。さぁ、うまく焼きあがってくれるかな!?
体験活動の1回目。今日は陶芸についてレポートします。
陶芸自体の人気はもちろん、先生の人気が高いのも特徴です(こどもとおはなしの家では、昨年の体験活動や七夕まつりでオカリナ演奏をしていただくなど、馴染みのある会田不死人先生です)。
会場に入ると、それぞれ割り振られた席について、講師紹介と説明を聞きます。
麺棒の使い方や、カップを作りたい人には専用の型紙があること、水で張り付ける方法などを教わります。説明は短めでしたが、こどもたちにとってはそれがとっても良かったようで、各々自由に作り始めました。
基本だけを告げてもらったため、あまり制限がないので、「どんな作り方が正解」ではなく「どんなものを作ってもいい!」という様子がうかがえます。現に私のいたテーブルでは、片方はお皿を、2人はカップを作り始めました。
粘土を伸ばすときは、両はじに5mmの厚さの板を置き、その上で麺棒を転がします。すると、厚さは5mmで均一になります。それ以上薄くならないように先生が準備してくれたものです。こどもたちの眼差しは真剣そのもの。時には同じテーブルの子ども同士、助け合います。その日が初対面ですが「これ貸してください」から始まり、「そこはお水をつけるんだよ」「その模様かわいい」などの会話が聞こえるようになってきました。
形を作り終えたら装飾を始めます。余った粘土をつける子もいればヘラで模様を付けるなど様々。お皿や箸置き組などは勿論、型紙から起こしたカップでも、この段階で一つとして同じものはありません。講師の先生は子どもたちのまず希望を聞いてくれ、カタチに起こすための手助けをして下さり、子どもたちのアイディアをとても大事にしてくれました。
中には、一度作ったカップの土台が、水のつけすぎでヨレてしまった子もいました。時間が経ってしまい、加えてどろどろになった土を練って直す作業はなかなか大変そうです。それを再生させた先生の奥さんの手には、思わず見入ってしまいました。
それから、大半の子は苦闘しながらも楽しんでいる様子でしたが、途中で「もう嫌だ」と言い出す子もいました。「どうして?」と聞くと「だってうまくいかないんだもん。上手にできない」とのこと。頭で描いていた通りにならないのも手作りならではです。「売ってるものとは違うんだよ。気に入ってないかもしれないけど、この辺の厚さが違うのもH君が作ったって印でいいじゃない。これはお店じゃ買えないよ〜」と声をかけると、その子の隣の子も「世界で一個だよ」と励まします。H君は渋々ながらもヘラを握り、再度テーブルに向かいました。
そんなこんなで作品が完成すると、出来た順に箱に詰めました。一度先生に持ち帰って頂き、焼いて貰うのです。一生懸命作った作品を壊さないようにそっと移す作業が、あちらこちらで始まりました。
お皿などは近くの子と協力しながら入れていきます。H君も大事そうに箱に入れています。
次に見る時がどうなっているのか楽しみだと、それぞれ期待を抱きながら、一旦作品とはお別れです。
26日の2回目は色を付けます!どんな色にしようかな〜と楽しみな議論も聞こえる中、1回目は終了です。さぁ、うまく焼きあがってくれるかな!?
(Mu)
Posted by at 07:00 | この記事のURL